炊飯器内釜の耐久性はどれくらい?炊飯器のアレコレを調査!

最近売られている炊飯器は、機能も高くて素材にもこだわっていますね。

外国からの旅行客が、こぞって日本製の炊飯器をお土産に買って帰るくらい、日本製の炊飯器の質は高いものです。

炊飯器選びで重要な内釜は、酷使する部分でもありますので、耐久性が問題になることもあります。

炊飯器や内釜について調査しました。

炊飯器内釜のコーティングはがれって大丈夫?

家電製品の買い替え時期は、何を目安にしていますか?

キッチンに必ずある家電と言えば炊飯器ですが、内釜のコーティングがはがれてくると、買い替えを考えるようになりますね。

内釜のコーティングがはがれることはよくありますが、はがれたコーティングは、おそらくご飯と一緒に口に入ってしまいます。

人体に影響がないのか、不安に思いますよね。

内釜のコーティングは、フッ素加工です。
フッ素は体内に入っても、そのまま排出されるので、健康上の問題はありません。

もし心配でしたら、お使いの炊飯器のメーカーのホームページをのぞいてみてください。

ほとんどのホームページにQ&Aというページがあり、コーティングはがれについて書いてあると思います。

メーカー側も、そのまま使っても人体に影響はないとしています。

体内に入ったフッ素が溶けて、体に吸収されてしまうのではと、心配してしまいますが大丈夫です。

フッ素が溶ける温度は、300℃です。

通常の炊飯でも100℃程度の温度ですし、体内で300℃になることは、まずありませんよね。

フッ素がはがれて体内に入っても大丈夫だということがわかっても、やはりご飯を炊くには良い状態ではありません。

フッ素のはがれがひどくなると、内釜にご飯がくっついたり、腐食したり、サビの原因になってしまいます。

内釜の交換、もしくは買い替えを考えた方が良いでしょう。

炊飯器は、いろいろな種類が販売されています。

おいしさ重視なのか、耐久性重視なのか、機能重視なのか、悩むところですよね。

今回は、炊飯器選びの参考にしていただくために、炊飯器について調査しました。

炊飯器の加熱方式について①

電器屋さんに行っても、店員さんにおすすめされた商品や、CMで見たことのある商品しか手に取ってみませんよね。

実は炊飯器は、4つのタイプに分けられています。

・マイコン炊飯器
・IH炊飯器
・圧力IH炊飯器
・ガス炊飯器

IH炊飯器は、よく聞きますよね。

最近では、このタイプの炊飯器が主流になっています。

マイコン炊飯器は、炊飯器の底部にあるヒーターの熱で炊飯します。

シンプルな構造ゆえに故障しにくく、耐久性もあります。
電磁波の心配もないので、安心して使えます。

安価で、数千円から買えるため、一人暮らしや、価格重視の人にはおすすめです。

しかし、安価だからといって、性能が低いというわけでもありません。

普段、3合以下しか炊かないのであれば、大きな火力は必要ありませんから、マイコン炊飯器でも十分おいしいご飯を炊くことができます。

少人数のご家庭でしたら、マイコン炊飯器も選択肢に入れて良いと思います。

IH炊飯器は、コイルによる電磁力の働きで、内釜自体を発熱させます。
熱効率が良く、マイコン炊飯器より高い火力で炊飯できます。

保温能力に関しては、IH炊飯器の方が圧倒しています。

開発されて20年以上、研究や技術の向上が続けられてきましたので、故障やトラブルの心配はあまりありません。

耐久性も問題ないですよ。

普段、5合以上炊いているご家庭でしたら、IH炊飯器をおすすめします。

炊飯器の加熱方式について②

圧力IH炊飯器は、IH炊飯器と発熱の仕組みは同じですが、違うのは圧力の部分です。

圧力鍋のように、炊飯中、内釜を密閉して圧力を上げ、100℃以上の高温で炊飯します。

そのため、お米の芯まで火が通り、旨みを引き出してくれるのです。

しかし、内側から圧力がかかるという仕組みのため、上蓋のトラブルが起きやすいと言えます。

こまめなお手入れと、定期的なパッキン交換が必要になります。
耐久性が良いとは言えないでしょう。

また、圧力をかけて炊くため、音が気になるということもあるようです。
古いお米でも、モチモチにおいしく炊けるという利点もあります。

ですので、ご飯の食感にこだわりがあって、炊飯器のお手入れが苦痛でないという人は、圧力IH炊飯器も考慮に入れておきましょう。

ガス炊飯器は、LPガス用と都市ガス用があります。

火力の強い直火を使って炊飯するため、最もおいしいと言われる、かまど炊きに近いと言われています。

そのため、あえてガス炊飯器を選ぶ方もいます。
構造はシンプルなので、耐久性は良く、お手入れも簡単です。

しかし、選択できる機種が少なく、ガス設備がないと使えないという難点もあります。

