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長岡名物!醤油おこわのルーツは?蒸し器がなくても大丈夫?

      2018/01/27

長岡名物!醤油おこわのルーツは?蒸し器がなくても大丈夫?

一般的に赤飯といったら、白いもち米に小豆やささげが入ったもの。

ほのかにピンク色に染まったご飯は、お祝いの場に縁起がいいものとして、利用されていますね。

ところが、新潟の長岡市の名物である「醤油おこわ(赤飯)」は一般的な赤飯とは少し違います。

今回は、醤油おこわのルーツについて、探ってみましょう。

また、一般的におこわなどは蒸し器を使用しますが、蒸し器がなくても作れるのでしょうか。

一緒にご紹介していきます。

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長岡名物「醤油おこわ(赤飯)」は普通の赤飯とどう違う?

新潟県長岡市周辺の限られた地域で見かける独特の赤飯、それが「醤油おこわ」です。

醤油おこわの他に、醤油赤飯など、呼び方は様々ありますが、長崎の人たちはシンプルに「赤飯」と呼んでいるそうです。

以前、醤油おこわは慶弔に欠かせない料理として出されていましたが、最近では日常的にスーパーなどでも販売され、一般家庭でも日頃から食されるようになりました。

ピンク色の「赤飯」も、今ではコンビになどで日常的に食べることはできますが、長岡の「醤油おこわ」は完全なる日常食であり、長岡の人にとっては、食卓で定番のメニューとなっています。

一般的な赤飯といえば、小豆やささげの煮汁でお米を色づけしたものを蒸し器で蒸かし、さらに塩味で食すものですね。

反対に醤油おこわは、名前の通り醤油を使った色づけ、さらにみりんや酒などを使った味付けとなっています。

そして、小豆やささげよりも一回り大きい「金時豆」を使っていることも特徴のひとつです.

長岡市に本社を構えるスーパーでは、醤油おこわを大々的に販売しています。

醤油おこわのルーツは?

