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ミニトマトの栽培には連作障害がつきもの?その対策法とは

      2017/12/11

ミニトマトの栽培には連作障害がつきもの?その対策法とは

ミニトマトは、見た目もかわいくて、栄養満点ですから、家庭菜園でも人気の野菜です。

プランターや植木鉢で栽培できるのも魅力ですね。

しかし、トマトやミニトマトが「連作障害」という障害に弱いことをご存知ですか。

今回は、トマトやミニトマト栽培における連作障害について調査しました。

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ミニトマトは連作障害が起きやすい?

トマトやナス、ピーマンなど、彩り豊かなナス科の野菜は栄養満点で、常備しておきたい野菜ですね。
これらの野菜を家庭菜園で栽培している人も、いるのではないでしょうか。

トマト・ナス・ピーマンは、同じくナス科の野菜です。

栽培するのに、連作障害が起きやすいと言われています。

連作障害は、同じ場所で同じ野菜を栽培し続けると育ちが悪くなったり、病気になりやすくなってしまう障害です。

連作障害が起きてしまう原因は、大きく2つあります。

ひとつめは、同じ野菜ですと、同じ肥料・同じ微量要素を必要とするため、毎年同じ野菜を育てていると、その養分が土壌から少なくなってしまいます。

ふたつめは、病原菌や害虫が発生した場合、毎年同じ環境のため、死滅せずに繁殖しやすくなってしまうことです。

そのため、病害虫の被害を受けやすくなってしまいます。

トマトが大好きで、毎年育てたいけれど、毎年同じ場所で育ててはダメなの?と思いますよね。

もし、連作障害が不安でしたら、プランターでミニトマトの栽培をしましょう。

プランターでしたら、毎年土を入れ替えるので、連作障害の心配はありません。

しかし、畑で育てたいという場合もありますよね。
畑で連作障害を防ぐには、どのようにすればよいのでしょう。

連作障害の予防方法

連作障害を防ぐには、毎年同じ野菜を栽培しないというのが確実ですが、限られた土地では、それも難しいですよね。

連作障害を防ぐには、いくつか方法があります。

・新しい土を入れる
土・客土・堆肥をすき込みます。

プランターの場合も、一度使った土は使わないでください。
毎年、新しい土を用意します。

・天地返し
表土と、30cmの深さまでの土壌を入れ替えます。

・消毒
薬剤を使ったり、日光により消毒をする方法もあります。

・接ぎ木苗を使う
ミニトマトを苗から育てるのは初心者には難しいのですが、病害虫に強い、接ぎ木苗を利用すると、初心者でも収穫まで栽培ができます。

連作時に、抵抗性台木の接ぎ木苗を使うと、病原菌の発生を抑えることができますよ。

・病気に強い品種を選ぶ
トマトは、年々品種改良が行われています。

病気に強い品種も開発されていますので、そういった品種を選ぶという手段もあります。

ただ、絶対病気にならないというわけではありません。

・コンパニオンプランツ
トマトは、バジルと一緒に育てると両方に良い影響を与え合い、良く育つと言われています。

味が良くなり、害虫予防や水分調整をしてくれる効果が期待ができます。
トマトの株元にバジルを植えるだけなので、簡単で挑戦しやすい方法です。

トマトとバジルは料理の相性も良いので、一緒に育てると一石二鳥ですね。

連作障害を防ぐための輪作という栽培方法

さらに、連作障害を予防するために、「輪作」という方法もあります。

輪作は、畑を4つくらいの区画に区切り、栽培する野菜を毎年ローテーションで回していく栽培方法です。

4区画でしたら、4年ごとに同じ科の野菜を植え付けることになります。
狭い畑であっても、できるだけ区切って輪作した方が、病害虫の被害に遭いにくくなります。

栽培する野菜は、2年続けて同じ科の野菜にならないようにしましょう。

例えば、

トマト(ナス科)→ダイコン(アブラナ科)→エダマメ(マメ科)→キュウリ(ウリ科)

という感じです。

トマトを栽培した後に育てるのに適さない野菜は、

・ナス
・キュウリ
・ピーマン
・ジャガイモ

などです。

意外ですが、ジャガイモもナス科の野菜ですので、気を付けてくださいね。

同じ科にならないように育てるだけなので、そんなに手間ではありません。

ひとつの畑で、4種類の野菜を育てることができるので、野菜の栽培が好きな人は、輪作に挑戦してみてはいかがでしょうか。

連作障害を防ぐ方法についてお話してきましたが、実際に連作障害になってしまったら、トマトやミニトマトはどのようになってしまうのでしょう。

連作して栽培するとミニトマトはどうなる?

