レモンピールを作ろう!皮を砂糖で煮て乾燥させるだけ!

レモンといえば、揚げ物の風味付けだったり、飲み物に浮かんでいる彩りだったり、あくまで脇役の立場です。

でも実のところ、レモンは皮まで全部食べられて、いろいろな料理に使えるのです。

砂糖で煮て乾燥させて作るレモンピールは長期間の保存もできますし、お菓子作りにも使えます。

今回は、レモンピールの作り方を紹介します。

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砂糖で煮る前にレモンを洗おう

レモンは果汁だけでなく、皮を使ったレシピもたくさんあります。

皮を細く切って砂糖で煮込み、乾燥させた「レモンピール」は代表的なお菓子です。

そんな丸ごと使えるレモンですが、農薬や防カビ剤が多く使われているのをご存知でしょうか。
スーパーなどで売られている輸入の柑橘系フルーツに「OPP・TBZ・イマザリル使用」などと表示がされています。
これらは日本で使用を認められていない農薬です。

農薬は皮についているのだから果肉は大丈夫と思われがちですが、果肉にも農薬が残っている場合があります。
そのため輸入レモンは安全性が保証されていないのです。

そして国産のレモンにも農薬は使われています。
ただ、日本の場合は検査が厳しく、使われている農薬も安全なものです。
そのため皮を使うレシピに「国産のレモンを使用」と書かれていることもあります。

輸入レモンより国産レモンのほうが安心して使えますね。
それでも心配な場合はレモンをよく洗ってから使うか、無農薬のものを選ぶといいでしょう。

レモンの洗い方

輸入レモンはもちろん、国産レモンも使う前にはしっかり洗いましょう。

レモンについている農薬や防カビ剤は水洗いしただけでは落ちません。
皮を砂糖で煮たり乾燥させたりして使うものには特に注意が必要です。

レモンを毎日山ほど食べたりしませんが、少しずつでも摂り続けるのは不安です。
手間はかかりますが安心して食べられるほうが心の健康にもいいですよね。

①塩をつけて洗う
粗塩を手に取り、レモンを揉むようにして表面のワックスを落とします。
ブラシやたわしなどでこすってもいいでしょう。
そのあと熱湯でさっと茹で、冷水でよく洗います。
塩をつけたら皮を傷つけないように優しくこするのがポイントです。

②洗剤を使って洗う
食器用洗剤で洗うこともできます。
野菜・果物も洗える洗剤で、香りのないものを使いましょう。
スポンジなどでレモンを洗ったら水でよく洗い流します。

③重曹を使って洗う
ボウルなどにレモンを入れ、水に浸して食用重曹を大さじ1程度入れます。
1分くらいつけたらスポンジなどで皮をこすり、水で洗い流します。

レモンピールとは砂糖に漬けて乾燥させた皮のこと

レモンピールはもともとレモンの皮を指す言葉です。
一般的にはレモンの皮を乾燥させたものや、砂糖漬けにしたお菓子のことを言います。

イギリスやフランスでは、古くから風邪の引き始めにレモンピールティーを飲む習慣があるようです。
これは乾燥させたレモンの皮をお湯に入れて砂糖を加えたもので、爽やかなレモンの香りとほのかな苦みのさっぱりとした飲み物です。
解毒や殺菌効果にも優れ、食欲増進、血管の強化、打ち身や静脈瘤改善にも役立つと言われています。