蒸し器を使った調理方法は同じものの、やはり一般的な赤飯と醤油おこわは違ったものです。

この「醤油おこわ」は、長岡周辺に限られたもの限定です。

新潟県内を見ても、不思議と他の地域で食される赤飯は、普通の赤飯です。

醤油おこわは、なぜ長岡周辺だけと限られた地域でしか見かけることができないのでしょうか。

そのルーツですが、実ははっきりとしたルーツは判然とされていません。

ある説では、もち米や醤油の需要を増やすために始めたという説もあります。

また、昔の長岡では、ささげがなかなか採ることができず、身近にあった醤油で色づけをしたのが始まりという説もあります。

さらに、江戸時代に長岡藩の殿様が大阪相撲の力士をつれてきたのがきっかけという説もあります。

この殿様から醤油や味噌の製造を許可された元力士は、店の前にあった寺に醤油を譲り、その寺が醤油で味付けした米を提供したことが、明治時代の文献にも記されています。

また、当時使われていた醤油は、赤味噌から取れる「たまり」で、取れる量も少ない貴重なものでした。

赤味噌のたまりを使ったことから、もち米が赤くなり、それから「醤油赤飯」になったのではないかともされています。

他にも様々な説がありますが、はっきりとしたルーツについてはまだまだ謎が多いようです。

飽きずに食べられる味付けが魅力の醤油おこわ

普通、赤飯などはお祝い事に食べられるメニューとして出されますが、長岡では日常的に食べる文化があるところが珍しいですよね。

長岡では、この醤油おこわを昼食に食べたり、夕食に食べたりすることも多いようですが、その理由には食べ飽きない味付けにあるといいます。

長岡の醤油おこわのたれには、醤油のほかにみりんや酒、砂糖などが入っているため、塩で味付けする普通の赤飯と違い、単調ではない味わいがあります。

新潟で採れる美味しいお米と、シンプルかつ飽きのこない味付けが長岡の人たちに愛されているのですね。

醤油やみりんなどで味付けされた醤油おこわは、県外からのファンも多いといいます。

醤油おこわは、長岡の人たちに定着し、家庭の味として伝統を受け継がれてきました。

今でも、その伝統を失わないように、郷土料理の一種として家庭で醤油おこわを伝えていく取り組みも行われています。

それでは、長岡の伝統食である醤油おこわですが、蒸し器を使わずに作ることはできるのでしょうか。

蒸し器を使わずに炊飯器で醤油おこわを作るレシピ①

「醤油おこわを作りたいけど蒸し器がない」そんな方もいらっしゃるかと思います。

安心してください。

蒸し器がなくても、醤油おこわは作ることが可能です。

まずは、どのご家庭でもある「炊飯器」を使ったレシピをご紹介していきます。

《醤油おこわ2合分》

~材料~
・金時豆 50g
・もち米 2合
・醤油 25CC
・酒 65CC
・砂糖 大さじ1

まず作る前に、金時豆をたっぷりの水に入れておき、一晩置いておきます。

寒い時期は、10時間から12時間程度浸けておいてください。

金時豆のシワがなくなり、ふっくらしてきた頃が目安になります。

翌日、浸けておいた金時豆をそのままの状態で火にかけ、加熱し、沸騰したらザルにあげていきます。

次に、金時豆の渋みを抜くためお鍋に水を入れ替え、(豆が被る程度)15分から20分弱火で煮ていきます。

金時豆を煮ている間、もち米を水で研ぎ、ザルにあげておきます。

金時豆を煮ていると、アクが出ると思うのでこまめに取り除いていきましょう。

アクを取り除く際は、あまり金時豆に触れてしまうと金時豆の皮が破れ、見た目が悪くなってしまうので注意しましょう。

茹であがった金時豆は、いったんザルに出しておきましょう。

蒸し器を使わずに炊飯器で醤油おこわを作るレシピ②

炊飯器を使った醤油おこわレシピの続きをご紹介していきます。

研いでおいたもち米を、炊飯器に入れ、醤油やみりんなどの調味料を加えていきます。

炊飯器のおこわのラインまで水を入れたら、全体を混ぜ均一にしていきます。

茹でた金時豆の水がよく切れていることを確認したら、もち米の上に乗せて、60分ほど浸けておきます。

60分経ったら、おこわモードで炊飯していきます。

炊き上がったら、軽く混ぜ完成となります。

このレシピであれば蒸し器を使わずに簡単に醤油おこわが作れますね。

さらに、炊飯器を使うことで、少量食べたいときにも活用できるレシピです。

金時豆は一晩水に浸けることで、一回り大きくなり、さらに炊き上がる頃には二回りほど大きくなります。

お好みで金時豆の量を調整して見てくださいね。

本格的に!蒸し器を使った醤油おこわレシピ

最後は、本格的に蒸し器を使った醤油おこわのレシピをご紹介していきます。

蒸し器を使ったレシピは一度にたくさんの醤油おこわが作れますので、お祭りなどの行事や法事、子供会などにもおすすめです。

早速レシピをご紹介します。

《醤油おこわ5合分》

~材料~
・金時豆 80g
・もち米 5合
・醤油 65CC
・酒 200CC
・砂糖 大さじ2.5

作り方は、先ほどの炊飯器に材料を投入するまでは、ほとんど変わりません。

ただし、もち米は水に一晩、短くても3時間程度浸しておきましょう。

蒸し器で作る場合、蒸し器の一段目にお湯をはっておきます。

二段目の固く絞った濡れ布巾を敷き、そこにもち米を投入し、平らに広げ、濡れ布巾で包み込むように被せます。

強火で15分程度蒸したら、大き目のボウルに移し、調味料を混ぜ合わせます。

もち米と調味料が馴染んだら再び蒸し器に戻して、金時豆を上に乗せ10分間蒸していきます。

蒸しあがったら完成です。

醤油おこわは、炊きたてはもちろん、おにぎりにしても、お弁当にいれても美味しいです。

たくさん作って余ってしまったときは、冷凍に保存すると、長く食べることができますよ。

ぜひ醤油おこわを作ってみてくださいね。

長岡名物!醤油おこわを作ろう

醤油おこわのルーツなどについて見てきましたがいかがでしたか?

新潟県の長岡周辺でしか見られない「醤油おこわ」ですが、自宅でも簡単に作ることができます。

地元のみならず、地方の方たちからも愛されている醤油おこわ、是非ご自分で作られてみてはいかがでしょうか。

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