生のフルーツが苦手でも、ドライフルーツであれば、食べやすいですよね。
ドライフルーツは栄養価も高く、美容効果も期待できるため女性に人気です。
自宅でドライフルーツを作れば、無添加で作れます。
もし、手作りをするのであれば、オーガニックフルーツを使うのがおすすめです。
今回の記事では、ドライフルーツの作り方や、なぜオーガニックフルーツが良いのかをお話をします。
無添加オーガニックのドライフルーツが食べたい
ドライフルーツは保存性も高く、フルーツの栄養を効率的に摂取することができます。
そのままの状態で食べても栄養価が高く、美容と健康に効果が期待できるため人気です。
最近では、スーパーでも多くの商品が取り扱われるようになりました。
しかし、一般的に売られているドライフルーツは、工場で大量生産されているものが大半です。
長期保存をするために、防腐剤や添加物を入れることもあります。
また、フルーツの甘みを引き出すために、甘味料を入れることもあるため、フルーツ本来の美味しさを味わうことができません。
ドライフルーツを食生活に取り入れたいと思っている人の多くは、健康に気をつかっている人です。
健康に良いドライフルーツを選ぶのであれば、無添加でオーガニックのものを選びたいですよね。
ドライフルーツは、自宅でも簡単に手作りすることができます。
また、市販されているものでも、無添加のドライフルーツがありますので、次項でご紹介します。
ネットショップで買える無添加のドライフルーツ
無添加でオーガニックのドライフルーツは、一般のスーパーではあまり見かけることがありません。
オーガニック素材を扱っているネットショップなどで手に入れるのが、いちばん手っ取り早い方法です。
ネットショップで手に入る、おすすめの無添加ドライフルーツをご紹介します。
◇藤本商店 トルコ産 無添加いちじく
イチジクは、健康や美容に効果的な成分が豊富に含まれています。
肌の調子を整えたり、体内の老廃物を排出されるチカラがあるとして、注目を集めています。
◇藤本商店 無添加 オーガニックレーズン
レーズンは、市販されている商品にもよく使われているため、抵抗なく生活に取り入れられると思います。
甘みがしっかりある上に、コレステロールゼロです。
パンやケーキを焼く際に入れても良いですし、ヨーグルトなどに入れても相性が良いです。
◇小島屋 完全無添加ドライトマト
トマトに含まれるリコピンは、血液中の中性脂肪を減少させる効果があるといわれています。
ビタミン、食物繊維、クエン酸など、摂取したい栄養素が豊富に含まれています。
酸味が苦手な人でも、ドライトマトでしたら食べやすくなりますよ。
◇オーケーフルーツ セブ島産 無添加ドライマンゴー
マンゴーは、糖度が高いのに低カロリーという夢のようなフルーツです。
ビタミンも豊富ですので、美肌効果も期待できます。
美味しくて食べやすいので、おやつにするのにぴったりです。
オーガニックフルーツで無添加ドライフルーツを作ろう
市販されているドライフルーツも手軽で美味しいのですが、いちばんのおすすめは、手作りのドライフルーツです。
自分で作るドライフルーツであれば、完全に無添加で作れます。
フルーツの持っている本来の美味しさを味わうこともできるのです。
手作りドライフルーツは、自分の好みのフルーツを好きな量作れるのも魅力です。
また、自分だけの作り方や味付けができる、という魅力もあります。
フルーツ自体の味を楽しみたい場合には無添加で作ったり、お菓子作りに使う場合は甘めに作ったりなど、自由自在です。
ぜひ、ドライフルーツを手作りしてみませんか。
ドライフルーツを作るにあたって、気を付けていただきたい点もあります。
今日すぐに食べたいと思っても、すぐにドライフルーツは出来上がりません。
作り方は難しくありませんが、「じっくり作る」ということを覚えておいてください。
また、自然乾燥で作る方法もありますが、家電を使って作る方法もあります。
手作りのものすべてに言えることですが、必ず成功するとは限りません。
失敗してしまうこともあります。
一度くらい失敗しても、あきらめないで挑戦しよう、という気持ちで作りましょう。
天日干しでのドライフルーツの作り方
さて、それではドライフルーツ作りに挑戦してみましょう。
ドライフルーツを作る方法は、4つあります。
・天日干し
・電子レンジ
・オーブン
・ドライフルーツメーカー
まずは、電気代がかからない天日干しでの作り方をご紹介します。
天日干しネット、もしくは平らなザルを用意します。
お好きなオーガニックフルーツを用意しましょう。
丸ごと干して食べますので、皮ごと食べられるオーガニックフルーツをおすすめします。
