スイカを種から発芽させてみよう!スイカの栽培方法教えます

夏の暑さで喉の渇きを感じると、食べたくなる果物と言えば?

「スイカ」ではないでしょうか?

甘くて美味しいスイカは、小さい子供からお年よりまで幅広く愛されていて、私達に馴染み深いですよね。

そんなスイカを、種から発芽させて育て、収穫するのも楽しいと思います。

今回は、スイカの栽培方法をまとめてみましたので、是非参考にしてみて下さい!

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スイカの種類

スイカの種の発芽を知りたいところですが、まずはスイカの種類について知っておきましょう。

大玉スイカ
普通に見られるスイカで、甘くてシャリっとした食感です。
種類に「縞王(しまおう)」、「富士光(ふじひかり)」、「早生日章(わせにっしょう)」などがあります。
重さは平均3~5kgです。

小玉スイカ
皮が薄く甘味があります。
種類に「紅小玉(べにこだま)」、「ひとりじめ」、「姫甘泉(ひめかんせん)」などがあります。
重さが1.5~3kgと小さいです。

黄色スイカ
果皮が緑で果肉が黄色です。
種類に大玉の「おつきさま」、小玉の「おおとり」などがあります。

マダーボール
楕円形のスイカで皮が薄く甘味があります。
種類に「姫まくら」、「紅まくら」などがあります。
重さは2~4kgの小玉です。

でんすけ
深緑色の皮で、真っ赤な果肉はシャリッとした食感です。
高級で贈り物に利用されます。
7月上旬~8月中旬頃に出ます。

角形スイカ
「四角スイカ」と「三角スイカ」があります。
観賞用で、四角スイカはたまにお店で見かけますが、三角スイカはみかけません。
味は良くないかもしれません。

太陽スイカ
皮が黄色くて果肉が赤く、シャリッとして甘味もあります。
小玉で楕円形の「金のたまご」、球形の「愛娘ひなた」などがあります。
重さは1玉7kg程度です。

種なしスイカ
第二次大戦後の日本で開発された種のないスイカです。
食べやすいですが、甘味が少ないです。
最近甘く美味しい種なしスイカが出てきています。

スイカの栄養・効能

次にスイカの栄養と効能について説明します。

スイカの栄養(スイカ100g中の成分)

エネルギー 31kcal、たんぱく質 0.7g、炭水化物 8.0g、食物繊維 0.3g、ビタミンA(カロチン)380μg、ビタミンB1 0.03mg、ビタミンB2 0.03mg、ナイアシン 0.2mg、ビタミンC 6mg、カリウム 120mg、 マグネシウム 9mg

そして90%以上が水分です。
水分には、体を冷やす作用があり、夏の日射病予防や解熱作用などの効果があります。

スイカの成分と効果

・シトルリン
シトルリンは利尿作用、腎臓病の予防、体のむくみを防止、血管の若返りなどの効果があります。
この成分はスイカの皮に多く含まれるので、皮を炒め物などで食べると効果があります。
・カリウム
カリウムは高血圧、動脈硬化の予防、利尿作用の効果があります。
この成分は皮に多く含まれています。

・リコピン
リコピンは、老化防止、脂肪燃焼、呼吸器系免疫力の向上に効果があります。

・βカロテン
βカロテンは老化防止とガン予防に効果があります。
また抗酸化性が高く、シミの原因になる活性酸素を除去する効果があります。

こんなに栄養豊富でたくさん種類があるスイカですが、それぞれ発芽させて食べ比べしたくなりませんか。

スイカの種を発芽させてみよう!(直播、ポット播き)

まずはスイカの種まきから発芽前までの流れです。

■種まき
種まきは3月~4月にします。
早いと種が凍り、遅いと発芽以降の生育が遅れます。

・直播き
直播きをする場合は、種まきの2週間以上前に、土作りをします。
畝か鞍つきを作り、種をまきます。
3粒~4粒の種を1cm間隔に置き、 隠れる程度に土をかぶせてください。
水を十分与えましょう。

・ポット播き
育苗して定植する場合は、3号サイズのポットに種をまきます。
ポットに用土を入れ、2粒~3粒の種を1cm間隔に置き、隠れる程度に土をかぶせてください。
水を十分与えましょう。

■鞍つきの作り方
スイカの場合は、鞍つきの方法がよいです。
1)土を盛り、直径30~40cm、高さ20cmの円錐を作ってください。
2)円錐の頂点を平らにしましょう。
3)平らにした中央に、種をまいたり苗を定植します。

■防寒
種まきの3月~4月は、まだ寒い頃です。
防寒のために、 ホットキャップやビニールをかぶせておきます。
防寒対策により、発芽に必要な気温を保つことができます。

