今話題になっている玄米7号食ダイエットのやり方はこれ!

ダイエットに関心がある人たちのあいだで、玄米7号食ダイエットが話題になっています。

玄米7号食ダイエットとは、食事制限ダイエットの1種で、基本的に玄米しか食べないというダイエット方法です。

このダイエット方法を実践し、成果を報告しているブログが沢山あり、玄米7号食ダイエットに対する関心の深さがうかがえます。

では、この話題の玄米7号食ダイエット、どういったやり方で試したら良いのでしょうか。

玄米7号食ダイエットについてもっと詳しく知ろう!

玄米7号食ダイエットのやり方をご紹介する前に、このダイエット方法について理解を深めておくことは、とても大事です。

というのは、このダイエット方法はいわゆるファスティング(断食)ダイエットのひとつでもあり、正しい予備知識が無いと、かえって健康をそこなう恐れがあるからです。

そこでまず、7号食とは何か?というところからご紹介をしたいと思います。

7号食とは食事療法のひとつで、食事療法には1号食から順番に8号食まで存在します。

1号食は身体のことを何も考えない食事方法で、好きな物を好きなだけ食べるというやり方で、いろいろな病気の原因になりかねない、とても危険な食事方法です。

2号食は、4種類のおかずをご飯と共に食べる食事方法で、以下、おかずの種類が減るごとに、3号食、4号食と進んで行きます。

6号食でおかずが無くなり、主食とみそ汁のみになり、そして7号食で主食だけの食事となるのです。

8号食は完全な断食であり、7号食は断食の1歩手前という、とても厳しい食事方法となります。

この7号食を玄米で行うのが、玄米7号食ダイエットというわけですね。

大切なのは、玄米7号食というものが食事療法の1種であり、ただのダイエットというよりは、体質改善を促す食事方法なのだと理解することです。

これが玄米7号食ダイエットの正しいやり方!

では、玄米7号食ダイエットの正しいやり方について見ていきましょう。

玄米7号食ダイエットは、基本的に10日間という期限付きのダイエット方法です。

10日間という期間、玄米のみの食事をとることによって、体重を減少させると共に、体質そのものを改善することを目的としています。

この10日間、食事は玄米のみとなり、おかずもみそ汁も口にはしません。

水分補給は水、もしくはノンカフェイン、ノンカテキンのお茶のみとなり、たとえブラックでもコーヒーは禁止で、もちろんお酒は厳禁です。

ただし、玄米を食べる量には制限が無いので、お腹が減った場合に3度の食事以外でも玄米を食べることは許されています。

また、玄米を食べるときには、最低でも30回以上良く噛むようにしてください。

10日間の玄米7号食ダイエット期間の終了後は、6日間の回復食をとります。

この回復食とは、玄米のほかにみそ汁を食べるという食事のことです。

回復食の最初の3日間は、具無しのみそ汁をとり、後半の3日間は具入りのみそ汁をとります。

玄米7号食ダイエットの期間と、普通の食事との間に、この回復食をはさむことで、穏やかに身体の吸収力を回復させるというわけです。

いきなり普通の食事に戻すことは、身体にとって良くないだけでなく、リバウンドの原因にもなるので注意が必要です。

玄米7号食ダイエットのメリットはこれ!

玄米7号食ダイエットを行うことには、次のようなメリットがあります。

体重が落ち、痩せることが期待できる。

便秘を解消することが期待できる。

身体のむくみを改善することが期待できる。

その他、体質改善により、様々な臓器の調子が良くなることが期待できる。

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

玄米のみの食事になるので、摂取するカロリーが減少し、結果的に体重は落ちていきます。

体重の減少が少ない場合でも、身体や顔のラインの余分な脂肪が減るので、スタイルがスッキリして見えるという効果もあるようです。

また、食物繊維が豊富な玄米を食べることにより、便秘の解消も期待できます。

このダイエット方法を試した人の中には、いわゆる宿便が出て、お腹がスッキリしたという人たちがいます、

この玄米7号食というダイエットのやり方は、余分なものを食べないという食事方法です。

そのため、刺激的な食べ物を口にすることも無くなるので、胃腸や肝臓が休まります。

これにより消化器官の負担が減るため、いろいろな機能が改善されていきます。

その結果、血液やリンパの流れも良くなり、むくみも解消されるというわけです。

毒素が身体に入ってきませんし、逆に便として排出されるので、体質が改善され、各臓器の調子も良くなります。

ただし、これらの効果には個人差があることも覚えておきましょう。

玄米7号食ダイエットのやり方はここが大事!

