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江戸時代の庶民の日常生活が知りたい!恋愛・お給料などは?

      2017/06/28

江戸時代の庶民の日常生活が知りたい!恋愛・お給料などは?

皆さんは江戸時代というと、どういったイメージをお持ちでしょうか?

江戸時代の生活については、いろいろな史料が残されています。
浮世絵などの絵画も残っているので、ある程度、当時の生活を垣間見ることが出来ます。

江戸時代の庶民の衣・食・住や日常生活について調べてみました。

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庶民は日常生活で何を着ていた?

江戸時代の庶民は何を着ていたのでしょうか?

現代と違い、衣類を大量生産できる工場などなかった時代です。

衣類などは、すべて機織り機で作った手作りのものです。
手作りですから、もちろん高価でした。

大名や豪商などは新品の衣類を買うことが出来ましたが、庶民は古着を買うのが一般的であったようです。
そして、その古着を、つぎはぎして大切に着ていました。

日常生活では、町民の女性は着物の上に前掛け、前垂れなどと呼ばれるエプロンを付けるのが一般的でした。

この前掛けは、着物が汚れるのを防ぐために着けていました。

庶民は着物を何枚も持っているというわけではなかったので、着物を大切に着続けるために、前掛けは必需品であったようです。

一方、男性の服装ですが、女性と同じく質素でした。

もちろん古着です。

しかし、その古着の上に「羽織」を着るのがオシャレとされていました。

この羽織も時代によって流行りがあり、裾の短いものが流行ったり、長いものが流行ったり、袖のないもの、袖の短いものなど、現代と同じく、いろいろなものが流行したようです。

江戸時代は、年齢や身分に合わせて着物のしきたりがありましたので、服装を見れば、その人がどんな身分の人なのか、すぐに判ったそうですよ。

江戸時代の火事は日常生活で当たり前?

次に、庶民の日常生活に深く関わっている住宅事情についてお話します。

江戸時代は身分社会だったので、町も身分によって居住エリアが決まっていました。
江戸の町は武士の町だったので、武家地が一番多く、70%を占めていました。

寺社地と町民地は、それぞれ15%という割合でした。

庶民のほとんどは、集合住宅である裏長屋に住んでおり、また、そのほとんどが借家です。
裏路地に建てられた裏長屋の間取りは、土間と6畳間からなっており、中2階がある家もありました。

表通りに面した表長屋もあり、こちらは比較的裕福な小商人などが住んでいました。
日当たりが良く、8畳と4畳の部屋に土間があるなど、間取りも広かったようです。

長屋の家賃ですが、現在の価値で1万円しない程度であったといわれています。
風呂なし、トイレ共同です。

ほとんどの庶民は、長屋以外の住宅を選択することはできなかったようです。

土地を所有しているのが幕府であるというのが大きな理由ですが、もうひとつ理由があります。

それは家の価値です。

江戸の町は火事が多く、木と紙でできた家は、すぐに燃えてしまいます。
江戸時代の消火活動は家を破壊することで延焼を防ぐというものでしたから、建築もしっかりしたものではなかったようです。

