初心者も挑戦しやすいジャガイモとサツマイモの栽培方法

ジャガイモは煮込んだり油で調理したり、茹でてそのままでも美味しいですよね。

同じ根菜類であるサツマイモも、ジャガイモ同様にそのままでも美味しく、冬場になると焼き芋屋さんが通るたびに食べたくなってしまいます。

実はジャガイモとサツマイモの栽培はとても簡単で、自家栽培も始めやすい野菜と言えます。

では、それぞれの栽培方法を詳しく見てみましょう。

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年2回栽培出来るジャガイモを育ててみよう

ジャガイモやサツマイモは、家庭菜園でも簡単に栽培できます。

☆ジャガイモ栽培の特徴
年2回栽培できるジャガイモは、家庭菜園でも人気があります。
ジャガイモは、実は茎が肥大化したもの(塊茎)です。
そのため、イモは種芋よりも上につき、地表に出やすくなります。
イモが日光を受けると、緑化と同時にソラニンという毒素が作られるため、土寄せをしてイモに日光が当たらないようにします。

☆栽培のポイント
ナス科の野菜との連作や近い場所での植付けはしないでください。
また植え付け後に何度か土寄せをし、イモが地表に出ないようにします。

ジャガイモの栽培方法について説明します。

・土作り
深さ25cm~30cm程度に耕します。
株間30cm、畝幅50cm程度で畝を立てます。(1条植えの場合)
また、水はけをよくするため、高畝にしておきましょう。
pHは5.5~6.0が目安です。
pH7.0以上にすると「ソウカ病」が発生するので、石灰をやりすぎないでください。

・肥料
元肥には、「ボカシ肥」や「マイガーデンベジフル」のようなバランスのよい肥料を使用してください。
また、イモの肥大期に「草木灰」などのカリを追肥すると、良質のデンプンができて美味しくなります。

・種芋の準備
栽培したジャガイモは、ウイルス病を持っている可能があります。
種芋用として販売されている、無病の種芋を使用してください。

ジャガイモを逆さに植えて栽培?

ジャガイモもサツマイモも栽培は簡単です。

ではジャガイモの植え付けはどうするのでしょう。

●芽出し(催芽)
種芋は、芽出しをしておくと生長しやすいです。
雨が当たらず、弱い光が当たり、10~20℃の温度で、2~3週間ほど置きます。
イモの表面が多少青くなって、新芽が出れば、芽出しの完了です。

●切って乾かす
種芋は、芽の数が均等になるように切断します。
1片が40~60g程度で切り、40g以下のならそのまま使います。
風通しが良い場所に2~3日置いて、切り口を乾燥させます。
また、切り口に「草木灰」をまぶすことで、植え付け後の腐敗を防ぐ効果があります。

●植え付け
株間30cmで深さ10cmの穴を掘り、切り口を下に向けて植え付けます。
水やりは不要です。
また、種芋が腐る場合があるので土が乾いてから植えるようにしましょう。

<ジャガイモの逆さ植え>
ジャガイモの植え付けは、通常切口を下に向けます。
しかし、逆さに植え付けした場合、芽は一度下に伸びた後、上に向かって伸びていくため、強い芽だけが生き残り、病気にも強くなります。
株全体の抵抗力が高まり、芽の数は少なくなりますが、生育に勢いがあり大きなイモができあがります。

<連作障害>
ジャガイモは、連作障害があるため、同じ場所での栽培は2~3年の間隔を空けます。
また、近くに同じナス科の野菜がある場合、離して植えてください。

ジャガイモが収穫できるまでにすること

ジャガイモもサツマイモも簡単に栽培できます。
ジャガイモの発芽~収穫まではどうするのでしょう。

●発芽したらマルチに穴あけ
芽が出始めるとマルチがそこだけ膨らむので、穴を開け芽を外に出します。
マルチで覆ったままだと、日光で熱くなったビニールで芽がダメになってしまいます。

●芽かき(間引き)
芽が草丈20cmくらいに成長したら、1つの種芋から出ている芽から、生育のいい1~2本を除き芽かきをします。

●追肥・土寄せ(1回目)
芽かき作業が終わったタイミングで、追肥をします。
1回目の土寄せとして、株元を中心に5cmほど土を盛ります。

●土寄せ(2回目)
1回めの土寄せから2週間程度したら、2回目の土寄せとして、さらに5cmほど土を盛ります。
土寄せが不十分だと、イモが地表に出て皮が緑化し、有毒なソラニンが生成されて、吐き気や腹痛、頭痛などを引き起こします。
マルチで栽培している場合は、土寄せの必要はありません。