ガスで炊いたご飯のおいしさは定評がありますので、どうしてもかまど炊きのご飯を家で食べたいという人は、ガス炊飯器を選択してみてはいかがでしょうか。

内釜は高級だから耐久性があるとは限らない

炊飯器の加熱の仕組みがわかったところで、続いて内釜の素材についてお話します。

近年では、メーカーが競って内釜素材の開発を進めていますね。

それぞれ違いがありますので、見ていきましょう。

・鉄釜
ステンレス内釜よりも発熱性が高く、強い火力で炊くことができます。

・銅釜
熱伝導が良く、釜全体を素早く均一に加熱することができます。

・炭釜
遠赤外線の効果で、ムラなく加熱できます。

・土鍋釜
ゆっくりと加熱するので、高い蓄熱性があります。
冷めにくく、蒸らし効果もあります。

これ以外にも、熱伝導率の良い素材を混ぜている内釜もあります。

各メーカーの上位機種になると、特殊な素材が使われていることが多いです。

南部鉄器や、ダイヤモンドコーティングされているもの、本炭釜、鋳物ホーローというものあります。

上位機種だからといって、耐久性が高いというわけではなさそうです。

高価な炊飯器を購入したけれど、すぐにコーティングがはがれてしまったということもあるそうです。

高級ゆえに、取り扱いにも注意が必要なようです。

特殊コーティングの内釜は耐久性に難あり

炊飯器の内釜は、構造も何パターンかあります。
炊飯器の内釜の構造は、大きく3つのパターンに分けられます。

・厚釜
釜を厚くすることによって、蓄熱効果が高まります。
3mm程度の厚さですと、厚釜と呼ばれます。

・多層釜
IH炊飯器や、圧力IH炊飯器で主に使われています。

中心に鉄やステンレスを使い、内側に熱伝導率の良いアルミや銅、外側に断熱性、防錆性の高い素材を貼り合わせて作られています。

それぞれの短所を補う形で、多層となっています。

・真空釜
内釜内部に真空層を持っています。
魔法瓶と同じような構造です。

熱が入りやすく、逃げにくくなっています。
ほかの釜と比べると軽量ですので、女性にも扱いやすい内釜です。

耐久性はそこまで心配ありませんが、やはり特殊コーティングされている内釜は注意が必要です。

コーティングはがれが起きやすいので、お手入れが苦手という人は、シンプルな構造のものを選ぶと良いですよ。

内釜だけでも、いろいろな違いがありましたね。

内釜の素材や、構造で炊飯器を決める人もいると思いますが、一番大切なのは、おいしいご飯が炊けることですよね。

おいしいご飯を炊くには、炊飯器だけでなく、お米、炊飯量なども関わってきます。

なので、購入を検討するときは、毎日何合炊いているのか、どのような機能が必要なのかをよく考えて決めることをおすすめします。

内釜の耐久性を気にするより丁寧に扱うことが大切

炊飯器の加熱の仕組みや、内釜についてお話してきました。

炊飯器の耐久性は、購入を考える際、大切なポイントになります。

ご自宅の炊飯器が、どのような状態になったら買い替えを考えるべきなのか、見ていきましょう。

・内釜

摩擦や塩分に弱く、劣化しやすい部分です。
一般的に、内釜の寿命は、3~5年程度と言われています。

これは、コーティングの寿命と言っても良いでしょう。

上の項でお話した通り、コーティングがはがれても使い続けることはできます。

しかし、炊き上がりにムラが出たり、ご飯の味が変わってしまったりします。

内釜だけの交換もできますが、意外と費用が掛かってしまい、新品を購入するのと同じくらいの出費になることもあるようです。

炊飯器を長く使いたいのであれば、炊飯器自体の耐久性の問題でなく、内釜を丁寧に使うということが大切になってきます。

・温度センサー

温度センサーは、炊飯器の内部に設置してあります。
正常に作動していれば、自動で内釜の温度を調節し、おいしいご飯を炊くことができます。

温度センサーは、サビによって劣化します。
サビによって、金属部分が腐食してしまうのです。

サビを取り除いても改善しない場合は、買い替えを検討しましょう。

このような部品の劣化が重なると、炊飯器が異常と判断し、ご飯が炊けないこともあります。

まず、ご家庭で注意できることは、内釜を丁寧に扱うことです。

・洗いおけとして使わない
・たわし類、食器洗い乾燥機で洗わない
・クレンザー・漂白剤などで洗わない
・炊込みご飯は保温しない
・酢を使わない
・しゃもじで強くこすらない
・金属製のおたま、泡立て器類を使わない

上記を守って、内釜を長く使っていきましょう。

炊飯器は炊き上がりで選ぶ

炊飯器によって炊き上がりに違いは出ますが、安い炊飯器でも、おいしいご飯を炊くことができます。

どういったご飯が好きなのかによりますが、お好みの炊き上がりの炊飯器を見つけることが大切です。

耐久性においては、内釜のコーティングという部分がネックになります。

長く使いたいのであれば、内釜は丁寧に扱うべきということをお忘れなく。