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トウモロコシ栽培は上級者向け!?受粉のコツをつかもう!

      2017/11/01

トウモロコシ栽培は上級者向け!?受粉のコツをつかもう!

トウモロコシは鮮度が落ちやすいため、収穫したてを食べるのが、一番おいしい野菜です。

もぎたてをすぐに食べるには、家庭菜園が良いですよね。

トウモロコシを家庭菜園で栽培するのは少し難しいのですが、受粉のコツをつかめばできると思いますよ。

挑戦してみませんか。

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トウモロコシ栽培は受粉があるので上級者向け

夏になると店頭に並ぶ野菜、トウモロコシ。
茹でて食べれば甘くてみずみずしく、焼けば香ばしく、サラダのトッピングにもなる人気の野菜ですね。

甘いので、子どもにも食べやすい野菜のひとつかと思います。

トウモロコシの栽培は上級者向けで、家庭菜園にはあまりおすすめできません。
反対にいうと、上級者であれば、挑戦してみても良いと思います。

本来、広い畑で大量に育てるのに向いている植物なので、プランター栽培は難しいと思いますが、できないことはありません。

我こそはと思う人は、挑戦してみてください。

トウモロコシが上級者向けというのには、わけがあります。
トウモロコシは風媒花です。

風媒花とは、風を使って花粉を雌しべまで運ばせる植物のことです。

トウモロコシは、株のてっぺんから出る雄花から花粉を飛ばし、雌花に受粉させます。

しかし、家庭菜園では、風任せにしておいても、受粉できる確率は低いでしょう。

広大な畑で何万株と植えているのであれば、風任せでも勝手に受粉してくれますが、何株かしかない家庭菜園では無理な話です。

ですので、人工受粉が必要なのです。

トウモロコシ栽培の注意点

トウモロコシの栽培が難しいのは、人工受粉があるからというだけではありません。

トウモロコシは、病害虫が多いことでも知られています。

アワノメイガ・アブラムシ・オオタバコガ・ネキリムシ・アワヨトウなどの害虫被害に遭いやすいですし、苗立枯病・モザイク病などの病気もあります。

特にアワノメイガは、トウモロコシの天敵と言われています。
5mm~2cmほどの体長で、黄白色のイモムシ状の幼虫です。

茎や果実に潜り込んで、実などを食害します。

幼虫が茎や果実に入ってしまうと駆除するのは難しく、幼虫を確認したら、すぐにその部分ごと切り取ります。

農薬を使わずに栽培するのは、大変難しい野菜と言えます。

しかし、農薬のタイミングや受粉などの世話ができれば、家庭菜園でも十分に収穫はできます。

それから、トウモロコシはイネ科の植物なので、花粉症を発症する可能性があります。

家族の中に反応する人がいないか、アレルギー検査をしておいた方が良いかもしれません。

トウモロコシ栽培の流れ

トウモロコシの栽培は、以下のような流れで行います。

◆種まき

トウモロコシの種をポットに撒きます。
ポットに3粒ずつ、1cmの深さに押し込んで撒いていきます。

上から軽く土をかけ、水やりをします。

そのまま、暖かい場所で育苗します。

十分に日光に当てる必要がありますが、風通しを良くし、高温になりすぎないように注意してください。

◆畑づくり

日がたっぷり当たるように、畝を立てましょう。
しっかり肥料を施して、深く耕します。

2列で、株間30cm、畝幅90cmで畝を立てます。
配合肥料を使うのがおすすめですよ。

◆植え付け

種まきから3~4週間で、草丈15cm程度になります。
そうなったら、ポットを外し、1本ずつ株間30cmで植え付けていきます。

そして、たっぷりと、水やりをしてください。

トウモロコシは他の株との受粉が必要なので、2列植えにしてください。
1列ですと、受粉しにくくなります。

◆土寄せと追肥

地上部の節から枝根が発生したら、土寄せします。
雌花が出てきたら、水を吸い上げる力が上がりますので、肥料を与えましょう。

化成肥料を中心に、有機肥料が入ると、味の良いトウモロコシに育ちます。
追肥をしたら、しっかり株元に土寄せをしましょう。

トウモロコシは受粉が要

