6pチーズは、全国のスーパー、コンビニなどで手に入る手軽なチーズです。
雪印、QBB、明治十勝、クラフト…国内の様々なメーカーで、手軽に食べられるチーズとして、販売されています。
中でも雪印の6pチーズは50年以上も愛されているプロセスチーズなんですよ。
プロセスチーズは、アルミホイルで作った扇形のケースに、数種類のナチュラルチーズのブレンドを溶かして、流して作ります。
実は、このチーズと醤油を合わせただけで、美味しいおつまみやおやつになるのをご存知ですか?
6pチーズと醤油を使ったおやつ
手軽に手に入る6pチーズと、必ず家にある調味料である醤油。
一見合わなそうな組み合わせですが、この2つを使って簡単におやつが作れます。
作り方は本当に簡単です。
焼いた6pチーズに醤油をかけるだけです。
とても簡単ですよね。
簡単なことに間違いないのですが、少しだけ気を付けるポイントがあります。
それは、チーズをフライパンで焼く時の火加減で、チーズが溶けすぎてしまったり、フライパンにくっついてしまったりすることです。
このことに注意して、6pチーズを焼いてみましょう。
【6pチーズの美味しい焼き方】
①まず、フライパンにオーブンシートを敷きます。
②その上に、チーズを並べます。
チーズどうしが溶けてもくっつかないように、間は少し空けておきましょう。
③後は中火で1分ほど焼き、ひっくり返して、さらに1分焼きます。
皿に盛りつけ、醤油を垂らすだけで、美味しいおやつにも、おつまみにもなります。
焼き海苔で巻くと、いそべ巻き風になり、おやつやおつまみだけでなく、お弁当のおかずとしても利用できますね。
フライパンを使う時にオーブンシートを使うと、洗う時にもチーズがべたつくことがなく、サッと洗うだけで済みますので、とても便利です。
醤油に漬け込んで絶品おつまみ
6pチーズと醤油のレシピでオススメなのが、6pチーズを1時間ほど醤油に漬け込んだおつまみです。
こちらも作り方は簡単です。
<6pチーズの醤油漬け>
【材料 4人分】
・6pチーズ 1箱
・醤油 大さじ1と1/2
・みりん 大さじ1
・だし汁 100グラム
・七味 適量
・鰹節 適量
・海苔 1/3枚
【作り方】
①醤油、みりん、だし汁を合わせ、その中に6pチーズを入れます。
②1時間、冷蔵庫で冷やします。
③海苔を細く刻んでおきます。
④チーズの上に、刻み海苔、鰹節、七味をかけます。
他にも、好みで、長ネギやわけぎ、アサツキを、みじん切りや小口切りにして上に乗せて下さい。
アレンジ次第で好みの味で楽しむことができます。
さらにこれを使ったアレンジがあります。
チーズの醤油漬けに、溶き卵と、パン粉を付けてフライにしましょう。
ちょっとしたおかずに早変わりします。
味が染みているので、そのままお弁当のおかずとしても利用できます。
ズボラさんにオススメ!6pチーズと醤油でもっと簡単料理
フライパンも時間もいらない、ズボラさんにオススメのもっと簡単な6pチーズと醤油を使った料理があります。
なんとレンジで温めるだけです。
チーズが好きだけど、火を使うのは面倒くさい、寒い時に温かくして何とか食べる方法はないか、というズボラさんはぜひやってみてください。
美味しくて病みつきになりますよ。
こちらは、前の項でご紹介したレシピよりもさらに簡単です。
海苔とチーズを耐熱の皿にのせて、上から少しだけ醤油を垂らし、レンジで1分間温めます。
そうするすると、醤油が焦げた風になり、とっても美味しいですよ。
辛いものがお好きな方は、この上に七味をかけると、さらにピリッとして風味が楽しめます。
七味をかけることで、さらに体を温める効果もあります。
チーズはいつ食べても美味しいのですが、寒い日はアツアツのチーズが食べたくなりますよね。
しかし、凝った料理は面倒、というときに作ってみてくださいね。
6pチーズと醤油を垂らしたいそべ巻きで栄養満点
乳製品のチーズは、たんぱく質食品としてもすぐれた食品です。
6pチーズは子どもが手軽に食べられるということで、保育園や幼稚園、小学校の給食などにも出ますよね。
チーズは22~23%がたんぱく質で、25%が脂質です。
6pチーズの中に含まれる脂質の量に驚いた人もいるかもしれません。
