夏になると、冷蔵庫に麦茶を作って常備している方は多いですよね。
キンキンに冷やした麦茶をゴクゴク飲んで、喉を潤す姿は、もはや夏の風物詩ともいえますよね。
暑い時期だけではなく、小さい子どもさんがいる家庭では、一年中麦茶を常備している家庭も多いです。
そんな麦茶を保存しておく容器を洗う頻度は、どのくらいなのでしょうか。
また、デイリーに使いやすい、おすすめな容器もご紹介します。
麦茶の効能について
暑い夏には、よく冷えた麦茶が美味しいものです。
麦茶を作って、冷蔵庫の中に常備している方も多いですよね。
そんな人気者の麦茶ですが、緑茶などのお茶と比較しても、健康に効果的だという概念はあまり無いですよね。
何気なく飲んでいる麦茶には、実は、体に有益な効能があるのです。
☆胃を保護
麦茶に含まれる成分は、胃の粘膜を保護してくれます。
☆血行を促進
麦茶には、血流を良くする成分の「ピラジン」や、血圧を下げる働きのある「ギャバ」が含まれています。
冷え性や、高血圧予防が期待できます。
☆体のほてりを下げる
麦茶の原料の大麦は、体を冷やす効果があります。
暑い季節に冷たい麦茶を飲むのは、上昇した体温を下げるためでもあり、理にかなっていますね。
☆虫歯予防
麦茶には、微生物やミュータンス菌などが作られたり、付着するのを防ぐ効果があります。
☆ノンカフェイン
麦茶には、コーヒーのようにカフェインは含まれていません。
人間は年齢や体の状態によって、カフェインの摂取をやめておいた方が良いときがあります。
小さな子ども、妊婦、高齢者の方は特に気をつけてください。
ノンカフェインの麦茶なら、誰でも安心して飲めますね。
次は、麦茶の容器を洗う頻度はどのくらいなのかについて、お話します。
麦茶の容器を洗う頻度はどのくらい?
麦茶の容器って洗いにくいので、洗うのが面倒臭かったりしませんか。
皆さんの、麦茶の容器を洗う頻度はどのくらいですか。
調べてみた結果、「毎回洗う」という人が最も多かったです。
これは、当然の結果だと思います。
次に多かったのが、「2日、3日に1回洗う」という人です。
この方法を経験されている方…ヌメリやカビが発生しませんでしたか。
お茶の中でも麦茶は、緑茶などとは違い、防腐効果のあるカテキンがほとんど含まれていません。
また、麦に多く含まれているでんぷん質が溶出することにより、水が濁ったり、腐りやすかったりします。
作った麦茶の基本的な賞味期限は、2、3日です。
ただし、麦茶を入れる容器を毎回キレイに洗っていなかったり、麦茶を常温で置いておく時間が長かったり、冷蔵庫の開閉が多かったりすると、保存容器内の麦茶の賞味期限にも大きく影響します。
カビが生えてしまい、すぐに廃棄!なんて、もったいないことにならないように、麦茶の容器は毎回洗ってキレイに保ちましょう。
麦茶の容器を洗う頻度は毎日に!洗い方は?
予想通りに、麦茶の容器を洗う頻度は、毎日がベストでしたね。
では、麦茶の容器の洗い方は、皆さんどうしてるのでしょうか。
調べてみると、容器の洗い方のパターンはいくつかありました。
☆水のみで容器を振って洗う
☆スポンジに洗剤をつけて洗う
☆スポンジに洗剤をつけて洗い、消毒をする
皆さんの洗い方は、どれに該当しましたか。
水のみで2~3日洗った結果、カビが発生しました。
次に、スポンジに洗剤をつけて洗った結果、容器自体にはカビは発生しませんでしたが、フタのパッキンにカビが発生しました。
スポンジに洗剤をつけて洗ったら毎回消毒するのが一番良いとはわかっていながらも、多忙な皆さんにとって、毎日行うのは負担になりますよね。
おすすめは、毎日スポンジに洗剤をつけて洗い、ときどき消毒するという方法です。
手が容器の底まで入らない時は、100均でも売っているような、柄のついたスポンジなどを使って洗ってください。
漂白消毒する場合も、食器のときと同じように漂白剤を入れましょう。
麦茶を水出しで作っている場合、白いものが容器に付着することがあります。
これは、水道水の中のカルシウム成分が凝縮したものです。
この白いものは、クエン酸やお酢を使ってしっかりと落とします。
お湯に約5%のクエン酸を溶かし、容器に入れて、2~3時間置いたら洗いましょう。
麦茶の容器の消毒方法
前項でも、お伝えしましたが、麦茶の容器を洗う頻度は毎日にしてください。
そして、時々でもかまわないので、消毒もしっかりしておきましょう。
特にフタやパッキンは洗いづらく、目には見えない細菌が残っていたり、カビも発生しやすいので、気をつけなければいけませんね。
当たり前のことですが、汚れたままの容器を消毒しても全く意味はありません。
洗剤でよく洗って、水でしっかり流してから消毒を行いましょう。
消毒方法としては、漂白剤を使うと手軽にできますが、安全とはいえ、小さな子どもさんがいるとちょっと気になりますよね。
そんな時は、熱湯消毒がおすすめです。
ただし、熱湯が対応できる容器かどうか、確認してからにしましょう。
熱湯消毒は、昔から行われている、シンプルで強い殺菌効果を持つ消毒方法です。
極端に熱に弱いものでない限り、このやり方が使えるので便利ですよね。
プラスチックはもちろんですが、ふきんなどの布製品も手軽に消毒できちゃいます。
消毒の対象となる物をよく洗った後、約5分間熱湯につければ完了です。
洗う頻度の高い麦茶の容器などには手肌に優しい洗剤選びを!