連作障害が起きてしまうと、病気になりやすく、育ちが悪くなって収穫量も減ってしまいます。

トマトやミニトマトの品質が、劣化することもあります。
かかりやすくなるのは、次のような病気です。

▽青枯れ病

元気に育っていた株が、青いまま枯れてしまう病気です。
その名前の通りの現象が起きます。

根から侵入した菌が、茎の管を侵しながら上っていき、上部に栄養を送らずに枯らしていきます。

青枯れ病の症状は、夏の栽培で、しっかり水をやっていても、しおれてしまっています。

昼間はしおれていて、夜になると回復しているというような場合は、青枯れ病を疑いましょう。

この青枯れ病の厄介なところは、菌が地中深く、何年も生き残っていることです。
そのため、一度発生してしまいますと、完全に死滅させるのが難しいのです。

対策としては、青枯れ病が発生した株を取り除きます。
その周りの土も取り除きましょう。

畑にそのまま置いておかず、畑の外に出して処分します。
他の株に感染させないことが大切です。

しかし、薬剤を使わずに青枯れ病を治すことはできません。

株全体に広がる前に、薬剤を使用すると回復することもあります。
発見し次第、薬剤の使用も検討しましょう。

連作障害で起きる病気は深刻

連作障害で起こりやすくなってしまう病気は他にもあります。

▽萎ちょう病

萎ちょう病は、「カビ」が原因の病気です。
この病気も、発病してしまうと治すのが難しい病気です。

症状は、トマトやミニトマトの葉がしおれ、地際部の茎が変色します。
青枯れ病と同様に、日中にしおれ、夜に回復することを繰り返します。

最後には回復しなくなり、株全体が枯れてしまいます。

萎ちょう病も、土の中で何年も生き残るため、発生してしまうと薬剤を使わずに防除するのが、とても難しいです。

発生してしまったら、株ごと処分するか、薬剤を使用するかになります。

萎ちょう病が発生した株は、株ごと抜き取って、畑の外で完全に処分しましょう。
土の中に、葉や根が残ってしまうと、菌が生き残ってしまうので、すべて取り除いてください。

発症した株数が少ないのであれば、発症した株だけを、早めに抜き取ることで対処します。
畑、プランター全体に広がってしまった場合は、薬剤の使用を検討しましょう。

大切に栽培してきたトマトやミニトマトは、収穫までこぎつけたいですよね。

病気の兆候を見逃さず、しっかり対処していきましょう。

ミニトマト栽培の敵は連作障害だけじゃない

トマト、ミニトマト栽培の敵は連作障害だけではありません。

トマトの病気についてお話しましたが、一緒に害虫についても知っておきましょう。

トマトやミニトマトは、幼苗期だけでなく、株が大きくなっても害虫対策が必要になります。
食害されてしまうと、生長が遅れたり、実があまりならなくなってしまいます。

トマトやミニトマトが害虫の被害に遭っていると、このような状態になります。

・葉に不規則な穴が開いている
・葉裏に白くて小さな虫がいる
・葉にアブラムシが付いている
・葉が巻いている
・葉に白い筋ができる
・実に食べられた跡がある
・葉が枯れる

葉に影響が出ることが多いので、葉の状態をよく確認するようにしましょう。

続いて、トマトやミニトマトに発生しやすい害虫です。

▽オオタバコガ
葉や実に、不規則な穴を開けて食害します。

▽トマトハモグリバエ
実に、吸汁された跡や白い膨れができます。
実に産卵します。

▽タバココナジラミ
葉裏にいる白い小さな虫は、この虫です。

これら以外にも、

▽トマトサビダニ
▽ヨトウムシ
▽アブラムシ
▽ネコブセンチュウ

なども発生します。

どれも早めに薬剤を使用することにより、被害を抑えることができますので、早めの対処を心掛けましょう。

もしものときのために対処法を知っておく

畑でもプランターでも鉢植えでも、自分で栽培したミニトマトの甘酸っぱさは忘れることはできません。

トマトは連作障害が起きやすいとお話しましたが、障害が必ず起きるというわけではありません。

しかし、対処法を知っておくと、いざというときに役立ちますよ。

ぜひ、次回のミニトマト栽培の参考にしてくださいね。

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