炊飯器の保温は暑い夏にはする必要がない?それともある?
2017/09/14

炊飯器の保温は、暑い夏の季節でもする必要があるのでしょうか?
この答えを知っている人もいますが、疑問を抱いたまま、解消できていない人も多くいるでしょう。
答えを知っている人も、そうではない人も、ここでもう少し詳しく、夏場の保温について知っておきましょう。
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この記事のコンテンツ
炊飯器の保温はご飯を冷まさないため?夏でも必要な理由
炊飯器の保温機能を使っている人は、何のために使っていますか?
多くの人が、炊けてから時間が経っても、温かいご飯を食べることができるように、保温機能を使っているのではないのでしょうか。
保温機能にはもちろん、そういった目的もあります。
しかし、それ以外の目的もあるのです。
その目的とは、保温で温度を保ち、雑菌の繁殖を防ぐということです。
ほとんどの炊飯器は、保温機能で、70℃付近の温度を保ってくれます。
ご飯を炊飯器から出してしまうと、暑い夏場だとしても、70℃近い温度でご飯を保存することはできません。
ご飯を常温で置いておくと、雑菌が繁殖してしまいます。
「暑い夏はご飯が冷めないからいいや」と、保温機能を使わずに常温保存するのは、よくありません。
そのため、夏冬の季節を問わず、雑菌の繁殖を防ぐ保温機能で、保存することが必要なのです。
保温機能が必要なのは、そのご飯を、また食べる予定があるときです。
もうご飯を食べる予定がないのであれば、保温機能を切って、小分けにしてラップなどに包んで、粗熱が取れたら冷凍庫へと保存してしまいましょう。
炊飯器の保温はどのくらい使っていい?
暑い夏でも、常温ではなく、炊飯器の保温機能で、ご飯を保存しておく必要があります。
雑菌の繁殖を防いでくれるとは言っても、どのくらいなら保温保存していても良いのでしょうか?
保温機能は、長時間保存することには向いていません。
長くても、だいたい、12~15時間を目安としましょう。
保温機能で保存できるのは、12~15時間ですが、ご飯を美味しく食べることができる目安は、5~6時間です。
炊飯器のメーカーによって、この目安は違いますので、注意しましょう。
5~6時間以上、炊飯器の保温機能でご飯を保存していると、ご飯の美味しさが落ちてしまいます。
具体的に言うと、保温で水分が蒸発してしまい、ご飯が硬くなってしまったり、黄ばんでしまったりします。
さらに、水分が飛んでしまうことで、パラパラになってしまいます。
また、長時間の保温は、ご飯が腐ってしまう原因ともなります。
そのため、美味しいご飯を食べるためには、最大5~6時間の保温にしておきましょう。
炊飯器の保温オフは特に夏に菌が繁殖する
炊飯器の保温機能を使用せずに、ご飯を常温で保存すると雑菌が繁殖するとお話ししました。
寒い冬に比べ、暑い夏は、炊飯器の釜の余熱で、保温機能を切っても高温がある程度は保たれます。
しかし、保温機能を切った炊飯器でご飯を保存しておくと、蒸気で炊飯器の蓋部分に水滴が溜まります。
その水滴がご飯に落ちてしまうと、カビが発生してしまう原因となります。
冬だと、保温機能を切っても、寒いため菌が繁殖しにくく、ある程度はご飯を炊飯器で保存することができます。
ですが、夏は菌が繁殖しやすいため、炊飯器の保温機能を切っていると、ご飯が腐りやすくなってしまうのです。
そのため、暑い夏だからこそ、炊飯器の保温機能をしっかりと使い、ご飯を保存することが大切なのです。
炊飯器に残っているご飯を時間内に食べる予定がないのなら、保温機能を切って、ラップにご飯を包み、冷凍保存する準備をしましょう。
炊飯器の保温機能は電気代が掛かる
暑い夏だからこそ常温ではなく、菌の増殖を防ぐために炊飯器の保温機能を使って、ご飯を保存することが大切だとお話ししました。
しかし、保温機能は、意外と電気代が掛かってしまうことをご存知でしたか?