■水やり
種をまいてから本葉が出るまでは、乾燥しないようにしましょう。
必ず毎日土の状態を確認して、 乾いている場合にはしっかり水を与えてください。
本葉が出てきた後は、葉がしおれない程度に、 土が乾燥したら水を与えるようにします。

スイカの種から発芽したら行うこと

スイカの種が発芽した後について説明します。

■間引き
本葉が出てきたら、 育ちの良いものを1つだけ残し、他は間引きします。
間引きをする場合は、残す芽の株元を軽く押さえ込み、間引く株を反対の指でつまんで引き抜きます。
残す芽の株元を押さえないと、 間引く芽につられて抜けてしまうことがありますので、充分注意してください。
芽が混んでいる場合には、無理に引き抜かずに、 間引く予定だった芽を地際で切りとります。
発芽してまもない芽は繊細さので、ていねいに優しく行ってください。

■定植
ポットで育苗した場合には、本葉が5枚~6枚になったら、定植します。
スイカの根は弱いので、ポットから抜く時に根鉢が傷むことがあるので、充分注意してください。
根を傷めた状態で定植すると、根の修復に時間がかかり、 その後の生育に悪い影響をします。
定植する場所には、根鉢が入る程度の植え穴をあけ、しっかり水を入れておきましょう。
苗側、植え穴側両方に水分を含ませた上で、苗を少し高めに植えます。
定植が終わった後にも、たっぷりと水を与えておいてください。

種から発芽したスイカの苗を植えて収穫するまでの手順

最後にスイカの種から発芽した苗を植えて収穫するまでの流れです。

1)植える2週間前に苦土石灰100g/m²と堆肥3kg/m²を混ぜ込んで土作りをします。
 次に1週間前に有機配合肥料100g/m²を入れて施し畝を作りましょう。

2)10cm程度土を盛ります。

3)1m間隔で苗を植え、水をやりましょう。

4)わき芽(子づる)がのびてきたら、3~4本残して他のつるを取ってください。
 そして有機配合肥料50~60g/m²を追肥します。

5)1番目の実は変形や小さいままだったりするので取ってしまいましょう。

6)雌花が咲いたら雄花の花粉をつけて受粉してください。
 朝9時頃までにするのがよいです。

7)実がなったら、有機配合肥料50~60g/m²を追肥します。

8)実が野球ボール程度になったら、つるを上側にして置きましょう。
 2週間に1回くらい横向き、反対向きにして、最後はつるが上側にして置きます。

9)花が咲いてから30~50日で収穫できます。

<ポイント>
たくさんスイカをならせると、実が小さかったり、甘さがなくなります。
大きくて、甘いスイカにするには、1株に1~2個だけ実をならせるのがよいです。  
15~18節めについた雌花に実をつけさせるのが最適です。

美味しいスイカの選び方&食べ方

スイカの種から発芽して以降について説明しましたが、ここでは美味しいスイカの選び方&食べ方について説明します。

■スイカの選び方
美味しいスイカは、果皮に張りがあり、緑と黒がハッキリして、お尻の薄茶色の部分(果頂部)が小さいものが美味しいです。

ツルが茶色の場合、収穫から長く経っています。
ツルがないなら、へたの周辺が少しへこんでいるものがよいでしょう。

音では、叩いたら「ボンボン」と響く音ならシャキッとしていて、「ボタボタ」と鈍い音なら熟れすぎています。

カットスイカは種が黒く、果肉部分の赤と果皮の白色の境目がはっきりしているものがよいです。

■スイカの保存方法・糖度分布
スイカは味がすぐ落ちやすいので、なるべく早いうちに食べるようにしてください。
保存する場合、スイカ1個なら風のある日陰で保存、カットスイカはラップして冷蔵庫の野菜室で冷やします。

スイカは中央部が甘く、皮に近い部分は甘味が落ちていきます。
中央部が均等になるように、放射線状のカットがよいでしょう。

■スイカの美味しい食べ方・冷やし方
スイカは冷やし過ぎると甘味が半減し味が落ちます。
8℃~10℃が最も美味しく感じる温度です。
冷蔵庫に入れるなら、食べる1時間前程度がよいでしょう。
スイカ1個なら、バケツや桶に入れて、水道水か井戸水に浸すのがよいでしょう。

スイカを栽培&収穫してみよう

いかがでしたか。

やはりスイカは、夏のフルーツの代表ですよね。
スイカの90%以上が水分で、夏に起こりやすい日射病の予防や、解熱などにも効果的なのです。

ビタミンやミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれていて、身体に嬉しい効果が期待できるスイカを、自分で栽培してみませんか。