最近では、オーガニックワインが人気を集めているようです。
初めに、オーガニックとな何なのか、についてお話します。
また、ワインの種類や、それに合った料理についても併せてご紹介します。
ワインをよりおいしく飲むテクニックもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
オーガニックとは?
初めに、オーガニックとは何なのか、について解説したいと思います。
オーガニックとは有機栽培のことです。
有機栽培とは、農薬や化学肥料をほとんど使わないという栽培方法です。
オーガニックには、普通の栽培方法に比べて、メリットが大きく2つあります。
1つ目は、安全性が高いということです。
農薬、化学肥料を使っていないので、普通の栽培方法に比べてかなり安全性が高いといえます。
また、オーガニックの商品は、海外から輸入しているものでも、日本の基準で検査してあります。
無事に合格したものだけ販売されているので海外製のものでも、安心して使うことが出来ます。
2つ目に、味がおいしいという点です。
なぜ味がおいしいのかという点ですが、これは栄養素が関係しています。
有機栽培で栽培されたものは、自然に近い形で栽培されています。
自然に近い栽培をした場合、ミネラルなどの栄養素を多く含んだ状態で収穫できるのです。
この豊富な栄養素のおかげで味が濃く、おいしく感じられます。
オーガニックのものには、デメリットもあります。
それは、値段が少しだけ高いという点です。
しかし、オーガニックで得られるメリットのことを考えると、大きなデメリットではないでしょう。
次項からは、今回の記事のメインであるオーガニックワインや、ワインに合う料理についてお話していきます。
美しい赤い色が魅力!赤ワインとは
ワインに合う料理にについてお話しする前に、ワインの種類を解説します。
ワインには、主に2つの種類があります。
それは、赤ワインと白ワインです。
初めに、赤ワインについて説明したいと思います。
赤ワインとは、黒ぶどうから作られたワインです。
黒ぶどうを丸ごと使うことによって、あの綺麗な赤色になります。
赤ワインは、酸味が強く初めてワインを飲む方には、あまりおすすめしません。
しかし、芳醇な香りを好まれる方は多く、それは赤ワインの魅力でもあります。
また、ぶどうに含まれているポリフェノールですが、赤ワインのほうが多く摂取することが出来ます。
ポリフェノールは健康に役立つ栄養素のひとつなので、積極的に摂取したいものです。
ポリフェノールを多く摂取したい方は、赤ワインに挑戦しても良いかもしれません。
また、ワイン愛好家には赤ワイン好きが多いようです。
白ワインに慣れたら、赤ワインに挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後に、オーガニック赤ワインについて説明します。
オーガニック赤ワインは、有機栽培で黒ぶどうをつくり、その黒ぶどうを使って作った赤ワインです。
そのため、オーガニックのメリットと、赤ワインの魅力を両方味わうことが出来ます。
白ワインは初心者におすすめ!
先ほどは、赤ワインについてご説明しました。
続いて、白ワインについてご説明したいと思います。
白ワインは、ぶどうの皮や種を除いて絞り取った果汁だけで作ります。
赤ワインと違うポイントとして、ぶどうを丸ごと使うのではなく果汁のみを使って作りますので、発酵の際に液体に果皮の色が移らないのです。
ですので、淡い黄色みを帯びた、透明なワインに仕上がります。
白ワインの特徴として、赤ワインに比べて渋み成分、タンニンが少ないという特徴があります。
そのため、赤ワインに比べて初心者の方でも飲みやすいワインです。
また、赤ワインに比べて口当たりも滑らかですので、お酒が苦手という方でも白ワインであれば飲むことが出来るかもしれません。
白ワインの2つ目の特徴として、ポリフェノールが赤ワインに比べて少ないという特徴があります。
ぶどうを丸ごと使わず、果汁だけを使用して作られているので、栄養価は低くなります。
そのため、白ワインに慣れたら、赤ワインに移行する人が多いようです。
この2つが白ワインの大きな特徴となります。
もちろん、オーガニック白ワインもあります。
オーガニック赤ワインと同様に、無農薬で栽培されたぶどうが使われています。
続いて、ワインに合う料理についてご紹介します。
