胃の消化、何時間必要?食後横になり消化を促進する向きは?

皆さんは、普段口にしている食べ物の消化の流れをちゃんと知っていますか?
食べ物が消化されるまで、実際何時間くらいかかっているのでしょうか?

私達が食後の満足感にひたっている間、体内では胃などの消化器官が消化活動を頑張ってくれているのです。

この時に、胃の負担が軽減する姿勢をとってあげると、消化が促進されるようになります。
食後、横になり消化を促進する向きは、右と左の一体どちらなのでしょうか?

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体に必要な栄養分の消化吸収の流れは、だいたい何時間かかる?

胃の中に入った飲食物は消化された後、身体を維持するために必要な栄養素が体内に摂り込まれます。

何時間掛かるのかは個人差があるものの、長くても1日あれば全てのものがエネルギーへと変わることでしょう。

一連の流れは具体的に説明すると次の通りになります。

まずは口の中でよく噛み、唾液をなるべく大量に分泌させて、消化が早まるようにサポートを行い、ある程度噛んだら飲み込んで胃袋へと送り込みます。

栄養素のほとんどは小腸から摂り込まれるようになっており、ここで吸収することが出来ない栄養素と水分は大腸が引き受けます。
腸に残っているものは1~3日ほどそのままになっていますが、やがて不要と見なされたら便になり、身体の外へ追い出されるのです。

胃に長く残らない食べ物は消化に良いとされており、負担も減るので胃もたれなどが起こりにくくなります。

なお食べるとしばらくの間は何もいらないと感じるものは、満腹感こそ得られますが、だからといって身体に残る時間が長いというわけではないようです。

胃の役割について

胃袋はその名の通り袋のような形をしている臓器のことであり、食べ物を消化して身体を動かすエネルギーへと変えてくれるところになります。

中身が空っぽの場合は萎んでいるものの、飲み物や食べ物が入ると一気に膨らみます。
これを何時間か掛けて分解していき、腸を介して体内に摂り込む仕組みとなっています。
全部で5つの部位から形作られており、それぞれが個別の役割を持っています。
例えば入口近くにある「噴門」は飲食物の逆流を防いだり、「幽門」は入ってきたものがスムーズに通り抜けられるようにコントロールを行います。
食べ物が送り込まれた胃は、この噴門から幽門にかけて伸び縮みするように動き始め、胃液を出してたんぱく質の分解を開始します。

この時、身体に悪影響を及ぼす細菌などが紛れ込んでいたら殺菌を行い、場合によってはわざと逆流させて、口から吐き出させるように促すこともあるようです。

しばらくしてどろどろになると、幽門から十二指腸へと送られ、体内に摂り込まれます。食材によって通っていくペースは異なりますが、1日ほどあればどんなものでもエネルギーになります。

食べ物が胃で消化されるまで何時間くらいかかる?

飲食物を摂取したら消化されるまでに大体何時間掛かるのかと疑問に思う人もいるでしょう。

胃に入った食べ物や飲み物は3時間ほどであらゆる栄養素に分解されていき、小腸から摂り込まれた後、8~12時間くらいで尿や便として身体の外に出て行きます。

ですが食べ合わせによってはさらに時間が掛かることもあるようです。

なお食後のデザートに果物を食べる人も多いかと思われますが、実はあまり効果的ではありません。
この場合、糖分がそのまま胃の中に残ってしまい、肥満の原因となってしまったり、腹痛などを引き起こす可能性があるからです。

しかし果物は決して悪いものではなく、消化が早く大量の酵素を含んでいるため、体内にもともと存在している酵素を有効的に扱うことが出来ます。
これは野菜も同様です。

米やパンなどの炭水化物はデンプンを、肉や魚などのたんぱく質はそれを分解する酵素がそれぞれ必要になるため、消化までに時間が掛かります。
空腹にはなりにくくなるものの、食べ過ぎると胃もたれや胸焼けを起こすかもしれません。

食後に寝るのは良いの?横になる時に消化を促進する向きは左右どっち?

