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味噌汁やご飯の正しい並べ方は?箸のマナーも覚えておこう!

      2017/03/30

味噌汁やご飯の正しい並べ方は?箸のマナーも覚えておこう!

味噌汁やご飯を並べるとき、皆さんはどのような並べ方をしていますか?

日本の食卓は和食が基本ですが、和食料理の並べ方には理由があるようです。

魚の向きにも決まりがあるので、間違えないように覚えておきましょう!

また、他にもお箸のマナーも少しお話したいと思います。

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日本の食卓の基本は「一汁三菜」お酒の有無で並べ方は変わる?

日本料理は大きく3つに分けられます。

代表的な日本料理である本膳料理、お茶で供される懐石料理、宴会などで供される会席料理です。

本膳料理の基本は一汁三菜。
また三汁十五菜などもありますが、偶数は四から死が連想されたりと良くないものとされているので使われません。

本格的な本膳料理の一汁三菜は、飯、汁、香の物(お漬物など)、なます、煮物、焼物など、ご飯と香の物をのぞいたおかず類になります。

しかし一般的な家庭料理の『一汁三菜』は少し違います。

『一汁』とは味噌汁やおすましなどの汁物。
ご飯と香の物を数えない点は同じですが、『三菜』とは主菜と副菜2種類で、これを目安にするとバランスのいい献立が立てられます。
『菜』はおかずの意味です。
主菜は肉、魚、卵、豆腐などのたんぱく質、副菜には野菜や芋、豆、きのこ、海藻などビタミンや食物繊維、ミネラルが摂れるような組み合わせがよいとされています。

一汁三菜の並べ方は、主食(ご飯類)を手前左、一汁を手前右に並べ、主菜は奥右、副菜は奥左、副々菜(和え物、煮物など)は奥中に並べるようにします。

お酒を出す場合は、ご飯の位置にお酒を置きます。

ご飯や味噌汁の並べ方に決まりがあるのは何故?

昔は配膳の形には多くの流派があったようですが、それらを室町幕府が再編成し、武家礼法の1つとして、現在の本格的配膳の形が確立されました。
現代の家庭料理でも、それが正しい配膳とされています。

高校の家庭科の教科書を見てみると、左手前にご飯、右手前に味噌汁など汁物、左奥に焼き物や煮物、右奥に刺身、真ん中に副菜が正しい並べ方と書かれています。

ご飯が左側、汁物が右側というのは平安時代から続く並べ方だそうです。
この形が一番食事がしやすく、また、上位のものを左側に置くという日本の考え方も反映されています。

逆に置くのは仏様にお供えするときだけというようにも言われており、これを仏膳といいます。

その他には、陰陽の関係もあるようです。
ご飯は陽、汁物は陰とされており、また、日本では右側は左側よりも上位だとされていることにならって、出す側から見て右側に陽、左側に陰となり、食事を頂く側はごはんが左側、汁物が右側となるのです。

昔からのご飯と味噌汁の文化は栄養学的にも相性ばっちりだった!

ご飯はエネルギー源である炭水化物の他にも、ビタミンやミネラル、食物繊維、必須アミノ酸が含まれていて栄養のバランスが取れた優れた食品です。

必須アミノ酸は、体内でたんぱく質を合成する役割を担う栄養素で、食品から摂取するしかありません。
全部で9種類あり、それぞれが一定の基準を満たさないとうまくたんぱく質を合成することが出来ません。

しかし、ご飯にはリジンという必須アミノ酸が少ないためご飯だけではたんぱく質を効率よく合成することは出来ないのです。

そこをうまくカバーしてくれるのが味噌汁です。
大豆には多くのリジンが含まれています。
また、大豆には少量しか含まれていないメチオニンが米には豊富に含まれています。

なので、ご飯と味噌汁を組み合わせることで、必須アミノ酸をうまく摂取することが出来るのです。

さらに大豆は必須アミノ酸の他にもたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源でもあるので、ご飯と味噌汁だけで、三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質をバランスよく摂取することが出来る、完璧な組み合わせであるといえます。

食生活の欧米化により、米の消費量が減ってきていますが、一日に一度は、ご飯と味噌汁の組み合わせを食べると、健康にもいいでしょう。

魚の並べ方(向き)にもマナーが!?

