小松菜はカルシウムやビタミン、そしてカリウムをたくさんふくむ、優れものの葉野菜です。
しかも、あくがないため、茹でることなく食べることができます。
そのため、加熱と水によって減少してしまうビタミンCを、しっかりと摂ることができる野菜です。
小松菜の味噌和えのレシピを探すと、先に下茹でをするものがありますが、茹でずに作るという方法もあります。
「生で?」と、驚かる方もいるかもしれませんが、茹でずに調理することもできるのが、小松菜の良いところです。
小松菜を茹でずに使った味噌和えレシピ
小松菜は、そのままでは固くて食べにくいですね。
普通の小松菜の味噌和えレシピはここで茹でます。
しかし、茹でてしまうと、ゆで汁にビタミンCが溶けだして、減少してしまいますね。
そこでどうするかというと、食べやすい大きさに切った小松菜を、ラップに包んでレンジでチンします。
加熱はしますが、ゆで汁にビタミンCが溶けだすことはありません。
野菜は茹でるよりも、蒸したりレンジでチンした方が、ビタミンCの減少を防ぐことができます。
小松菜を使ったレシピで炒める場合は、洗ってそのまま炒めることもできます。
和える時は、生の場合は固くて和えにくいので、レンジでチンして柔らかくしてください。
そして、少し時間はかかりますが、切った小松菜を食べやすい量でラップに包んで、冷凍しておく方法です。
たくさん冷凍する時は、ラップではなく密封用の袋に入れて下さい。
冷凍したものを食べる時に、出して10分くらい自然解凍してから搾って水気を切ると、それだけで柔らかくなります。
急いでいる時は、密封した袋ごと、流水やぬるま湯で解凍しましょう。
解凍したら、キッチンペーパーで搾ると、水気をキレイに切ることができます。
キュッと水気を切って、そのまま醤油と辛子を和えれば、辛し和えになります。
味噌やみりん、ごまを和えると、小松菜の味噌和えになります。
冷凍小松菜の味噌和えレシピ
それでは、冷凍した小松菜を使った、味噌和えのレシピをご紹介しましょう。
小松菜を冷凍する時には、洗って食べやすい大きさにカットし、ジッパー付きの密封袋に入れてください。
できるだけ空気を抜いておきましょう。
ラップに包んだ場合は自然解凍をします。
【材料】
・小松菜 180グラム(冷凍したもの)
・味噌 小さじ1
・しょうゆ 小さじ1/2
・砂糖 小さじ1
・白すりごま 小さじ2
【作り方】
①冷凍の小松菜を密封袋のままボウルに入れて、水またはぬるま湯で解凍します。
②小松菜をキッチンペーパーに入れて、しぼって水気を切ります。
③ボウルに味噌・しょうゆ・砂糖・すりごまを混ぜます。
④中に、水気を切った小松菜を入れて、よく混ぜます。
茹でずに使うことで、ビタミンCの減少を防いでいます。
水やぬるま湯でさらすと、水にもビタミンCは溶けだしますので、袋に入れたまま、流水やぬるま湯で解凍することをお勧めします。
普通に茹でた小松菜の味噌和えレシピ
買ってきた小松菜をすぐに使う時は、普通に茹でて使うのが一般的ですね。
その場合は、同じ小松菜の味噌和えレシピでも、茹でる時に塩を入れます。
その分、塩分量が少し違ってきます。
適量ですが、入れすぎないように注意しましょう。
【材料】
・小松菜 180~190グラム(1束分)
・塩 小さじ1(茹でる時用)
・味噌 小さじ2
・醤油 小さじ1
・みりん 小さじ2
・白すりごま 大さじ1
・白炒りごま 大さじ1
【作り方】
①小松菜は2~4センチに切り、水でよく洗います。
②調味料とすりごまをボウルに入れて、混ぜ合わせます。
③鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら塩を加え、小松菜を入れ、3~4分茹でます。
④茹でたら、すぐにざるにあげて、水に浸して熱を取ります。
⑤キッチンペーパーに入れて、ぎゅっと搾り、水気を切ります。
⑥混ぜた調味料の入ったボウルに入れて、よく混ぜ合わせます。
⑦上から白炒りごまを散らします。
ポイントは茹ですぎないことと、水にさらす時もあまり長時間にならないことです。
すりごまは、味噌と一緒に混ぜますが、炒りごまは後から散らしましょう。
醬油と砂糖、またはみりんを量っていれるのが面倒な時は、麺つゆでも代用できます。