いつ無くなってしまうか分からない家ですから、当時はお金をかけたり、所有したりする価値がなかったと考えられます。

江戸庶民が日常生活で食べていたもの

さて、江戸時代の庶民は日常生活で何を食べていたのでしょうか。

江戸時代の庶民の食事を再現してみますと、ごはん、味噌汁、漬物というシンプルな一汁一菜です。

この食事が基本でした。

しかし、お米の消費は多く、ひとりで1日5合食べていたといわれています。
必要なカロリーを、ほとんどお米で補っていたんですね。

ちなみに1日3食が定着したのが江戸時代だそうです。
ご飯は1日1回朝に炊くだけだったので、1日のメニューはこのようになります。

朝食 温かい炊き立てご飯、味噌汁
昼食 冷めたご飯、野菜・魚などのおかず
夕食 お茶漬け、漬物

昼食がメインだったようですね。

照明技術が発達していなかった時代ですから、夜は暗くなったら寝てしまうため、夕食は質素だったようです。

おかずは切り干し大根の煮物、きんぴらごぼう、ひじきの白和えなど、今でも食べられているものが当時から食べられていたようです。

たくあんや梅干しも、もちろん定番でしたし、お味噌汁の具として、豆腐や大根などが人気だったようです。

現代とあまり変わりなく、なんだか親近感が湧きますね。

江戸時代庶民の結婚事情

気になる話題といえば、江戸時代の恋愛事情ですよね。
庶民は、やはりお見合い結婚が主流だったそうです。

ある程度の年齢になると、仲人から年頃の相手を紹介され、お互いが気に入れば、めでたく結婚というような感じです。

特に武家階級となると、結婚は家の存続のための手段ですので、武家階級の娘たちは厳格な環境で育てられていたようです。

気になる結婚年齢ですが、当時は14~16歳で結婚することが普通だったようです。
17歳でちょっと遅め、18~19歳は晩婚でした。

20歳となると、年増だったそうです。

今の感覚でいくと驚きしかありませんが、当時は人生50年といわれていた時代ですので、人生が短く、結婚が早かったのも頷けますね。

江戸時代の離婚事情ですが、なんと、予想に反して現代よりも離婚率が高いのです。

お見合い結婚が一般的だったので、結婚してみたけど、やはり合わないので離婚するということは、日常生活で当たり前に起きていたようです。

当時の離婚に必要なのは、三行半という紙1枚だけでしたので、お手軽に離婚できました。
三行半は、離婚証明書と再婚許可証が一緒になったようなものです。

当時の女性の再婚率は50%を超えていました。

結婚とは、当時仕事を持てなかった女性にとって、生きていくための手段であったからです。

また、江戸時代の人口比率は男女で7:3と、女性が少なく希少であったので、再婚相手には困らなかったようですね。

いわゆる、かかあ天下も多かったそうですよ。

日常生活を送るうえで大切な教育

江戸時代の教育事情は、どうなっていたのでしょうか?

庶民の学校として寺子屋が有名ですね。
寺子屋は当時、全国に2万軒ほど存在していました。

江戸だけで1,000軒ほどありました。
現在の小学校の数と、さほど変わらない数が存在していました。

なぜ、こんなにも寺子屋の数が多かったのかといいますと、需要があったからといえます。

当時から、学問がなくては良い仕事に就けないという意識があり、庶民も教育に力を入れていました。
そのため、江戸時代の就学率は、80%程度といわれています。

識字率はそれ以上だったと考えられますので、世界的に見ても非常に高い数字です。
江戸時代では、教育も日常生活に溶け込んでいたようですね。

同じ時代のイギリスでは、就学率25%程度、識字率は10%程度でしたし、フランスでは就学率2%以下で識字率も相当低かったようです。

富裕層は自宅で家庭教師をつけて教育することが多かったので、就学率が低いという面もあるのですが、それでも江戸の就学率と識字率には比べ物になりません。

貧しい庶民の子でも文字が読めるという国は、日本以外では世界でも類を見ないほどだったのです。

江戸時代の将軍のお給料は?

江戸時代の庶民の日常生活についてお話してきましたが、最後に、お給料の話をします。

江戸時代とはいえ、貨幣の価値に変動がありますので、一概に言えない部分もありますが、一般的に高給取りといわれる職業のお給料について調べました。

●遊女

500両程度といわれています。
現在の価値で5000万円です。

売れっ子の場合は、さらに稼いでいたと考えられます。
ただ、衣装代や化粧代が高く、ほとんど使い切ってしまうので赤字が多かったようです。

●奥女中

大奥に勤めている最高クラスの女中、いわゆる「年寄」ですね。
いろいろ顔が利くことが多かったので、袖の下もよくあったようです。

その袖の下を含め、1200両くらいです。
なんと、1億2000万円です。

それ以上稼ぐこともできたようです。

●関白(現代の総理大臣の立場)

数千石~1万石程度。
10億円です。

関白の給料に加え、血筋にもお金が払われました。
関白の娘が大名に嫁いだとすると、大名家から関白の家に毎年、献金が払われたそうです。

●豪商

江戸の大商人は、1日に150両売れたといいます。
現在の価値で、年商が5,475,000,000円(54億7,500万円)ほどにもなります。

使用人の給料や、仕入れなどが差し引かれても、相当な収入があったと考えられますね。

●征夷大将軍

江戸時代の徳川家康が自由に出来たとされる収入が、100万石ほどといわれています。

要するに1,000億円です。

しかし、将軍は自由に食べるものも選べなかったそうですし、勤務の拘束時間も長かったとか。
一体何に使っていたのでしょうね。

※米1石=金1両=10万円と計算しています。

江戸時代をもっと知ろう

こうやってみてみると、江戸時代の生活は現在と全く違う部分もありますし、あまり変わらない部分もありますね。

しかし、勤勉さは当時から日本人の気質としてあり、識字率の高さや犯罪率も低かったそうです。

江戸時代は鎖国制度の中、独自の文化を発展させてきました。
世界に誇れる文化ですので、日本人として、江戸についてもっと勉強したいですね。

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