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甘いものが苦手なのは本能?環境?考えられる6つの理由

      2017/09/22

甘いものが苦手なのは本能?環境?考えられる6つの理由

甘いものが苦手な人とそうでない人の違いはなんでしょうか?

私たちはそれぞれ「味覚」を持っています。
辛い、苦い、すっぱい、甘い。
これらの味をどう感じるかは人それぞれですよね。

味覚は、育ってきた環境や今の状況によって変化していきます。

今回は「甘いものが苦手」で考えられる6つの理由を紹介していきます。

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男性が甘いものを苦手な理由は「本能」!?

男性に甘いものを苦手な人が多いのはなぜでしょうか?

それには「本能」が関係していると言われています。

甘いものというのは総じて高カロリーのものが多いですよね。
ケーキやアイス、お団子にジュース。
加工食品でなくとも、トウモロコシやかぼちゃ、黒豆など、もともと甘く高カロリーの食材もたくさんあります。

昔、私達人間が狩りをして生きていた頃には、こうした高カロリーの食べ物は主に女性が食べていたと言われています。
当時は、好きな時に好きな物が食べられるような現在のような社会ではありませんでした。

特に妊娠・出産は、女性にとって、まさに命がけ。
リスクを減らすためには、適度な皮下脂肪を蓄える必要がありました。

次にいつ食事が摂れるか分からないような状況下で、効率よくカロリーや栄養を摂取するためには、甘いもの、つまり高カロリーの食材を好んで食べることは必要不可欠だったのですね。
そうした女性側の理由から、当時の男性は甘いものを意識的に避けていたようです。
それはつまり、食事の奪い合いを防ぎ、かつ子孫を増やすためのいわば野生の知恵だったのでしょう。

また、甘いものは狩りをするうえで不向きであると考えられていたのではないか、という説もあります。
甘いものを食べると血糖値が上がって眠気を感じやすくなり、そのカロリーはほとんどが脂肪に変わります。
太ればそのぶん動きは鈍くなりますから、素早く獲物を捕まえることができなくなり狩りの失敗率が上がってしまうというわけですね。

「甘いものが苦手という思い込み」味覚は育ってきた環境で決まる理由

生き物というのは自分の味覚に対して非常に保守的です。
今まで食べたことのないもの・味を初めて食べる時はなんだか怖くありませんか?

このような感情は、新しいものを自分に取り入れるということに対する躊躇からくるものです。

実は、味の好みが確立する時期である子供の頃に甘いものを食べる機会がなかった、あるいは少なかった人はそうでない人に比べ、「自分は甘味が苦手だ」と思っている割合が多いのです。

「九州男児」・「男たるもの」・「女々しい」など、昔からその性別によって行動が制限されてきた日本では特にそういった傾向が強いようで、現代もなおその風潮は残っています。
未だに男1人でスイーツを食べにいくのは…などと言われているくらいですからね。

逆に、「女の子なのに甘いものが苦手なんて」と言われてきた女性も反発心から甘いものが苦手になるケースがあるようです。

味覚には育った環境が大きく影響します。
子供の頃、甘いものは馴染みが薄かった、気楽に食べられなかった。
甘いものが苦手な理由はそうした子供の頃の環境が原因なのかもしれませんね。

人は学習によって好き嫌いが変わる?理由はアレルギーの可能性も

「もともと甘いものが苦手な理由」は、2通りありました。

では、今まで好きだったのに急に甘いものが苦手になる理由としてはどんなことが考えられるでしょうか?

ここからは急な味覚の変化の理由について知っていきましょう。

まず1つ目は「経験」によって甘いものが苦手になったパターン。
例えば、甘いものを食べ過ぎて気持ち悪くなった・悪いことが起きた、というようなことですね。

何年か前に食事をしたこのお店。
ここが果たして美味しかったかどうかは記憶がぼんやりしていて思い出せないのに、別の日に行った不味いお店のことはやたら覚えている…なんて経験ありませんか?

私達の脳は良い思い出よりも悪いものの方を強烈に記憶します。
甘いものを食べたとき、あるいは食べようとした時にたまたま何回か体調が悪くなった経験が続くと、人は「甘いものを食べる」行為自体をためらうようになります。
「自分は○○アレルギーだ」と思う人もいるかも知れません。

「経験」「記憶」「学習」は、私達が生きていくためには非常に大切な機能ですが、神経質になる元でもある訳です。

ちなみにアレルギーを発症すると、今まで美味しく食べられたものが急に苦く感じたり、口の中が気持ち悪いような感覚になったりと、その食品が不味く感じられるようになる人は多いようです。

アレルギーは命に関わるものです。
例え軽度だったとしても、突然重篤な症状が出ることもあります。
もし今まで好きだった食べ物が急に不味く感じたら、それはアレルギーが原因かも知れません。

今までと別人のように…女性特有の味覚変化

女性の体質が最も大きく変わるのはいつでしょうか?