手作りのオーガニックフルーツでしたら、子どもにも喜ばれることでしょう。
天日干しで作るドライフルーツは、自然光を使うので自然に近いドライフルーツになります。
家電を使わないため、ザルひとつですぐに作ることができます。
【天日干し】
①まず、フルーツを水洗いします。
皮が苦手な人は、皮をむいておきます。
天日干しは、水分の飛びやすいりんごやパイナップルなどのフルーツがおすすめです。
②種や芯を取り除き、5mm程度の厚さにスライスします。
りんごなどの変色しやすいフルーツは、塩水に15分ほど浸しておきます。
キッチンペーパーでしっかり水気を取り、重ならないようにザルに並べます。
③直射日光が当たる時間に天日干しをして、日が落ちたら室内で保管しましょう。
30分に1回程度裏返します。
天日干しでは、天気が重要です。
天気予報を確認してから計画を立てて作りましょう。
2週間ほどで、ドライフルーツが完成します。
完全無添加のドライフルーツです。
カビなどが生えてしまうことがあるので、湿気の多い時期は避けましょう。
家電を使ったドライフルーツの作り方
続いて、電子レンジを使ったドライフルーツの作り方です。
電子レンジでしたら、ほとんどのご家庭に置いてあるかと思います。
火を使わないので、子どもと一緒に作ることもできますよ。
フルーツをスライスするところまでは、天日干しの作り方と同じです。
【電子レンジ】
①耐熱容器に、クッキングペーパーを2枚敷きます。
その上に、スライスしたオーガニックフルーツを、重ならないように並べます。
②電子レンジで1分加熱します。
③クッキングペーパーを交換し、再度電子レンジで加熱します。
④お好みの状態になるまで、これを繰り返します。
お使いの電子レンジによって、加熱時間を調節してください。
手軽にドライフルーツが作れます。
水分量の多いフルーツは、電子レンジで作るのがおすすめです。
【オーブン】
①スライスしたオーガニックフルーツを、オーブンシートを敷いた天板に重ならないように並べます。
②オーブンを100℃に設定し、1時間加熱します。
予熱はしなくてOKです。
③1時間加熱したら、裏返します。
さらに40分加熱します。
④水分が抜けたら完成です。
香ばしいドライフルーツがお好きな人は、オーブンで作ると良いですよ。
バナナなどがおすすめです。
【ドライフルーツメーカー】
ドライフルーツを作る専用の機械ですので、いちばん簡単な方法です。
スライスしたオーガニックフルーツを、ドライフルーツメーカーに並べるだけです。
無添加のドライフルーツを毎日食べたい、という人におすすめです。
なぜオーガニックフルーツが良いのか
前項までは、ドライフルーツの作り方について、ご説明してきました。
ここでは、ドライフルーツ作りに、なぜオーガニックフルーツをおすすめするのかをお伝えします。
オーガニックというと、なんとなく「体に良い」というイメージがあります。
オーガニックは、日本語に訳すると「有機栽培」という意味です。
つまり、オーガニックフルーツは、有機栽培されたフルーツのことなのです。
有機栽培は、化学肥料や農薬を使わず、厳しい条件をクリアしなければ、認定されません。
販売されているオーガニックフルーツは、この厳しい基準をクリアしたフルーツなのです。
健全な土壌で育ち、自然の摂理によって育てられたフルーツは、安全性が高い食べものといえます。
また、オーガニックのフルーツや野菜は、味が濃いといわれます。
化学肥料を使わない土壌は、栄養が豊富です。
この栄養分が、フルーツや野菜の味を美味しくしてくれます。
苦手な野菜でも、オーガニックのものだったら食べられた、という話を耳にしたことがあります。
そのくらい、オーガニックの作物は美味しいのです。
さらに、オーガニックは、自然環境を健全に保つことにも貢献できます。
化学肥料や農薬を使わない、ということは、環境を汚染しないということに繋がります。
自然に逆らわずに作物を栽培することは、環境を守ることになるのです。
このような理由を知れば、オーガニックを生活に取り入れたくなりませんか。
フルーツや野菜は、毎日食べるものですから、初めての人でも取り入れやすいと思います。
無添加のドライフルーツ作りには、ぜひオーガニックフルーツを使ってくださいね。
オーガニックフルーツを生活に取り入れよう
ドライフルーツは、いろいろな方法で作れますので、自分の作りやすい方法で作ってみてください。
簡単で美味しくて、健康にも美容にも良いので、摂り入れない手はありません。
オーガニックフルーツで作れば、ドライフルーツもより美味しくなります。
体に良いだけでなく、環境にも良いオーガニックフルーツを、ぜひ生活に取り入れてくださいね。