食事をすると胃の中では飲食物を消化するために血液をそちらへと集中させます。
ですがこの時に身体を動かしてしまうと、血液が集まらないので消化に何時間も要してしまい、場合によっては上手く分解されずに胃もたれなどを引き起こしてしまうかもしれません。

食後はなるべく動かず、身体を休めて胃をリラックスさせましょう。
そうすればすんなりと消化が行われ、あっという間にエネルギーが作られていきます。
これなら余計な脂肪も付きにくくなります。

横になる時は身体の右側を下にすると良いでしょう。
胃の中のものは左上から右下に通っていくので、この体勢なら腸まで送り込みやすくなるのです。

反対側を下にしたり、仰向けになると出口が違う位置に来てしまうため、完全に消化されず、胃に残ってしまうことがあります。
いわゆる「消化不良」というものであり、こうなってしまうとしばらくは気分が悪くなったり、酷い時には吐いてしまう羽目になるので、胃薬を使って身体をサポートしてあげて下さい。

胃に優しく消化に良い料理は、やっぱり和食!?

胃に優しくて消化に何時間も掛からない調理法なら「蒸す」「煮る」の2つをオススメします。

味付けの際はなるべく薄めに作り、代わりに出汁を使って下さい。
煮物や湯豆腐、お粥などの和食が最適です。

また梅干しには唾液の量を増やす効果があるため、そのまま食べるか、細かく刻んだり、磨り潰したりして薬味として加えると良いでしょう。

健康維持のためには添加物や保存料などは避けたいところですが、今の世の中、化学物質が入っていないものを見つけることは困難であり、栄養素をまんべんなく摂り込むことも難しくなっています。

そんな時は「まごわやさしい」の出番です。
これに従えば、身体を動かすエネルギーとなり得る栄養素が全て摂り込めるだけではなく、基礎代謝を向上させることが出来ます。

この言葉は「豆類」「ゴマ」「わかめ(海藻全般を指しています)」「野菜」「魚」「椎茸(キノコなら何でも含まれます)」「芋」の頭文字を繋ぎ合わせたもので、これらを使った料理を食べれば体調を崩すこともなくなることでしょう。

消化に何時間もかからなく、胃に優しいオススメレシピ

食事を摂るなら胃に負担を掛けず、何時間も経たなくても消化されるものを食べたいところです。

ここでは体調不良の時でも食べられる身体に優しいレシピをお教えしたいと思います。

・明太子と豆腐の雑炊

【材料】(2人分)
・冷たいご飯…2人前
・明太子…1房
・絹ごし豆腐…2分の1
・大根…5分の1~4分の1
・スライス生姜…4枚ほど
・ネギ…適量
・鶏ガラスープ…2カップ
・酒…大さじ1

【作り方】
1)生姜をみじん切り、大根を短冊切り、ネギを小口切りにします。

2)明太子は薄皮を切り、卵のみを取り出します。

3)ご飯はザルに入れて水で洗いましょう。

4)鍋に1と2、鶏ガラスープ、酒を入れて、大根が柔らかくなったらご飯、豆腐、ネギを加えます。

5)弱火で煮込み、ご飯の固さがなくなったら出来上がりです。

・温玉にゅうめん

【材料】(2人分)
・そうめん…1把
・温泉卵…2個
・長ネギ…10cm
・天かす…大さじ2
・日本酒…2分の1
・みりん…大さじ2
・水…500cc
・出汁パック…1個
・砂糖…大さじ1
・濃口醤油…大さじ2
・塩…少々

【作り方】
1)鍋に酒とみりんを入れて、沸騰したら水と出汁パックを加え、5分ほど弱火にかけます。

2)パックを取り出して、砂糖、醤油、塩を加えます。

3)別の鍋でそうめんを茹で、軽く水洗いしたら水気を切り、2の鍋に入れて温めます。

4)ネギ、天かす、温泉卵を添えれば完成です。

消化を促進させるポイントを押さえておこう

消化のいい体に優しい食事は、やはり和食なのですね。

消化を促進させるためのポイントは、食後にすぐ横になり、30分間ほど静かに過ごすことです。

また、胃腸が疲れていると感じたときは消化のいい、胃腸に負担の少ない食事をする事が大切です。