味噌・豆腐・チーズの美味しいおすすめのレシピをご紹介

昔から日本に存在する、味噌と豆腐は日本人の食卓に馴染み深いですよね。

また、今男女問わず人気のある食材にチーズがあります。

味噌や豆腐、チーズにはそれぞれ豊富な栄養も含まれており、一緒に食べることで身体にも良い影響がありますよ。

含まれる栄養素や、味噌・豆腐・チーズを使った美味しいレシピも一緒にご紹介します。

味噌・豆腐・チーズはどんな栄養があるの?

まず、それぞれどのような栄養があるのかを見ていきましょう。

<味噌の栄養>

味噌の代表食といえば、日本人ならみんなが大好きな味噌汁ですよね。

ほかにも、たくさんの用途が味噌にはあります。

味噌は大豆を発酵させることによりタンパク質が分解され、必須アミノ酸が全てが生成されます。

また、ほかにもビタミンやミネラル、食物繊維や炭水化物など、様々な栄養がギュッと詰まっている食品です。

さらに、大豆イソフラボンは女性必見の栄養素で、女性ホルモンと似た働きをしてくれるため、美肌効果等もあるといわれています。

<豆腐の栄養>

豆腐も日本人にとって味噌と同様、とても身近な食品です。

豆腐にはタンパク質が豊富に含まれており、同時にアミノ酸もバランス良く含んでいます。

ほかには脂肪も良く含むのですが、その中でも不飽和脂肪酸が多量に含まれるので、コレステロールを減らしたり、動脈硬化や高血圧予防にもなります。

<チーズの栄養>

チーズも近年流行しており、専門店も増えていて様々なチーズを食べる機会が増えましたよね。

チーズの注目すべき栄養素はなんといってもカルシウムです。

カルシウムといえば牛乳や小魚と思いがちですが、チーズから摂ればたくさん食べなくても大丈夫です。

日本人はカルシウム不足といわれていますので、積極的に摂るようにしましょう。

ほかにも、タンパク質やビタミンB2、ビタミンAも多く含むので、栄養豊富ですよ。

味噌・豆腐・チーズの種類をご紹介!

味噌、豆腐、チーズと一口にいっても、たくさん種類があります。

皆さんはどのくらいご存知ですか?

一部をご紹介します。

<味噌の種類>

~麹による分類~

・米味噌 大豆に米麹を加えて作ったもので、全国各地で生産されています。

・麦味噌 大豆に麦麹を加えて作ったもので、西日本が主な生産地です。

・豆味噌 大豆のみを主原料にしたもので、中京地方が主な生産地です。

~色による分類~

味噌に色の違いがあるのは、メイラード反応(原料の大豆などのアミノ酸が糖と反応することにより、褐色に変化すること)のためです。

時間が経つと色が濃くなります。

<豆腐の種類>

豆腐の種類は、絹ごし豆腐か木綿豆腐が代表的ですが、ほかにも種類がありますよ。

・木綿豆腐 豆乳を凝固させて崩した豆腐のことです。

・ソフト豆腐 木綿豆腐と絹ごし豆腐の中間の豆腐です。

・寄せ豆腐 木綿豆腐の工程中、型に入れる前の寄せた状態の豆腐です。

・絹ごし豆腐 柔らかでなめらかな豆腐です。

・充填豆腐 容器密閉後、加熱凝固されることで殺菌され、日持ちが良い豆腐です。

<チーズの種類>

・フレッシュタイプ 熟成されないチーズです。(マスカルポーネ、モツァレラ等)

・ウォッシュタイプ チーズを洗いながら熟成するチーズで、匂いが強いです。(ルイ、マルキ等)

・ハードタイプ 水分が38%以下の硬いチーズです。(ラクレットチーズ等)

・セミハードタイプ 水分を38~46%まで減らしたチーズでクセがないのが特徴です。(ゴーダチーズ等)

・青カビタイプ 塩辛さが特徴のチーズです。(ゴルゴンゾーラチーズ等)

・白カビタイプ もっちり、クリーミーが特徴のチーズです。(カマンベール等)

・シェーブルタイプ 乳牛でなく、山羊のミルクから作られたチーズです。(シャビ・レザン等)

・プロセスチーズ ナチュラルチーズを一度溶かし、固めたものです。(さけるチーズ等)

