皆さん、もつ鍋を食べたことはありますか?
もつ鍋は福岡市周辺の郷土料理で、もつのコラーゲンが、美容にいいと人気です。
また、ビタミンなどの栄養も豊富で、地元では医者いらずともいわれています。
しかし、もつ鍋を専門店で食べ続けるのは大変です。
そんなときは、もつ鍋をご自宅で簡単に作ってみましょう。
味噌ベースのスープの、6つのもつ鍋レシピをご紹介します。
皆さん是非、参考にしてみてください。
人気の味の味噌醤油レシピ
はじめに、コクある味噌とほんのり醤油味のもつ鍋レシピをご紹介します。
もつと味噌は人気の組み合わせで、さらににんにくチップが入るので、香りのいい鍋が楽しめます。
味噌や醤油の量を加減して、お好みの味で試してみてください。
【材料】
・キャベツ 1/2玉
・もやし 2袋
・にら 1束
・牛もつ 400~500g
・乾燥にんにくチップ 適量
・白すりごま 適量
・輪切り唐辛子 適量
◎水 900ml
◎鷄がらスープの素 大さじ2
◎合わせ味噌 大さじ8
◎砂糖 60g
◎オイスターソース 小さじ2
◎豆板醤 小さじ1~3の間でお好みの量
◎醤油 大さじ2
【作り方】
①もつはさっと熱湯にくぐらせて冷水に取り、ざるにあげておきます。
キャベツは、大きめのざく切りにします。
もやしは洗い、水気を切っておきます。
にらは、7cmほどの幅で切っておきます。
②土鍋に、スープの◎の材料を全て入れ、よく混ぜて溶かします。
さらにもつを入れ、土鍋を火にかけ、アクを時々とりながら煮ます。
アクが出なくなったら、火を止めましょう。
③もつを煮た②の土鍋に、キャベツ、もやしを入れ、火にかけます。
キャベツがしんなりするまで、煮ましょう。
④キャベツがしんなりしたら、にらをのせます。
さらに乾燥にんにくチップ、白すりごま、輪切り唐辛子を散らします。
ひと煮立ちさせ、にらがしんなりしたら完成です。
味噌豆乳スープのもつ鍋レシピ
続いては、味噌と豆乳のスープの、やさしい味のもつ鍋レシピです。
あっさりしていそうですが、香味野菜の生姜とにんにくのすりおろしが入ります。
やさしい味ながらも、香りがよいのと、コクがあるのが人気の秘密です。
【材料】
・豚もつ 300g
・白菜 300g
・豆腐 1丁
・えのき茸 1袋
・しらたき 1袋
◎鶏がらスープの素 大さじ1
◎水 700cc
◎塩 小さじ1/2
◎生姜すりおろし 大さじ1
◎にんにくすりおろし 1かけ分
◎味噌 大さじ3
・豆乳 300cc
・あれば白すりごま 適宜
・あればラー油 適宜
【作り方】
①もつはさっと熱湯にくぐらせて、冷水に取り、ざるにあげておきます。
白菜は4~5cm長さの太めの千切りにします。
千切りにした白菜は、さっと湯通しします。
えのき茸は石づきを切り落とし、ほぐします。
しらたきは、下茹でしておきましょう。
豆腐は8等分にします。
②土鍋に◎を入れよく溶かし、さらに豚もつを入れます。
土鍋を火にかけ沸騰させたら、アクを時々とります。
アクが出なくなったら、火を止めます。
③もつの入った④の土鍋に、白菜、豆腐、えのき茸、しらたきを入れます。
土鍋を中弱火にかけて、一煮立ちさせましょう。
④具材を入れた②の土鍋に、豆乳を加え、さらに煮ます。
豆乳を入れたら、吹きこぼれに注意しましょう。
⑤お好みで、ラー油やすりごまをふり、完成です。
ごまの香り高い人気レシピ
続いては、味噌とすりごまのもつ鍋レシピです。
ほんのりとした西京味噌の甘さと、たっぷりのすりごまの香りが、人気の秘密です。
【材料】
・牛もつ(小腸) 300g
・キャベツ 1/3玉
・ごぼう 1/2本
・にら 1束
・豆腐(絹ごし) 4切れ
・昆布 5cm×3
・水 900cc
◎西京味噌 大さじ2と1/2
◎合わせ味噌(だし入り) 大さじ3
◎おろしにんにく 1片
◎醤油 大さじ1
◎塩 小さじ1/4
◎豆板醤 小さじ1~
◎コチュジャン 小さじ1
◎すりごま 大さじ5
・輪切り唐辛子 1本分までで好みの量
【作り方】
①土鍋に水と昆布を入れ、30分ほどつけ、昆布だしをとる準備をしておきます。
②昆布だしの準備をしている間に、具材の下準備をしておきましょう。
もつはさっと熱湯にくぐらせて、冷水に取り、ざるにあげておきます。
ごぼうはささがきにし、水にさらし、ざるにとり水気を切ります。
キャベツは、大きめのひと口大に切ります。
③水と昆布が入った①の土鍋を、弱火にかけます。
沸騰直前になったら、土鍋から昆布を抜きます。
④昆布だしの入った③の土鍋が沸騰したら、火を止めます。
調味料の◎の材料を、土鍋に入れ、溶かしておきます。
⑤もつ、ごぼう、豆腐を④の土鍋に入れ、中火で煮ましょう。
ごぼうが煮えるまで、アクを時々とっておきます。