麺つゆでは、甘さが足りない人もいますので、その時は小さじ1くらいのみりんを加えてください。
甘さ控えめで良い人は、麺つゆだけで充分です。
小松菜の味噌和えレシピを保存用に一工夫
小松菜の味噌和えは、副菜として重宝します。
常備菜にもできますので、冷蔵庫に入れて数日、保存することもできます。
簡単にできますので、お弁当用に作ると、緑色が入って彩りもキレイです。
でも、夏場は作り置きやお弁当は、傷むのではないかと心配です。
そこで、普通の味噌和えではなく、酢味噌和えにしてみましょう。
その場合は、あえる調味料が違うだけで、作り方は全く同じです。
こちらでは、レシピに必要な材料の分量だけをご紹介しましょう。
【材料】
・小松菜 180~190グラム(1束分)
・塩 適量(茹でる時用)
・味噌 大さじ1
・辛子 小さじ1
・酢 大さじ1
・酒 大さじ1
・醤油 小さじ2
・白すりごま 大さじ1
普通の味噌和えレシピとの違いは、酢と酒、辛子の3つが調味料に加わり、砂糖、またはみりんがなくなりました。
酢や酒を入れると、みりん分の甘味は出ますので、必要ありません。
辛子も入れますので、甘味がない方が良いようです。
辛子と酢を入れる分、保存性が上がります。
味付けを大人向けにしたい時は、甘いごま味噌和えよりも、こちらの方が良いかもしれませんね。
小松菜の味噌和えを炒めたレシピ
ここまでは、小松菜のおひたしの和え物でしたが、ちょっと変わった炒め物の味噌和えレシピです。
【材料(4人分)】
・小松菜 600グラム(3束)
・ベーコンスライス 5枚
・ごま油 大さじ1
・塩 大さじ1(茹でる時用)調味料
・白だし 小さじ2
・味噌 大さじ1
・みりん 小さじ2
・醤油 小さじ1
・白炒りごま 大さじ1~2
【作り方】
①大鍋で湯を沸騰させ、塩少々を入れて、小松菜を茹でます。
②冷水にとり、ギュッと絞ります。
③小松菜は2~3センチの長さに切ります。
水気が残っているときは、もう一度絞って下さい。
④ベーコンを1センチ幅に切ります。
⑤調味料を混ぜ合わせます。
⑥フライパンにごま油を入れて、火にかけます。
⑦小松菜とベーコンを入れて、さっと炒めます。
⑧合わせた調味料を入れて強火にして、水気がなくなるまで炒めます。
⑨醤油を全体に回し入れて火を止めます。
⑩皿に盛って、白炒りごまをかけてください。
こちらのレシピは小松菜を先に茹でる方法ですが、小松菜は生でも、レンジでチンしても、冷凍のものを使ってもできます。
冷凍の場合、解凍せず、そのまま入れてしまうと、少し水分がでますので注意してください。
日持ちもしますので、お弁当のおかずとして前の日に作っておいても大丈夫です。
冷凍した小松菜を使う場合は、食感が変わってしまうので、あまりおすすめしません。
冷凍で保存する時は、生の小松菜を使ったほうが良いと思います。
小松菜と味噌の栄養価
小松菜は天然のサプリと呼ばれるほどの、緑黄色野菜です。
身体に良いと呼ばれている、ほうれん草とほぼ同じ栄養素を含みながら、茹でることなく食べられます。
・カロテン(ビタミンA)
・ビタミンC
・ビタミンE
・ビタミンDの他にも、たくさんのビタミン類、カルシウム
・鉄はほうれん草よりも多く含まれています。
無機質の中ではカリウム・モリブデンも豊富に含んでいます。
カロリー価は低く、食物繊維が豊富なので、ダイエット中でもたくさん摂ることができます。
味噌和えレシピに必要な味噌は、たんぱく質、ナトリウムが豊富で、他にもモリブデンを多く含みます。
味噌と小松菜をご飯と一緒に摂ると、ほとんどの栄養素を摂ることができます。
小松菜の味噌和えレシピは、簡単で栄養豊富な、健康に役立つ「副菜」「常備菜」です。
小松菜の栄養をそのまま
小松菜は、味噌汁の具や炒め物、おひたしの他にこういった方法で、美味しく食べることができます。
小松菜のカリウムは、味噌和えに含まれるナトリウムとバランスを取って、塩分の摂りすぎを防ぐことができます。
他にも、くるみや油揚げ・高野豆腐を混ぜても、美味しい小松菜の味噌和えになります。
お料理に一工夫してみたい人は、基本のレシピをアレンジして、自分だけのオリジナル味噌和えを作ってみて下さい。