また、乾燥させた皮は入浴剤としても使うことができます。

それでは、砂糖漬けのレモンピールを手作りしてみましょう。

【作り方】
1)レモンの皮をむき、皮のほうを適当な大きさに切ってください。

2)鍋に水とレモンの皮を入れて火にかけ、沸騰したらゆっくりとかき混ぜながら3~5分煮ましょう。

3)お湯を捨て、また水から同じように煮ます。
 これを3回繰り返してください。

4)粗熱を取り、皮の白い部分を包丁の背で取り除きましょう。
 残っていると苦みが出るので丁寧に取ってください。

5)4㎜幅くらいの細切りにし、皮と同じ重さの砂糖を混ぜて冷蔵庫に一晩寝かせます。

6)5を鍋にあけ、皮が透き通ってくるまで混ぜながら煮詰めます。

7)煮沸消毒した保存瓶に入れ、冷蔵庫で保存してください。

扇風機で乾燥させて時短

すぐにレモンピールが使いたい、漬け込む時間も待ちきれないという方にオススメの時短レシピがあります。

1)レモンの皮を水から煮込み、3回繰り返してから粗熱を取ります。

2)皮と同じ重さの砂糖を準備し、その半分を混ぜ合わせましょう。

3)鍋に移して中火で煮詰めます。
 火が通ってくると水分が出てくるので、水は入れないこと。

4)皮が透き通ってきたら火からおろし、クッキングシートに広げて残りの砂糖をまぶします。

5)扇風機の風に2~3時間あてて乾燥させてください。

6)煮沸消毒した保存瓶、または清潔な保存袋に入れて冷蔵庫で保存してください。

この時間短縮して出来上がったレモンピールで「レモンピールチョコレート」を作ってみましょう。
市販のチョコレートを電子レンジで溶かし、レモンピールにまぶして固めるだけ。

レモンピールは甘みが強いので、チョコレートはビターがオススメです。
違うメーカーのチョコレートで食べ比べるのも面白いですよ。

またレモンピールをパウンドケーキにも使ってみましょう。
生地を作る最後の工程でレモンピールを加えるだけです。
パウンドケーキの甘さにレモンピールの爽やかさが加わり、おもてなしにぴったりのお菓子になること間違いなしです。

残ったレモンの果実を砂糖に漬けてシロップ作り

レモンピールを作った後に残る果肉の部分を有効に活用しましょう。

自家製レモンシロップの作り方

【材料】(容量2ℓの保存瓶)
・レモン(ノーワックスの国産レモンがオススメ)…800g
・糖分…800g(グラニュー糖640gとハチミツ160g)
・密閉瓶…洗って乾燥させ、アルコール消毒をしておくとよい

【作り方】
1)レモンの皮をむき、種を取って2~3㎜の厚さの輪切りにしてください。
 無農薬栽培のレモンなら皮ごと使えます。

2)瓶にレモンとグラニュー糖を交互に入れます。

3)ハチミツを入れます。
 ハチミツを入れることでシロップにコクが出るので、砂糖と一緒に入れましょう。
 砂糖とハチミツの割合はお好みで、甘みが欲しい方はハチミツを多めにすると良いです。

4)冷暗所で保管し、1日1回清潔な菜箸などでかき混ぜてください。
 約1週間で飲み頃です。

気温が高いと発酵し始め、泡が立ってきます。
その時は冷蔵庫に入れてください。
瓶が入らない場合はタッパーなどに小分けにして冷蔵庫で保管してください。
仕込みをして1週間たっていないときはレモンごと小分けにしましょう。

乾燥させずに漬け込むだけでも美味しい!

ハチミツは昔から解毒剤として利用され、デトックス効果が高いハニーウォーターとしても有名です。
そのうえビタミンB1やB2が豊富に含まれる健康食材でもあります。
何よりハチミツに含まれるブドウ糖は体内で素早く吸収され、エネルギーへの変換が非常に早いです。
そのため疲労回復には最適な食材なのです。

それでは健康食材のハチミツを使った、切って漬け込むだけの簡単なレモンのハチミツ漬けを作ってみましょう。
砂糖を混ぜて煮込んだり、乾燥させたりする手間もいりません。
材料はレモンとハチミツだけです。

【作り方】
1)お好みの厚さにレモンを輪切りにしてください。
 種は取り除いておくように。

2)レモンをタッパーなどに入れ、ひたひたに浸かる程度にハチミツを入れます。

3)冷蔵庫に入れて一晩寝かせてください。
 ときどき開けてみてハチミツが分離していたらスプーンで軽く混ぜてなじませましょう。

寝かせる時間はお好みです。
2日ほど置くとハチミツがよりレモンに染み込んで甘さを感じます。
漬け込んでおくだけのとっても簡単で美味しいレシピです。

レモンを活用しよう

レモンピールを作って保存しておくと、いろいろなお料理やお菓子作りに重宝しますよ。
できれば国産のレモンを使うことをオススメします。

今回はスイーツの紹介となりましたが、レモンピールはお料理のアクセントとしても使えます。
香りもよく、さわやかな仕上がりになりますよ。

レモンが手に入ったら、ぜひ挑戦してみてください。