⑥ごぼうに火が通ったら、さらにキャベツを入れます。
キャベツがしんなりしてきたら、にらを入れます。
にらがしんなりしたら、輪切り唐辛子を散らし、完成です。
芝麻醤と味噌のもつ鍋レシピ
続いては、味噌と芝麻醤のコクのあるスープの、もつ鍋レシピです。
芝麻醤のなんともいえない、ナッツペーストのような、濃厚な味わいが人気の秘密です。
豆板醤と唐辛子で、お好みの辛さにして試してみてください。
【材料】
・牛もつ 400~500g
◇キャベツ 1/3個
◇豆腐 1丁
◇舞茸 1パック
◇にら 1束
◇にんにく 3片
・唐辛子 1~2本
◎鶏がらスープの素 大さじ1
◎水 900㏄
◎芝麻醤 大さじ3
◎お好みの味噌 大さじ4
◎豆板醤 小さじ1~大さじ1の間でお好みの量
◎醤油 大さじ2
【作り方】
①もつはさっと熱湯にくぐらせて、冷水に取り、ざるにあげておきます。
②にんにくは、薄くスライスしておきましょう。
にらは7cmほどの長さに切ります。
キャベツは、大きめのざく切りにしておきます。
舞茸は軽くほぐしておきます。
唐辛子は、種ごと粗みじん切りにしておきます。
③スープの材料の◎を、全て土鍋に入れ溶かします。
そこにもつを入れ、土鍋を火にかけ、アクを時々とりながら煮ます。
アクが出なくなったら、火を止めます。
⑤もつを煮た③の土鍋に、下準備した◇を入れ火にかけます。
キャベツがしんなりしたら、粗みじんの唐辛子をふり、完成です。
クリーミーな味わいが人気!
続いては、味噌と生クリームの、もつ鍋レシピです。
こちらのもつ鍋は、〆にちゃんぽん麺を入れて食べてみてください。
まるでクリームパスタのような、美味しさになりますよ。
パルメザンチーズで、さらにコクを出しているのが人気の秘密です。
【材料】
・キャベツ 1/3玉
・にら 1束
・絹豆腐 1丁
◎水 800cc
◎鶏がらスープの素 大さじ2
◎合わせ味噌 大さじ6
◎にんにくすりおろし 小さじ1
◎ごま油 小さじ2
◎ラー油 少々
◎一味唐辛子 小さじ1
◎砂糖 大さじ1
◎醤油 大さじ1
◎コチュジャン 小さじ2
・生クリーム 200ml
・パルメザンチーズ 50g
【作り方】
①もつはさっと熱湯にくぐらせて、冷水に取り、ざるにあげておきます。
にらは7cmほどの長さに切ります。
キャベツは、大きめのざく切りにします。
豆腐は8等分にしておきます。
②スープの材料の◎を全て土鍋に入れ、溶かします。
さらにもつを入れ、土鍋を火にかけ、アクを時々とりながら煮ます。
アクが出なくなったら、火を止めます。
③もつを煮た②の土鍋に、キャベツ、豆腐を入れ火にかけます。
キャベツがしんなりしたら、生クリームを入れ、ひと煮立ちさせます。
生クリームを入れた土鍋ににらを入れ、さらにパルメザンチーズをふります。
ひと煮立ちさせれば完成です。
味噌とカレーのもつ鍋レシピ
最後は、味噌とカレー粉の、もつ鍋レシピです。
カレー粉の香りと、パンチの効いた辛さが人気の秘密です。
また、チリペッパーの中でも、辛味の強いカイエンペッパーを使います。
冬は血行促進でほかほかと温かく、夏は食欲増進、夏バテ予防にもってこいのもつ鍋です。
【材料】
・豚もつ 350g
□にんじん 1本
□にら 1束
□だいこん 1/4本
□もやし1袋
□キャベツ 1/3玉
□長ねぎ 1本
□しいたけ 4個
◎しょうがすりおろし 大さじ1
◎にんにくすりおろし 大さじ1
◎水 800ml
◎鷄ガラスープの素 大さじ2
◎合わせ味噌 大さじ6
◎醤油 大さじ2
◇カレー粉 大さじ1
◇カイエンペッパー 小さじ1/2
【作り方】
①もつはさっと熱湯にくぐらせて、冷水に取り、ざるにあげておきます。
にらは7cmほどの長さに切ります。
にんじんは、3mm幅ほどの半月切りにします。
だいこんは、3mm幅ほどのいちょう切りにします。
もやしは洗い、ざるにあげ、水気を切っておきます。
キャベツは、大きめのざく切りにします。
長ねぎは斜め切りにします。
しいたけは、軸を切り取っておきます。
②スープの材料の◎を、全て土鍋に入れ、溶かします。
さらにもつを入れ、土鍋を火にかけ、アクを時々とりながら煮ます。
アクが出なくなったら、火を止めます。
③もつを煮た②の土鍋に、野菜類の□を入れ火にかけます。
にんじんに火が通ったら、◇のスパイスを入れ、全体に混ぜたら完成です。
意外に簡単に作れるもつ鍋
こちらでは味噌ベースのスープで作る、もつ鍋レシピをご紹介しました。
ご覧になってみていかがでしたか?
美容と健康にいいもつ鍋が、意外に簡単に作れると、驚かれたかたもいるのではないでしょうか。
6種のもつ鍋から、皆さんのお気に入りを見つけて、是非作ってみてください。