みなさんは夜りんごダイエットというダイエット方法の存在を知っていますか?
実は、りんごはダイエット効果が高い食べ物だと考えられていて、今注目されているのが夜りんごダイエットなのです。
そこで、この記事では、りんごのカロリーから、期待できる効果、ダイエットのやり方などを解説していきます!
りんごのカロリーについて
夜りんごダイエットというダイエット方法が存在するのですから、りんごのカロリーは当然低いものと考えますよね。
それは本当なのでしょうか?
りんごのカロリーは、皮の有無で多少の差がでます。
以下に、りんご1個分(およそ270g)のカロリーを記載します。
・皮がついた状態のりんご およそ151kcal
・皮をむいた状態のりんご およそ131kcal
このように、りんごのカロリーは低いといえます。
りんごのカロリーだけの記載だと分かりづらいと思いますので、他の食材のカロリーも記載していきますね。
・ご飯1杯分(150gほど) およそ252kcal
・板チョコ1枚分(50gほど) およそ279kcal
・6枚切りの食パン1枚分(60gほど) およそ158kcal
・ポテトチップス1袋(85gほど) およそ471kcal
上記のものと比較すると、りんごのカロリーの低さは明確化されたといっても良いですよね。
りんごはカロリーが低く、健康に嬉しい効果も期待できるからこそダイエットにも用いられています。
夜りんごでカロリーをセーブ!ダイエット法とは?
先ほどりんごは、例に挙げた食べ物と比較すると、カロリーが低いということをお伝えしました。
知る人ぞ知る夜りんごダイエットですが、そのやり方について知っていますか?
実は、複雑な手順などはなく、道具も必要としないお手軽なダイエットなのです。
そのやり方の例として2つ挙げます。
・夜ご飯のメニューをりんごをメインにして考える方法
・夜ご飯だけりんごに置き換える方法
この2種類のやり方が、夜りんごダイエットの主流だといえます。
一般的に、朝や昼の食事と比べて夜の食事のほうに重きを置く方が多いですよね。
夜りんごダイエットでは、夜ごはんの摂取カロリーを抑制することを第一の目的としています。
帰宅後の夜の時間は、それほど多くの活動を行わないので、そこまでエネルギーが得られなくてもさほど問題はないですよね。
そして、この夜りんごダイエットを毎日継続して行いましょう。
いくら痩せたいからと無理をして行うのでは、ダイエットが嫌になってしまったりストレスが溜まる原因になってしまったりもします。
ですから、自分の無理のない範囲で行えるやり方を実践することが何よりも重要ですよね。
カロリーが低いだけじゃない!りんごのダイエット効果とは?
りんごはただ単にカロリーが低いからという理由だけでダイエットに適しているといわれているわけではありません。
◆お菓子などの間食をするのを防ぐ効果
りんごはみずみずしく、甘さもあるのが特徴ですよね。
甘さを感じられるりんごを摂取することは、ケーキやチョコレートなどの甘いお菓子の替わりになります。
ダイエット効果をより実感しやすくするためには、お菓子や間食を避けることが必要ですから、ダイエット中だけど甘いものを摂取したいという方にピッタリなのが、夜りんごダイエットなのです。
◆食事の過剰摂取を防ぐ効果
私たちは食物繊維を消化する際には時間をかけて、ゆっくりと消化活動を行います。
りんごには、食物繊維も多く入っているので、りんごを摂取すると長い間満腹中枢が働き、空腹感を抑えてくれることにつながります。
そのため、すぐにお腹が空いて食べ物を余分に摂取してしまう、なんてことを予防するのにも最適です。
◆腸内環境を改善する効果
りんごは食物繊維が豊富ということはお話ししましたが、その食物繊維は腸内環境を良くしてくれる働きを持ち合わせていて、自然なお通じへと導いてくれます。
また、蓄積されていた老廃物をスムーズに流し出してくれる効果も期待できることもりんごを摂取するメリットだといえます。
このような嬉しい健康・美容効果を持ち合わせているのがりんごなのです。