美味しくご飯を食べられるのは、5~6時間ですが、ご飯を保温機能で保存できる目安は12~15時間です。
この12~15時間ご飯を保温しておくとすると、どれくらいの電気代が掛かるのか知っておきましょう。
ご飯を12時間保存しておくと、炊飯2回分の電気代が掛かっていると言われています。
つまり、6時間保温をしておくと、電気代は炊飯1回分です。
6時間は保温したご飯を美味しく食べることのできる時間ですが、この保温している間の電気代で、ご飯がもう1度炊けてしまうわけです。
この電気代のことを知ると、保温機能を使用することを、少し考えてしまう人もいるはずです。
ご飯をすぐに冷凍したりするのが面倒くさいと、保温機能に頼っている人もいるでしょう。
しかし、保温機能を切って、すぐにご飯を冷凍する準備をしておけば、保温機能の電気代は掛からずに済むのです。
夏でも冬でもご飯の冷凍保存が良い理由
夏は暑いからご飯が冷めないといって、保温機能を切ってしまう人が意外といるようです。
ご飯は冷めにくいかもしれませんが、保温機能がオフだと温度が下がってしまうため、炊飯器の中で、お米に菌が増殖してしまいます。
しかし、保温機能は意外と電気代が掛かってしまうので、やはり時間内に食べる予定のない分のご飯は、冷凍保存しておく必要があります。
ご飯を冷凍保存することは、ご飯も美味しいまま保存できるだけではありません。
ご飯が劣化しやすい(劣化が進む)温度は、2~3℃となっています。
そのため、冷蔵庫はその劣化の条件を持っているため、ご飯の保存には向いていません。
常温保存するわけにもいかないので、冷蔵保存ができないとなると冷凍保存です。
この冷凍保存ですが、ご飯が劣化しやすい2~3℃よりも低い温度で、保存することが可能です。
この温度を早く過ぎてしまえば、ご飯は劣化しにくくなるのです。
つまり、冷凍保存は、ご飯を保存するのに、一番ふさわしい保存方法と言えます。
さらに、冷凍保存なら1ヶ月程度のご飯の保存が可能なので、安心して長期保存することができます。
春夏秋冬のご飯の常温保存の目安
夏でも冬でも、炊飯器での保温は6時間まで、それ以上になるなら、冷凍保存ということがわかりましたね。
最後に、ご飯を常温で保存しておく際の、目安の時間を知っておきましょう。
<常温での保存の目安>
春:12時間~1日程度
夏:6時間程度
秋:12時間~1日程度
冬:1~2日程度
※こちらの目安は、あくまで目安です。
例えば、冬はどの季節よりも、ご飯を常温で長く保存しておくことが可能です。
しかし、暖房などにより部屋の温度が高くなっていたりするので、はっきりと、この時間の保存なら大丈夫と言うことはできません。
保存環境によって、この目安も大きく変わってくるので、こちらの目安よりも早い目安で考えましょう。
また、常温保存と言っても、炊飯器の中から出した状態の常温保存なので、注意しましょう。
ちなみに、お弁当などに入れるご飯ですが、夏だと特に、ご飯に菌が繁殖して傷みやすくなってしまいます。
そういったときには、梅干しを入れて、ふりかけをかけたりしましょう。
梅干しは塩分量が多く、ふりかけにも塩分が含まれています。
塩分は菌の繁殖を防いでくれる効果があるので、ご飯が傷みにくくなります。
夏でも炊飯器の保温はオン!
暑い夏だと、保温機能をオフにしてしまう人も多いようです。
しかし、保温機能は温めておくだけでなく、菌の増殖を防ぐ、温度を保つといった役割も持っているのです。
保温機能の役割を分かっていれば、暑い夏でも保温をオフにすることはないですよね。