●花は早めに摘む
花が咲いてくると、土中のジャガイモが大きくなってきます。
花に養分が取られないように、花は摘んでおきましょう。

●収穫
地上の茎葉が枯れてきて、株が倒れてきたようなら収穫時期です。
葉が枯れる前に収穫すると、皮の薄い「新じゃが」の収穫ができます。
収穫は、天気がよく土が乾いている日にしてください。
雨が降っていると、泥が付いて保存中に腐りやすくなります。

サツマイモも栽培しやすい野菜

ジャガイモと同じ根菜類のサツマイモは、初心者でも簡単に栽培できる野菜です。
初心者が家庭菜園で栽培するには、簡単で最も適した野菜でオススメです。

サツマイモは、丈夫で強い野菜です。
関東圏では、5月頃に植え付けができます。
サツマイモは苗を植え付けて栽培をします。
苗さえ残しておけば、次の年には購入しなくても自宅で栽培することができるのですが、1年間この苗を保管しておくのは大変難しいのであまりオススメできません。
従って苗を購入して栽培することをオススメします。
この方がずっと簡単で楽なのです。

ホームセンターなどでは、「束 いくら」で安く売っています。
ネットショップでは1束10本432円~程度で買うことが出来ます。

サツマイモの種類には、紅あずま、紅はるか、安納芋などがあるので、何を栽培するかを選択してください。

サツマイモは基本的に丈夫な野菜です。
事前に栽培する土をしっかり耕しておけば、肥料、追肥など一切必要がありません。
やせた土地でも栽培できるのがサツマイモの栽培しやすいところです。

蔓返しはサツマイモ栽培で重要な作業

ジャガイモと同様に簡単に栽培できるサツマイモですが、どのようにして栽培するのでしょう。

☆サツマイモの植え付けと栽培の流れ

・苗の植え付け
苗を購入したら、葉の部分を土から出し、茎部分を水平に植え付けて土を被せます。
苗を購入したら、束のままにして5日~1週間程度バケツに入れておきます。
バケツの水は少なめにしておき、苗が少しグッタリするくらいでよいのです。
このストレスが、サツマイモの生命力を強くします。

・根が出てきたら
茎部分に根が出始めると、蔓(つる)はかなり広がってきます。
畝には一列、1m程度の間隔にしても成長してくると隙間が埋まってしまいます。
除草は小さめの雑草であれば適度に抜きますが、成長してしまった雑草は放置しておいてもよいです。
無理に抜くと、地下茎を痛めます。

・蔓返し
蔓返しはサツマイモ栽培で必須の作業です。
1~2か月で根がついてくると、蔓が這ってきます。
夏季には相当無軌道に生長をしてきます。

生長してきた蔓からも根がはってきますが、それは地下茎の芋が痩せる原因になります。 そのため、生長した蔓をひっくり返して根を強制的に切ります。
これを蔓返しと呼びます。

蔓返しはサツマイモの栽培において、唯一しなければならない作業です。

サツマイモを収穫してホクホク美味しい焼き芋を作ろう

ジャガイモと同様に簡単に栽培できるサツマイモですが、収穫時期はいつなのでしょう。
・サツマイモの収穫時期
関東圏では、10月下旬~11月が収穫時期です。
10月初旬くらいに、事前に出来具合を見ておきましょう。

収穫は寒い方が糖度が増してくるので、11月下旬に収穫をすることが多いようです。
ただし、本格的な冬を迎える前で、霜が降りる前に収穫することが大切です。
霜が降りると、サツマイモ自体が傷み、日持ちもしなくなります。

植え付けと蔓返しだけで栽培できるので、手間もかからず、誰でも簡単に栽培して収穫できます。

・美味しい焼き芋の焼き方
焚き火で焼き芋を作る時、焦げつかない美味い焼き芋の焼き方を説明します。

まずサツマイモを水で洗います。
新聞紙1枚を半分に切って水に浸し、その新聞紙でサツマイモを包み込みます。
さらにその上からアルミホイルで包み込みます。

それを焚き火に入れて、新聞紙が完全に乾燥して、ところどころが炭化するくらいになると、ホクホク焼き芋の出来上がりです。

蒸し焼きされた後に、焼き芋になる為、直火なのですが全く焦げない焼き芋に出来上がります。

コツをつかんで楽しく野菜栽培

自家栽培が初めての方もそうでない方も、ジャガイモとサツマイモは育てやすい野菜と言えます。
自分で一から育てた野菜の味は格別ですよね。

育てやすい野菜が上手く作れたら、難易度を少しずつ上げていって、いろんな野菜の栽培に挑戦してみるのもいいかもしれません。

作っている中でコツが掴めてくると、もっと楽しく栽培できること間違いないですよ。