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畑に使うのは、においのしない無機肥料?臭い有機肥料?

      2017/12/27

畑に使うのは、においのしない無機肥料?臭い有機肥料?

畑で健康な野菜を育てるためには、肥料が必要になってきます。

そんな肥料は、においのしない無機肥料と、臭いにおいのする有機肥料があるのを、ご存知でしょうか?

今回は、この2種類の肥料のメリット・デメリットについて、ご紹介します。

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畑に使う肥料は臭い

庭やベランダを畑にして、無農薬の野菜を自分で育てて収穫して食べるなんて、憧れますよね。

畑に挑戦するために必要なのは、土、種、そして肥料です。

しかし、畑に肥料が撒かれたとき、少しにおいを感じます。

また、肥料は臭いイメージがある方も多いのではないでしょうか。

肥料のにおいで、近所にまで迷惑をかけてしまうことを考えると、においの強い肥料を使うのは考えものです。

最近の肥料は、無機肥料と有機肥料の2種類があり、家庭用に配慮されたものも売られているので、気軽に畑づくりに挑戦しやすくなっています。

この2種類、どっちが良いの?と聞かれると、正直どちらにも良し悪しがあり、こちらが良いとは一概に言えません。

一体何が違うのかご紹介していきますので、どちらがご自身で使うのに適しているのかを判断して、購入してみてください。

無機肥料は臭いにおいがなく家庭の畑に最適

無機肥料とは、主に鉱物質である硫安や石灰等を原料として作られた肥料のことを言います。

植物は、窒素・リン酸・カリウムの3つを主に栄養として、吸収して育っています。

無機肥料は、この3つの栄養をたくさん含み、これを植物が吸収することで育ちます。

化学肥料は、無機肥料だと考えている人は多いかもしれません。

しかし、化学肥料は無機肥料を化学合成して作ったものなので、厳密には、全く同じものというわけではありません。

この無機肥料を使う一番のメリットは、効率よく植物を育てることができるというところです。

無機肥料は水に溶けやすい性質であるため、植物は肥料をたくさん吸収することができます。

ですから、普通に育てる植物よりも、かなり早く成長してくれますし、早く収穫することができます。

また、鉱物質なものから肥料を作るので、臭いにおいがせず、害虫が発生することがありません。

そして、価格も有機肥料に比べ、かなり安く、ケチることなく使うことができます。

まさに、家庭で畑をするには、ピッタリの肥料と言えます。

有機肥料は畑の土を健康に

有機肥料とは、堆肥や油粕、鳥や牛の糞などの有機物を原料として作られた肥料のことを言います。

有機肥料無機肥料とは違い、植物に働きかけるというよりも、土の中の生き物や微生物に働きかけます。

生き物や微生物は有機物をエサとしているため、土に有機肥料が撒かれれば、そのにおいに寄ってきて住み着いてくれます。

しかし、この臭いにおいは、私たち人間が好まないものです。

土の中の生物や微生物は、有機物というエサが豊富にあることで活動的になり、土をよく耕します。

土を耕してくれれば、土が柔らかくなり、保水力も上がります。

植物は窒素・リン酸・カリウムを主に栄養にしているとお伝えしましたが、栄養にしているのは、それだけではありません。

亜鉛・カルシウム・マグネシウムなども、栄養として植物は育ちます。

これらの栄要素は、有機肥料には含まれていますが、無機肥料には含まれていません。

有機肥料を使うことで、植物が栄養分をたくさん蓄えることができます。

植物に直接働きかけるわけではないので、植物を育てる即効性はないものの、土の状態はとても良くなり、植物も健康に育つことができるのです。

畑の土や植物の健康を考えるなら、有機肥料は、とても良い効果を発揮します。

無機肥料の使用は土の環境を悪化の原因に

無機肥料にも有機肥料にも、デメリットもあります。

無機植物は、水に溶けやすいことから、栄養を吸収しやすいのですが、効果が切れるのも早いです。

そのため、頻繁に肥料を与える必要があります。

肥料を与えずに放置しておくと、栄養が足りない状況になってしまいます。

だからといって、たくさんやりすぎても逆効果です。

無機肥料は効果が強いので、やりすぎると栄養の濃度が濃くなりすぎて水分が失われ、植物を枯らしてしまう、肥料焼けの原因になります。

また、無機肥料を使うと、有機肥料を使うよりも土が痩せてしまいます。

これは無機肥料自体が悪いわけではないので、植物や土にダメージを与える原因ではありません。

有機肥料を使えば、生き物や微生物がエサの在りかとして、土に多く生息することがあります。

しかし、無機肥料は臭いにおいがない代わりに、生き物や微生物のエサになる要素がありません。

そのため、エサのある場所を探し求めて、土からどんどん出ていくことで減っていくのです。

土を耕し、土を肥やしてくれていた生き物や微生物がいなくなれば、土は痩せていき、土の環境は悪化してしまいます。

畑を続けていこうと考えている人にとって、土の環境悪化は問題です。

有機肥料の臭いにおいやデメリット

有機肥料のデメリットは、植物に対して即効性がないことはもちろん、値段も無機肥料に比べて高めになります。

そして何より、臭いにおいがすること、虫が寄ってくることも大きな問題です。

有機肥料は、効果が出るまでに時間が掛かることを考えて、使用しなければなりません。

効果は温度が影響しているので、冬場は特に効果が出るまでに、時間が掛かってしまいます。

有機肥料は土に働きかけるので、栄養の過剰摂取にならず、長く効果のある肥料です。

しかし、だからこそ、自然による影響を大きく受けやすく、扱いが難しいところがあります。

また、有機物が入っているからには、悪臭を回避することはできません。

この臭いにおいは、良い生き物や微生物だけでなく、ハエや害虫たちも引き寄せてしまいます。

初心者が家庭で気軽に畑にチャレンジしてみようというときには、あまり向いていないでしょう。

自分に合った肥料を使おう

これらの特徴を踏まえれば、初心者の人は初めは値段が安く、扱いやすい無機肥料から使用してみるほうがおすすめです。

成長も早いので、植物を育てる楽しさも、感じやすくなるでしょう。

そして、経験を通して知識を身につけ、少し本格的に作りたいと感じれば、有機肥料を使うと良いです。

家庭で有機肥料を使う場合、一次発酵をして、二次発酵していない有機肥料がおすすめです。

未発酵のものは、かなり臭いにおいがしますし、病気のもとになってしまうなど、扱いが難しいです。

逆に、完全発酵させたものは臭くはないのですが、全くにおいがしないものは、微生物も畑に寄ってきません。

つまり、効果は薄いです。

そこで、その間である二次発酵前のものを使えば、臭いにおいは少々抑えられ、効果も感じることができます。

また、無機肥料と有機肥料を混ぜて使うのもおすすめです。

無機肥料の即効性の効果と、有機肥料の土の環境を良くする効果の2つを組み合わせて、お互いの短所を補うことができます。

ご自身に合った肥料を使って、自家栽培に挑戦してみてください。

肥料を役立てよう

無機肥料も有機肥料も、メリットだけではなく、デメリットもあります。

それらを踏まえたうえで、肥料選びをしましょう。

臭いにおいが嫌だからと、無機肥料を選びがちですが、この2つの肥料を上手く使うことができれば、健康的でおいしい野菜を作ることができますよ。

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