ご飯や味噌汁などの並べ方だけでなく、魚の盛り付け方にもマナーがあります。

焼き魚などで尾頭付きの魚は、頭が左になるように盛り付けます。
理由は諸説あるようですが、日本では昔から左を善、前、優位とする考え方があり、それにならって頭を左にするようです。

逆に盛り付けるのは縁起が悪いとされています。

鯖の塩焼きは、皮を上にして盛り付けます。
一般的には川魚は皮を上に、海魚は身を上に盛り付けるのがマナーで、海魚である鯖は本来なら身を上にするはずですが、『美味しそうに盛り付けるのが大前提』という考えから、塩鯖は皮を上にします。

また、油が冷めてしまうと美味しくないので、脂身が多い魚は皮が上、脂身がなければ皮を下にすると良いでしょう。

たくさんのルールがありますが、美味しく食べられるようにすることをマナーの上でも重視されているのが分かります。

結局、マナーはあくまでも知識として頭に入れておき、自宅では美味しく食べられるように盛り付けることが大切かもしれません。

味噌汁やご飯の並べ方の他に、箸のマナーにも気を付けよう!

ご飯や味噌汁の正しい並べ方の次は、箸のマナーを覚えましょう。

まずは持ち方についてです。
真ん中より少し上のところを持つとバランスが取れて美しく見えます。
薬指と小指で下の箸を支え、残りの3本の指で上の箸を挟み、上の箸だけを動かします。

箸が交差してしまったり、まとめて持つことがないようにしましょう。
はじめは動かしにくいかもしれませんが、慣れてくると食べ物がつかみやすくなります。
箸を手に取る時も、マナーに気を付けなければなりません。
取り上げ方にも正しいマナーがあります。
3つのステップで取り上げましょう。

まず、右手で箸の中央あたりをつかみ、箸置きから取り上げます。

次に、左手を箸の下から添え、右手を滑らせるようにして右端に移動させます。

最後に、端から滑らすように右手を箸の下に添え、正しい位置で持ちます。

また、和食でお椀がある場合には、箸を片手で取り上げます。
こちらも、3つのステップで取り上げましょう。

まず、箸を持つ手をお椀からはずし、箸を取ります。

次に、器を持った手の人差し指と中指で箸を挟みます。

最後に、箸を持つ手を滑らすようにして下から支え、持ち直します。

お箸の並べ方のマナーとは?左利きの場合は?

箸の持ち方の次は、箸の置き方です。
箸の置き方のマナーも日本人として知っておいた方が良いでしょう。

基本的には持ちやすいように置きます。
多くの人は右利きなので、箸置きを左に、箸の頭の方を右に置きます。
箸が箸袋に入っている場合も、箸の頭が右にくるように置きます。

ちなみに、食事中も食後も箸は箸置きに置き、箸袋の場合は、箸袋を結んだり畳んだりして箸置きの代わりにします。
食後は箸先を袋の中に収めるようにしましょう。

左利きの方のご飯や味噌汁の並べ方、箸の置き方については、本人が食事をしやすいようにするのが良いと思います。

配膳などに限らず、日本の物の多くが、右利きの人が使いやすいように作られています。そのため左利きの人にとっては、とても違和感があると思います。
なので、左利きの人には右利きの人と反対の置き方にするよう、配慮することも大切です。

すでに配膳されている場合には、自分の食べやすいように配置を変えても構わないでしょう。
食べにくい配置で無理に食事をすると、せっかくの料理も十分に味わえません。
公式な場ではマナーを優先した方が良いのですが、普段の食事では食べやすさを優先して、楽しい食事にしましょう。

マナーは知っておいて困らないですよね

いかがでしたか。

日本の和食文化には、たくさんのマナーがありますね。

配膳は日々の食卓では、ご飯や味噌汁の並べ方以外は意識したことがありません。
ですが、自宅なら良いですが、外に出たときは、マナーを知らないと恥ずかしいですよね。

マナーは知っていて困ることではないので、頭に入れておくといいかもしれませんね。

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