白ワインは渋みが少ないので料理に合わせやすいというメリットがあります。
赤ワインと白ワイン、それぞれの特徴を考えながら、料理について見ていきましょう。
オーガニック赤ワインに合う料理とは
前の項では、オーガニック赤ワインについてご紹介しましたね。
オーガニック赤ワインについて理解したところで、次にオーガニック赤ワインに合う料理についてご説明します。
せっかく、素材にこだわったオーガニック赤ワインを飲むのであれば、合わせる料理もこだわりたいですよね。
赤ワインに合う料理として、代表的なものが2つあります。
ひとつ目が肉料理です。
肉料理は、味が濃く喉が渇きやすい料理です。
また、肉の甘み、旨み成分も豊富に含まれる料理になります。
そのため、赤ワインの渋みと肉の甘み成分が中和して、良いバランスを保ってくれます。
そのため、赤ワインには肉料理がよく合うのです。
続いて、ふたつ目です。
それは、チーズを使った料理です。
チーズは、発酵食品です。
ワインも発酵食品であるため、ワインとチーズは相性が良いのです。
また、チーズはアミノ酸を豊富に含んでいます。
アミノ酸は、肝臓の機能を向上させる効果があるので、アルコールである赤ワインのお供としてぴったりなのです。
肉料理とチーズ料理、どちらも赤ワインとは相性抜群です。
赤ワインを飲む方はぜひ参考にしてください。
オーガニック白ワインに合う料理とは
続いて、オーガニック白ワインに合う料理について説明したいと思います。
余分な添加物を加えずに作られるオーガニックワインは、料理の味を邪魔せず、引き立ててくれます。
オーガニック白ワインに合わせたい料理は、魚料理です。
なぜ肉料理ではなく魚料理の方がオーガニック白ワインに合うのでしょうか。
それは、白ワインが赤ワインに比べて渋み成分が少ないことから来ています。
オーガニック白ワインに肉料理をあわせてしまうと、肉料理の味方が強くなりすぎてしまい、オーガニック白ワインの本来の味を消してしまいます。
そのため、肉料理に比べて味が弱めの白身魚などがオーガニック白ワインにマッチします。
特に、魚料理の中でも白身魚が一番おすすめです。
なぜ、白身魚なのかというと、淡白な味わいが挙げられます。
オーガニック白ワインの本来の個性を味わえますので、両方の味が活かされベストマッチなのです。
魚料理をおすすめしてきましたが、白ワインは赤ワインに比べ酸味が弱いです。
そのため、魚料理に限らず色々な料理に合わせることが出来ます。
迷ったら、白ワインを選ぶと、失敗が少なくなると思います。
料理とワインをおいしく頂くために
料理と一緒にワインと楽しむために、よりおいしく飲めるオーガニックワインの飲み方をご紹介します。
その方法は大きく分けて2つあります。
それは、スワリングとテイスティングです。
初めに、スワリングから解説します。
スワリングとは、ワイングラスを回す方法です。
ワイングラスを指ではさんで回す上級者の方もいます。
しかし、指で挟まなくてもテーブルに置いたまま回す方が安定します。
初心者の方は、テーブルにおいて回すだけで十分なので試してください。
スワリングは、ワインを空気に触れさせて酸化させるという目的があります。
酸化することにより、ワインの味や香りが変化します。
何口か飲む毎に、スワリングをしてワインを楽しんでください。
続いて、ティスティングの方法です。
テイスティングとは、香りを楽しむためのテクニックです。
やり方は簡単で、ワインを口に含んだ状態で息を軽く吸い、飲み込むのと同時に鼻から息を吐きます。
テイスティングをすることで、より味と香りを楽しむことが出来ます。
この2つがワインをよりおいしく飲むためのテクニックとなります。
オーガニックワインは、余計なものが加えられていません。
するすると、気持ちよくのどを通り過ぎていくと思います。
より、オーガニックワインの風味を楽しむために、スワリングとティスティングを駆使して、料理と共においしく頂きましょう。
オーガニックワインと料理を楽しもう
オーガニックワインは、添加物を加えられずに作られていますので、料理の邪魔をしません。
もし、今までワインが苦手だったという方も、オーガニックワインであれば飲めるかもしれませんよ。
ぜひ、試してみてください。
今回、ご紹介した料理の合わせ方や、飲み方で、よりオーガニックワインを楽しんでくださいね。