ですから、夜りんごダイエットが注目を集めているのですね。
夜りんごダイエットを行ううえで気を付けること
夜りんごダイエットをする際に、注意してほしい点があるのでお伝えします。
夜りんごダイエットは、「夜ご飯のメニューをりんごをメインにして考える方法」か「夜ご飯だけりんごに置き換える方法」が主流であることはお話ししました。
りんごには、健康や美容に良い効果が期待できるとはいえ、りんごに含まれる栄養成分の種類には限りがあります。
ですから、りんごには含まれていない栄養成分を普段の食事で摂ることが大切です。
なかでもタンパク質と脂質に意識を向けて、日々の献立を決めてみましょう。
タンパク質を含むものでおすすめしたいのは、魚、大豆、鶏のささみなどです。
脂質を含むものでおすすめしたいのは、チーズ、ナッツ類、オリーブオイルなどです。
上記で挙げたものを上手にメニューに取り入れて、健康的なダイエットを行いましょう。
また、食事自体の栄養バランスが偏らないように気を付けることも必要です。
摂取カロリーを抑えることに必死すぎてバランスの悪い食生活を続けていくうちに、体調を崩してしまう可能性もあります。
そうなってしまうと、元も子もないですよね。
りんごの食べ方、選び方にも気を配ってみる
この項で着目したいのが「りんごの食べ方や選び方」についてです。
少しのことにも気を配れれば、さらに夜りんごダイエットの効果を実感しやすくなるでしょう。
まず、りんごの食べ方についてですが、なるべく皮付きのまま摂取することがおすすめです。
りんごにはペクチン、りんごポリフェノールという栄養成分も多く含まれていますが、それらは皮にたくさん入っているという特徴があります。
りんごを食べる際には、皮をむいて食べることが一般的なのではないでしょうか。
皮の有無でカロリーはさほど大きく変わりませんし、ダイエットに嬉しい効果が期待できる栄養成分が豊富な皮を捨ててしまうのは勿体ないことかもしれません。
しっかりと水で洗ってから、皮ごと食べてしまうのがおすすめです。
そして、選び方についてですが、青りんごを選択するほうがダイエット効果が高くなります。
ダイエットに有効なプロシアニジンと呼ばれる栄養成分はりんごにも内包されているものです。
これは、脂肪を燃やしてくれる作用を持ち合わせているので、痩せやすい体質へと導いてくれるでしょう。
このプロシアニジンは特に青りんごには多く内包されていて、なんと赤りんごのおよそ4倍もの量だといわれています。
夜りんごダイエットと併用して軽く体を動かす習慣を!
夜りんごダイエットは自然に摂取カロリーをセーブすることにつながるので、結果的にダイエットに有効だといわれています。
そんな夜りんごダイエットを行う場合には、食事制限だけではなく、軽く運動する習慣を付けるとさらにダイエット効果が高まると考えられています。
おすすめなのが、ストレッチ、ヨガ、柔軟、体操などです。
ジョギングやたくさん動くスポーツなどのほうが痩せるのでは?という疑問を抱いた方もいるでしょうが、夜りんごダイエットと併用して行う運動としてはあまり相応しいものではありません。
なぜならば、夜りんごダイエットは食事を制限しているダイエット方法なので、激しく動き回る運動をすることで体調を崩してしまうケースも出てきてしまうからです。
体調面を考慮するとストレッチ、ヨガ、柔軟、体操などの比較的軽い運動を継続して行うほうが良いといえますよね。
ダイエットにはやはり無理は禁物です。
自分の健康を第一に考えて、ダイエットを行いましょう。
体調面も考慮して健康的にダイエット!
ダイエット効果や健康効果が期待できるりんごを活用して、健康的なダイエットを始めてみませんか?
夜りんごダイエット中は、りんご以外の食事では栄養バランスに気を配って、栄養の偏りが出ないようにすることが大切です。
また、運動をする際にはあまりきつくない運動を行って、体調面の配慮をしましょう!
健康であることが何よりも大事なので、無理をしない範囲でダイエットを行ってくださいね。