ご飯がすすむ!牛肉と味噌の料理!6つの簡単レシピをご紹介

鶏肉や豚肉と比べて、価格が高く手が出しづらいイメージが牛肉にはあります。

しかし牛肉といっても色々な部位の肉が入ったこま切れや、肩ロース肉は安価なのでお財布にやさしいです。

こちらではそんな安価な牛肉と、たいていのご家庭にある味噌を使った簡単なレシピをご紹介致します。

良コスパで、牛肉の旨みたっぷりの、びっくりするくらい美味しい料理が作れますよ。

是非参考にしてみてください。

手軽な牛肉の常備菜レシピ

こちらは味噌と、牛肉こま切れの炒め物のレシピです。

味噌はたいていのご家庭にありますし、こま切れは気軽に買える価格の牛肉です。

コスパ良し、味良しの人気おかずになること間違いなしです。

簡単に作れるので、常備菜にしたり、お弁当のおかずにもおすすめです。

しっかりした味付けなので、おつまみにするとお酒がすすみます。

熱々ご飯に千切りキャベツを敷き、その上にこのごま味噌炒めをのせると、美味しい丼物にもなります。

【材料】

・牛肉こま切れ 100g
・サラダ油 小さじ1
◎味噌 小さじ2
◎砂糖 小さじ1
◎酒 大さじ1
・白いりごま 大さじ1
・塩 少々
・こしょう 少々

【作り方】

①調味料の◎を、よく混ぜ合わせておきます。

②フライパンに油をひき、よく熱します。

牛肉を加え、肉の色が変わるまで2~3分炒めます。

③合わせておいた①を、②のフライパンに加えます。

全体にからめながら2~3分炒めます。

白ごまをふり、塩、こしょうで味をととのえて完成です。

牛肉の味噌マヨ和え!

続いては、味噌とマヨネーズのコクが美味しい、和え物のレシピです。

和風、洋風どちらの献立にもあう料理で、ちょっとした前菜にもおすすめです。

牛肉は、切り落しのかわりにしゃぶしゃぶ用を使うと、メイン料理としても喜ばれます。

肉類は70℃の湯で茹でると、固くならずしっとりと茹で上がります。

鍋の茹で湯を、70℃程度にする工程を、はずさずに作るのがコツです。

【材料】

・牛もも切り落とし肉 300g
・ブロッコリー 1個(350gほど)
・にんじん 1本(100gほど)
◎味噌 大さじ1
◎マヨネーズ 大さじ3
◎醤油 小さじ1
◎砂糖 小さじ2
◇醤油 大さじ1
・白すりごま 大さじ3

【作り方】

①牛肉は大きければ、食べやすい長さに切ります。

②ブロッコリーは小房に分けます。

残ったブロッコリーの茎は、皮を厚くむき、5mm厚さの輪切りにします。

にんじんは4cmの細切りにします。

③大きめの鍋に、水5カップ(分量外)を入れて沸騰させます。

ブロッコリー、にんじんを加えて、強火で4~5分ほど茹でます。

茹で湯を捨てないように、野菜をお玉ですくい、ザルにとります。

④鍋に入った③の湯をもう一度沸騰させ、水を2と1/2カップ(分量外)加えます。

これで湯の温度が、70℃程度になります。

次に鍋の火を弱めの中火にし、牛肉を3回に分けて加えます。

ほぐしながら牛肉を茹で、肉の色が変わったら、③のザルにとり、水気を切ります。

⑤ボウルに茹でた④の牛肉と野菜を入れ、◇の醤油をからめて粗熱をとります。

⑥別のボウルに、調味料の◎を入れて、よく混ぜます。

汁気をしっかり切った⑤と、白すりごまを加え、和えたら完成です。

牛肉とごぼうの味噌炒めレシピ

続いては、牛肉とごぼうの、味噌炒めのレシピです。

さしが入ったしゃぶしゃぶ用を使うと、炒めている間にボロボロと崩れてしまいます。

手軽な値段の、牛肉こま切れを使ったほうが、かえって仕上がりもよく、しかもコスパも良いですよ。

しっかりした味付けなので、こちらもお弁当に入れたり、お節のお重に詰めるのもおすすめです。

【材料】

・牛肉こま切れ 200g
◎酒 大さじ1
◎醤油 大さじ1
◎はちみつ 大さじ1
◎生姜すりおろし 1~2かけ
・ごぼう 1本
・ごま油(炒め用) 適量
◇味噌 大さじ1~2
◇みりん 大さじ2