毎日の生活で、よく使用されている洗剤のひとつに、食器用洗剤があります。
洗う頻度の高い麦茶の容器などには、洗浄力も良く、手肌に優しく安全な成分を使っている食器用洗剤を選びたいものです。
ここでは、おすすめな食器用洗剤を2つご紹介します。
☆無添加食器洗い石けん
成分は、水と純石けん分(脂肪酸カリウム28%)のみです。
無添加なので良い香りはせず、ほんのりとクレヨンのような油脂の匂いがします。
冷たい水でもしっかりと泡立つので、合成洗剤と大差がない使い心地です。
しかし、フライパンの酷い油汚れは、この洗剤と水では落としきるのが困難です。
油汚れには、お湯を使いましょう。
☆サラヤ ヤシノミ洗剤
洗剤による手荒れで、悩まされている方も多いですよね。
そんな方におすすめなのが、手荒れが気になるけど、汚れもちゃんと落ちる洗剤のヤシノミ洗剤です。
無香料、無着色ですので、毎日使う食器も安心して洗えますね。
手肌と地球に優しいというコンセプトのもとで、多くの方に支持されています。
洗浄成分はヤシノミ由来の植物性で手肌に優しく、洗剤の成分は微生物によって分解されるので、環境にも良く、結果として地球を守ることにも繋がるでしょう。
使いやすい!おすすめの麦茶の容器
さっぱりして美味しい麦茶は、煮出すほかにも麦茶パックを水に入れておけば、あっという間に出来上がりますよね。
毎日使うものだからこそ、使いやすくシンプルで飽きないデザインを選びたいものです。
それでは、最後に「おすすめの麦茶容器」をご紹介します。
☆無印良品のアクリル冷水筒
アクリルタイプの水筒です。
容器は持ちやすく、取外し簡単な水出しパック入れが付いています。
麦茶などだけでなく、水出しのダシも作れます。
フタもパックも簡単に取り外す事が出来るので、キレイに洗え、衛生面でも安心ですね。
また、縦にも横にも置け、ごちゃごちゃしやすい冷蔵庫内にもすっきりと収納可能です。
☆JUG(ジャグ) 1000 iwaki
ステンレス製のフタが見た目にも、とてもオシャレです。
更に、耐熱性で、フタの内側にはゴムパッキンが付いているので、注ぎこぼれもありません。
煮出した麦茶を、そのまま容器に注いでも問題ありません。
熱にも酸にも強いそうなので、りんご酢や黒酢などを入れても安心ですよ。
たかが麦茶の容器と思わずに、色んなタイプのものを探してみるのも楽しいと思います。
洗いやすく、デザインも気に入ったものが見つかれば、麦茶の容器を洗う頻度が毎日でも苦ではなくなるのではないでしょうか。
毎日飲むものだからこそ麦茶の容器は清潔に
いかがでしたか。
麦茶を保存する容器は、オシャレなものから機能性に富んだものまで幅広く売られていますよね。
最近では洗いやすさを重視した容器もたくさん出てきました。
ご自分が使いやすい容器を選び、毎日飲むものだからこそ麦茶の容器は清潔に保ちましょう。