まるでチーズ?!豆腐の味噌漬け

豆腐や味噌、チーズが栄養豊富であることがわかりましたね。

それでは、それを使った料理を作ってみましょう。

少し前に話題になった、豆腐の味噌漬けをご紹介します。

本当のチーズを食べるよりカロリーが低く、ヘルシーですよ。

【材料】

・豆腐 1丁
・味噌 100g
・みりん 大さじ1と1/2~2

【作り方】

①豆腐は良く水を切っておきます。

②味噌とみりんは混ぜておきましょう。

③ラップに味噌とみりんを混ぜたものを塗ります。

④水を切った豆腐をキッチンペーパーでくるみます。

⑤味噌を塗ったラップに豆腐をのせ、くるみましょう。

⑥保存容器に入れて、2~3日ほど冷蔵庫で寝かせます。

豆腐がチーズのようにねっとりしっとりと変身しますよ。

チーズが好きで本当はたくさん食べたいけど、カロリーが気になるという方はぜひお試しください。

冷蔵庫で1週間~10日ほど保存可能です。

豆腐の水をしっかり切ることが、長く保存できるコツですよ。

豆腐でチーズグラタン

続いてのレシピはホワイトソースの代わりに豆腐とおからを使います。

変わり種のグラタンはいかかでしょうか。

【材料】

・絹ごし豆腐 120g
・おから 100g
・クリームチーズ 15g
・マヨネーズ 大さじ2と1/2
・味噌 小さじ1
・パン粉 適量
・シュレッドチーズ 適量
・塩コショウ 少々
・パセリ粉 少々

【作り方】

①絹ごし豆腐をボウルに入れて、なめらかになるまで練ります。

②おから、クリームチーズ、マヨネーズ、味噌を①のボウルに入れてよく混ぜましょう。

③塩コショウで味を調えます。

④耐熱皿に③を入れて、シュレッドチーズとパン粉をかけます。

⑤200℃のオーブンで10分程度、焼き色が付くまで焼いてください。

⑥焼けたら、パセリを散らして完成です。

野菜等の具は特に入っていないレシピですが、もし野菜や魚介類又は肉類を入れる場合は、塩コショウは濃いめに加えてくださいね。

おつまみにも!味噌チーズつくね

材料を混ぜて焼くだけ、簡単レシピです。

おかずはもちろんですが、おつまみとしても美味しく食べられますよ。

【材料】

・鶏ひき肉 250g
・絹ごし豆腐 1/2丁
・味噌 大さじ1
・マヨネーズ 大さじ1
・片栗粉 大さじ1
・とろけるチーズ 1枚
・サラダ油 大さじ1

【作り方】

①とろけるチーズ以外をボウルに入れ、なめらかになるまでよく混ぜてください。

②とろけるチーズは適当なサイズにちぎっておきます。

③フライパンにサラダ油を入れて温めましょう。

④ ①を手に取り、その中にちぎっておいたチーズを入れて形を整えてください。

⑤強火で2分程焼きます。

⑥焼き色が付いたらひっくり返して、蓋をし弱火で3分程更に焼きます。

⑦火がしっかり通ったら完成です。

つくねにかける調味料は醤油でも美味しいですし、さっぱり食べたいときはポン酢もおすすめです。

トースターで作る豆腐の味噌焼き

とても簡単に出来てしまうおかずをご紹介します。

マヨネーズ味なので子供も食べやすく、人気のレシピです。

凝ったものは作るのが面倒、でも、もう一品作りたいというときもおすすめです。

【材料】

・木綿豆腐 1丁
・ツナ缶 1缶
・味噌 小さじ2
・みりん 小さじ2
・マヨネーズ 小さじ1
・とろけるチーズ 適量
・パセリ粉 適量

【作り方】

①木綿豆腐は8等分します。

②豆腐鍋で2~3分煮て水を切りましょう。

③キッチンペーパーをしいたザルにおいて、更に水を切ります。

④ツナ、味噌、みりん、マヨネーズを混ぜて、豆腐の上にのせます。

⑤更にチーズをのせてトースターで焼き、チーズが溶けたらパセリ粉を散らして完成です。

豆腐1丁といっても、物によって多少サイズが異なります。

上に乗せる調味料が足りない場合は、少し多めに作ってくださいね。

味噌・豆腐・チーズを上手に使って美味しいごはんを!

ご紹介してきたように、味噌と豆腐とチーズは一緒にしても美味しく食べられる食材です。

味噌も豆腐もチーズも単体で使おうとすると、意外とレシピがワンパターンになりがちですよね。

今回ご紹介した、レシピを参考に、ぜひ調理をしてみてください。