【作り方】

①ごぼうは金だわしでこすって、きれいにします。

表面をきれいにしたごぼうを、3~4mmの斜め切りして、薄い酢水にさらします。

②牛肉は、大きいものは食べやすい大きさに切り、◎と混ぜます。

③フライパンにごま油をひき、熱します。

水気を切ったごぼうを炒め、蓋をして弱火で蒸し煮し、やわらかくします。

④ごぼうを蒸し煮している間に、◇の味噌だれを合わせ、よく混ぜておきましょう。

⑤やわらかくなったごぼうの入った③へ②の牛肉を入れ、色が変わるまで炒めます。

合わせておいた、④の味噌だれを入れて、さらに炒めます。

肉に火が通ったら完成です。

トマトでさっぱり味なしぐれ煮

しぐれ煮というと、たいてい甘辛い醤油で煮たものです。

しかしこちらはトマトと味噌を使った、さっぱりとしかもコクのあるしぐれ煮のレシピです。

鍋で調味料と牛肉を煮詰めるのではなく、まず牛肉を湯通しするので、肉の脂とやわらかさが活かされます。

こちらのレシピも、牛肉をしっとりと茹で上げるよう、湯通しする湯を70℃程度にしましょう。

【材料】

・牛肉肩ロース薄切り 300g
・生姜細切り 30g
◎トマト(角切りの状態で) 100gほど
◎白ワイン 大さじ3
◎みりん 大さじ1
◎醤油 大さじ1
◎砂糖 大さじ2
・味噌 大さじ1

【作り方】

①鍋に湯を沸かし、トマトを入れます。

皮が軽く弾けたら、氷を入れた冷水にトマトをとり、綺麗に皮をむきます。

その後、トマトを角切りにします。

②大きめの鍋に水5カップ(分量外)を入れて沸騰させます。

さらに水を2と1/2カップ(分量外)を加えます。

湯の温度を70℃程度にしたら、弱めの中火にします。

③牛肉を1枚ずつ②の湯に通します。

牛肉の色が変わったら、直ぐに氷を入れた冷水で冷やし、キッチンペーパーの上に出します。

④別鍋に◎の調味料と、①のトマトの角切り100gを入れ、5分程煮詰めます。

⑤味噌を小鉢に入れ、④の煮汁を少量入れて溶きのばし、④に戻します。

⑥湯通しした③の牛肉と、生姜を⑤の鍋に入れ、全体に絡ませます。

牛肉が温まってきたら、皿に盛り、完成です。

自宅で手軽に牛肉の味噌漬け

皆さん、牛肉の味噌漬けを食べたことはありますか?

スーパーマーケットではなかなかお目にかからないのが、牛肉の味噌漬けです。

贈答用食品ではお馴染みですが、自宅用に買うのは手が届きにくいものです。

しかし自分で作ってしまえば、いつでも手軽に、牛肉の味噌漬けを楽しめます。

こちらでご紹介するのは、ご飯がすすむしっかり味の、牛肉の味噌漬けのレシピです。

簡単に作れますし、おもてなしにもおすすめなので、是非試してみてください。

【材料】

・牛ステーキ用肉 2枚(2枚合わせて300gほど)
・長ねぎ 1本
・生しいたけ 4枚
◎味噌 大さじ2と1/2
◎みりん 大さじ2
◎にんにくすりおろし 小さじ1/2
・塩 少々

【作り方】

①味噌だれの◎をよく混ぜ、牛肉の両面に塗ります。

②調味料を塗った牛肉をラップで包み、冷蔵庫で30分以上おきます。

③長ねぎは4cmの長さに切ります。

しいたけは軸を切りとっておきます。

④牛肉の味噌をキッチンペーパーで拭い、魚焼きグリルで両面を焼きます。

好みの焼き加減で、牛肉に火を通します。

グリルの牛肉の脇で、長ねぎ、しいたけも一緒に焼きます。

⑤焼けた牛肉、長ねぎ、しいたけを器に盛ります。

野菜に塩少々をふり、完成です。

白味噌の甘さが活きる煮込みレシピ

牛肉の煮込み料理というと、ビーフシチューや赤ワイン煮込みなど高級な料理を思い浮かべることが多いですね。

しかしこちらはたいていのご家庭にある味噌と、手軽な値段で手に入る、肩ロース肉を使ったレシピです。

他の材料も安価で、スーパーマーケットで手に入るものばかりなので、思いついた時にいつでも作れます。

こちらも和風、洋風、どちらの献立にも合う、融通のきく一品です。

是非作ってみてください。

【材料】

・牛肉肩ロースかたまり 500gほど
・塩 小さじ1/2
・生姜みじん切り 20g
・ごま油 大さじ2
◎白味噌 大さじ4~5
◎酒 100cc
◎みりん 大さじ2
◎水 200cc
・刻みねぎ 適宜
・一味唐辛子 適宜

【作り方】

①牛肉を2~3cm角くらいに切り、全体に塩をふります。

②ごま油を熱した鍋に、生姜を入れ、香りが出るまで炒めます。

続いて牛肉を入れ、全体にうっすらと、焦げ目がつく程度に焼きます。

③牛肉を炒めた鍋に、◎の材料を加えます。

弱火で1~2時間ほど加熱し、煮込みましょう。

器に盛り、刻みねぎと一味唐辛子を散らして完成です。

牛肉料理を手軽に

こちらでは牛肉と味噌を使った、6つのレシピをご紹介致しました。

皆さんご覧になっていかがでしたか?

ワンコインで作れるコスパの良い常備菜や、普段はなかなか食べられない、牛肉の味噌漬けのレシピもご紹介致しました。

すぐに作ってみたくなったかたも、きっといると思います。

たいていのご家庭にある味噌を使ったレシピで、手軽なものばかりなので、是非作ってみてください。