続いて、トウモロコシ栽培の要、受粉です。

◆受粉

トウモロコシの雌花は、飛散した雄花の花粉によって、受粉するとお話しましたね。

同じ株の間では、受粉しにくいという特徴がありますので、家庭菜園など株数が少ない場合は、人工受粉が必要になります。

雄花から花粉が出てから、雌花からヒゲが生えて来ます。
雄花を切り取り、雌花のヒゲにこすりつけて花粉を付けます。

そうすると、ヒゲが変色してきます。
これで、受粉ができたということになります。

トウモロコシの天敵アワノメイガは、雄花に引き寄せられて産卵し、雌花に幼虫がついて食害の被害に遭います。

アワノメイガの被害を防ぐために、受粉に必要な雄花だけを残して、大半の雄花を取り除いておきましょう。

そして、受粉が終わったら、雄花を切り落とします。

受粉した後は、しっかり水やりを行い、収穫までは土を乾かさないようにしてください。

◆摘果

実を大きく育てるために、1株にひとつの雌穂を残して、摘果します。

◆収穫

ヒゲが茶色く縮れてきたら、トウモロコシの収穫です。
開花から20~25日くらいです。

実を手で押して、中身の手ごたえをしっかり感じること、外皮を少しむいて、実がしっかり黄色いのを確認できたらOKです。

収穫の際は、実の根本を切るか、根本をねじって切り取ります。

収穫後は、数時間で甘みが落ちてしまいますので、茹でて冷凍しておくと良いですよ。

うまく受粉ができないときは

受粉がうまくできなかった場合、実の先の方に粒が付いていなかったり、実が歯抜けのような状態になってしまいます。

また、大きさも不揃いになります。

トウモロコシはヒゲ=粒です。
ヒゲ1本が粒ひとつということですので、しっかりとヒゲに受粉させることが大切です。

受粉がうまくいかないのは、雄花と雌花の開花時期が、ずれてしまうことが原因として考えられます。

雄花が先に開花し、その数日後に雌花のヒゲが生えてきます。
ヒゲは内側に生えますので、風による受粉は、ほとんど期待できません。

ですので、トウモロコシは複数列で栽培し、開花時期のずれを考慮に入れて、株をおいまきするなど工夫して、受粉の機会を増やすようにしましょう。

トウモロコシの受粉の注意点は、もうひとつあります。

トウモロコシは、違う品種を一緒に植えると交雑します。

白いトウモロコシと黄色いトウモロコシを一緒に植えてしまうと、白いトウモロコシができるはずなのに、黄色いトウモロコシが実ってしまったりするのです。

違う品種を同時に育てるときは、花粉が届かない距離で育てるか(200m程度)、開花時期がずれるように種まきの時期を調整するなどして、交雑しないように栽培しましょう。

トウモロコシをよりおいしくする茹で方

トウモロコシの栽培は、受粉が欠かせないのですね。

さて、トウモロコシの栽培方法がわかったところで、トウモロコシをよりおいしくする茹で方も知っておきましょう。

トウモロコシは数時間で甘みが減ってしまうのですから、できるだけ早く茹でて冷凍しておけば、いつでもおいしいトウモロコシを食べることができますよ。

【材料】
・トウモロコシ お好きな量
・水 適量
・塩 水の2~2.5%の量

【作り方】

①トウモロコシの皮をむきます。
皮は、1~2枚だけ残しておき、茎は余分な部分を切り落とします。

②トウモロコシが浸かる大きさの、鍋やフライパンを用意します。
トウモロコシが、ひたひたに浸るくらいの水の量を量ります。

③その水の量に対して、2~2.5%の量の塩を用意します。

④水に塩を入れ、沸騰させます。

⑤沸騰したら、トウモロコシを入れ、落としぶたをして、常に煮立っている状態で10~12分茹でます。

⑥茹で上がったら、そのまま10分置いておきます。
10分経ったらザル揚げして、皮をむいて出来上がりです。

すぐに食べないときは、冷凍しておきましょう。

トウモロコシ栽培に挑戦!

受粉など、少し難しい部分もあるのですが、野菜は手をかけた分だけ収穫に結び付くので、達成感もありますよ。

収穫したてのトウモロコシは、スーパーで買ったものと、ひと味もふた味も違うはずです。

ぜひ、挑戦してみてくださいね。

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