それは「妊娠期」です。
今まで嫌いだったものが無性に食べたくなったり、逆に大好きだったものが一切食べられなくなったり…。
生命の神秘である妊娠・出産は、女性の体のみならず味覚をも変化させる力を持っています。

実は、妊娠中の味覚が変わる原因は未だ解明されていません。
おそらく妊娠によるホルモンバランスの変化によるものだろう、というところまでしか分かっていないのです。
現代の科学をもってしても未だ分からないというのはすごいことですよね。

妊娠をすると、女性の体の中では日々様々な女性ホルモンが増加していきます。
このうち、味覚に関わるとされているのは、知覚を鈍くさせる作用を持つプロゲステロンというホルモンとエストロゲン。
この2つのホルモンは味覚機能、特に甘みの感度を低下させる働きを持っており、増加すると一種の味覚障害のような状態になる訳です。

妊娠前は大好きだった甘いものが美味しく感じず、苦手になってしまう理由はこうしたホルモンの変化によるものなのかも知れません。

ちなみに、妊娠中でも美味しい・味がするとして好まれやすいのは「すっぱいもの」です。

本来酸味はものが腐った時の味。
そのため、体にとって有害な物質であるかどうかの判断をする上で非常に大切なのです。
女性の体は、例え妊娠中でホルモンバランスが変わったとしても、酸味を感じる機能がなかなか衰えないようにできているという訳なのですね。

甘いものが苦手になった理由。それってもしかして年齢のせい?

「突然甘いものが苦手になった」

考えられる3つ目の理由、それは「加齢」によるものです。

私達の体は、どんなに手間をかけていても年齢とともに徐々に、徐々に衰えていきます。それは肌や髪、臓器など全てにおいてです。
もちろん胃や腸などといった「消化器官」も例外ではありません。

そもそも日本人の消化器官というのは、欧米人に比べると食べ物や胃液の排出がスムーズではありません。

私達日本人は古来より、野菜や穀物など「和食」を中心とした食生活を送っていました。主に消化の良い食べ物を主食としていたため、胃自体が強くなくその消化能力も比較的低いとされています。

昔の名残なのでしょうか。
現代でも、私達日本人の胃は欧米人よりもかなり消化が進みにくい形状をしているのです。

このようにもともとの機能が低い私達の消化器官ですが、これに加齢が加わると消化機能は更に低下、胃もたれなどを起こしやすくなります。

先ほど説明した通り、甘いものの多くは高カロリー。
加工食品であれば油っぽいものも多いですよね。

「年々甘いものが苦手になってきた理由」
それは、加齢によって消化機能が落ちたことにより、体が甘いものに対して制限するように訴えかけているからなのかもしれません。

病気が隠れているサインかも

さて、「突然甘いものが苦手になる理由」

最後に考えられる理由は「病気」です。

味覚に関する病気というと、多くの人がまずは「味覚障害」という言葉を思い浮かべるのではないでしょうか?

実は、味覚障害という病気は正確には存在しません。
そもそも味覚障害とは、舌や脳などといった「味を感じるための機能」になにかしらの問題が起きることによって出る、ひとつの症状のこと。
味覚障害、というのは病名ではないのです。

味覚障害は腎不全やホルモンバランスの乱れ、糖尿病や過度なストレスなど様々な原因によって発症します。
また、病気の治療のために服用した薬によって症状が出る人も。

妊娠や加齢など、思い当たることがないのも関わらず「ある日突然」好きだったものが美味しく感じなくなる。
それは今まさにあなたの体になにか異変が起こっているのかもしれません。

ちなみに、日常的に味の濃い食事をすることによって、舌に存在する「味蕾」の味覚細胞が減少したために起こることもあります。

味の好みは人それぞれ。

心当たりのある理由は見つかりましたか?

「甘いものが苦手」と一口にいっても、環境や体の状態によって様々な理由があることがお分かりいただけたと思います。

物事には必ず理由があります。
それは味の好みであっても、そう。

あなたやあの人が「甘いものを苦手な理由」
この機会にぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

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