先ほどは玄米7号食ダイエットのメリットについて、ご紹介しました。

ちゃんとしたやり方を守ることにより、いろいろなメリットが期待できますが、断食の1種でもあるダイエット方法なので、注意をすべき点があります。

まず、デトックス効果により様々な毒素が排出されますが、その過程で身体に変調をきたすことがあります。

好転反応と呼ばれている反応なのですが、この反応にはかなりの個人差があります。

それまでの食生活は人それぞれなので、反応に違いがあるのが当然で、激しい反応を起こす人と、それほど反応が起きない人がいます。

便通が良くなりすぎて下痢になったり、頭が痛くなったりすることもあるようです。

この反応は一過性であることが多いのですが、あまりにも酷いときには、様子を見ることも必要です。

ただし、玄米7号食ダイエットを中止するとしても、いきなり普通の食生活に戻すのではなく、具無しのみそ汁から徐々に戻していきましょう。

毎日の体調の変化に気を配りながら、無理なくダイエットを行うことが大事です。

また、10日間というのは思ったよりも長い期間です。

途中で玄米に飽きることもあると思います。

そのときには、添加物の入っていない梅干しや、ゴマ塩を加えてみましょう。

このふたつの食材は、食べることが許されています。

いろいろな玄米7号食ダイエットブログを参考にしよう!

ダイエットを題材にしたブログは、沢山存在しています。

特に、ダイエットに成功した体験談には、学ぶ点が多くあります。

また、逆に失敗をしたという報告にも、ダイエットを成功に導くためのやり方のヒントが、隠されていることがあるものです。

そういったブログを参考にすることは、とても大事です。

それでは、玄米7号食ダイエットを取り上げているブログの幾つかを、見ていくことにしましょう。

Aさんは、玄米7号食ダイエットを10日間実行し、3.4キロの減量に成功しました。

その実施期間の全てにわたって、体重、体脂肪の増減と、お通じがあったか無かったかを記録しています。

また、日々の経過と感想をまとめ、玄米7号食ダイエットが成功した理由を述べていて、とても参考になるブログです。

Bさんは、30代の男性で、ダイエット終了時点で2.2キロの減量という結果でした。

彼は写真を多用し、玄米おにぎりや、途中で口にした食べ物なども紹介しています。

厳密な玄米7号食ダイエットではありませんでしたので、あまり体重が落ちていません。

こういったブログも、自分がダイエットに挑戦をするときの参考になるので貴重ですね。

この他にも、短期間だけ挑戦したブログや、完全にダイエットに失敗をしたブログなど、いろいろな話題があるので、自分に合ったブログを探してみると良いでしょう。

玄米7号食をアレンジするならこのやり方で!

玄米7号食ダイエットは、基本的に10日間にわたって行うダイエット方法です。

しかし、ダイエットの取り組み方自体は自由なので、無理なダイエットでなければ、自分なりにアレンジをすることも可能です。

たとえば、実施する期間を短めにするやり方があります。

実生活の都合上、どうしても回復食を含めて1週間以上できないという人もいるでしょう。

その場合は、ダイエット期間を4日間で、回復食を2日間で試してみましょう。

このやり方で、身体をリセットしているという体験者もいます。

また、玄米だけを食べることに飽きてしまったら、梅干しを加えた玄米炒飯とか、ゴマ塩をまぶした玄米おにぎりなど、少し手を加えてみるのも良い方法です。

ストイックにダイエットを続けることも大事ですが、ダイエットの秘訣はいかに継続をするかにあります。

自分の目的に合わせて、多少のアレンジを加え、継続することを最優先にすることも、ときには必要です。

どうしても玄米以外が食べたくなったら、具無しみそ汁を飲みましょう。

具無しのみそ汁でも、玄米だけの食生活を送っていると、とても美味しく感じるものです。

実生活の負担になっては、せっかくのダイエットも続きません。

上手に玄米7号食ダイエットと付き合っていきましょう。

玄米7号食ダイエットを取り入れた生活へ

ダイエット終了後には、リバウンドの心配があるものですが、玄米7号食ダイエットには体質改善の効果もあり、以前とは違う食の好みになっていて、リバウンドしにくかったという体験談があります。

しかし、もしまた体重が増えてきたときには、再度玄米7号食ダイエットを行い、身体をリセットしてみましょう。

短期間で行なえるダイエットなので、上手に生活に取り入れて、身体に毒素をため込まないようにしたいものです。