しかし、私たちはチーズなどに含まれる脂質から、骨を作るための骨芽細胞の原料となるホルモンや、細胞膜など必要なものを摂っています。
脂質=肥満や高コレステロールの原因と考えられていますが、それは摂り方が問題なのです。
毎日大量のピザやポテト、ハンバーガーなどを食べすぎれば体に良くないというのは当然ですよね。
他にも、チーズはカルシウム、ナトリウム、リン、鉄といった多数のミネラルと、ビタミンC以外のビタミンをすべて含んでいます。
ドイツでは、学校へ行く前の子どもの朝食では、バナナとチーズが定番だそうです。
ちょうど、チーズに不足しているビタミンCと、ナトリウムとバランスをとるカリウムを含むバナナは、チーズと良い組み合わせなのです。
対して日本人の私たちは、ここに醤油を垂らして海苔を巻くいそべ巻きにすると、バナナ以上にビタミンCとカリウムを簡単に摂ることができます。
なんと海苔100g当たりのビタミンC含有量は、レモンの約2倍、カリウムに至ってはバナナの約6倍です。
チーズのいそべ巻きが栄養満点だなんて、驚きですね。
おすすめ市販の美味しい6pチーズ
6pチーズの中には、ナチュラルチーズだけではなく、ナッツやベリーが入ったものもあります。
また、同じナチュラルチーズでも厳選された牛乳を使用しているなど、6pチーズも様々です。
6pチーズで有名な雪印では、皆さんご存知の青いパッケージの6pチーズの他に、6pチーズ減塩というものがあります。
たしかにチーズは塩分も多めなので、塩分が気になる人にはありがたい商品です。
他にも、本当にチーズ大好きという人向けに「カマンベール入り」、「コクうま」の4種類があります。
「カマンベール入り」や「コクうま」は、焼いて醤油を垂らすと、普通のタイプとはまた違う食感を楽しむことができます。
QBBでは地方限定を入れると、10種類以上の6pチーズを展開しています。
中でも有名なのは、チーズデザートシリーズで、ナッツやラムレーズン、バニラ入りはまるで小さなチーズケーキのように楽しむことができます。
もちろん、普通のナチュラルチーズもありますが、その中でも他と少し違うのが、ブルーチーズ入りです。
おやつに、おつまみにとチーズ好きを引き付けています。
他にも明治の十勝シリーズでも、ナチュラルチーズの他にカマンベール入り、モッツアレラ入りを販売しています。
他にも、おつまみに最高のブラックペッパーもあります。
ブラックペッパーを焼いたものには、醤油がとても合います。
○○限定の6pチーズ
意外と知られていないのが、6pチーズには地域や期間限定商品があるということです。
中でも、北海道限定の雪印6pチーズには、「ホタテ味」と「とうきび味」があります。
どちらも焼いて醤油を垂らしたら、美味しそうな味ですね。
他にも北海道限定にはサーモン味、カレー味があります。
北海道限定では、デザート感覚で楽しめる、ロイズのチョコレートチーズケーキもあります。
クラフトはデザート感覚で楽しめる、小さなチーズケーキという、6pチーズを展開しています。
期間限定商品「小さなチーズケーキ~世界の国から~」シリーズで、マンゴー&ココナッツと、チョコレート&ココナッツがあります。
同じくQBBのチーズデザートでは、数量限定で「パンプキンプティング」「熊本県産和栗」「あまおう味」「糖質制限シリーズ」があります。
期間や地域ではありませんが、ローソン、ファミリーマート、セブンアンドアイといったコンビニ限定の6pチーズもありますよ。
6pチーズは手軽なおやつやおつまみに最適
1つ1つ個包装になっていて、手軽な6pチーズはそれだけでも、おやつやおつまみに最適です。
その特徴を活かして、ただのチーズだけでなく、デザート感覚で、楽しく食べることができるものも、たくさんあります。
さらに醤油との相性も抜群です。
チーズは、牛乳を販売している雪印や明治だけでなく、クラフトやQBBといったチーズを専門とするメーカーだけ、というイメージがありました。
しかし、今はコンビニやスーパーのプライベートブランドでも、6pチーズを取り扱っています。
手軽に使える6pチーズは、私たちの食生活を、これからも彩る大切な美味しい食材です。