タバスコの料理の使い方や種類によりタバスコの緑の使い分け

スパゲッティなどにかけるタバスコですが、いくつもの種類があるのをご存じでしょうか?

緑色のタバスコは、ときどき目にすることもあると思いますが、タバスコは赤や緑だけではありません。

今回は調味料としての使い方や、タバスコの種類によっての使い分けなど、タバスコの意外な使い道について簡単に説明します。

タバスコの種類。緑色のタバスコの正体とは

タバスコは唐辛子と塩と酢で作る発酵食品です。
無添加でとても体に良い食品です。

普通のタバスコは赤い唐辛子を使用しています。
対して緑色のタバスコはハラペーニョを使っているから緑色だということ。
このハラペーニョは唐辛子の品種で青唐辛子の一種です。

普通のタバスコと緑色のタバスコでは、色以外に何が違うのかと言いますと、材料はもちろんですが、辛さが全然違います。

辛みはハラペーニョで出来ている緑色のタバスコが3,500~4,500スコヴィルに対して、赤色のタバスコは30,000~50,000スコヴィルです。

このスコヴィルというのは、私もはじめて聞きましたが、辛さの単位を表すとのことです。
唐辛子をオイルに一晩漬け込んで、辛さの成分であるカプサイシンを抽出します。
その抽出オイルに、甘い水を加えていき辛さを感じなくなる希釈倍率で換算するのが、スコヴィルという辛さの単位基準なのです。

この数字の違いを見ただけでも辛さが赤と緑では、全然違いますよね。
ハラペーニョを使用している緑色のタバスコは、普通のタバスコより辛み度がかなり低いのが分かります。

だから、緑のタバスコは、女性にとても人気があるのです。

赤いタバスコとは違い、辛味を抑えたい時に緑のタバスコはいいですよね。
緑のタバスコの方が沢山かけても辛くないので女性には人気があります。

タバスコは赤や緑色だけではない!凄い種類のタバスコがある!

メキシコ生まれのタバスコは、アメリカに本社があるマキルヘニー社が商標権を持つアメリカの調味料です。

日本では赤いタバスコが有名ですが、緑色のタバスコハラペーニョや、タバスコにガーリック風味を加えたタバスコガーリック、チリソースを再現したタバスコスイート&スパイシーペッパーソースがあります。
さらにハバネロにマンゴーやパパイヤといった南国フルーツを加えたタバスコハバネロソースといったように、まだまだ探せばタバスコの種類はかなりあります。

辛いのが好きな人なら色々と試してみるのも楽しいですし、変わったタバスコを見つけたら、皆に自慢できるかも知れません。

赤いタバスコと緑のタバスコを混ぜる使い方

ここまでの話でタバスコには種類があるということは分かったと思います。

ではタバスコとタバスコを混ぜる使い方があることは、ご存知ない方もいらっしゃるでしょう。

先程説明した、赤と緑を混ぜることで辛さの調整ができます。
またタバスコスイート&スパイシーペッパーソースに、普通のタバスコを混ぜると、辛味と酸味が調度良くなって、とても美味しいチリソースになります。
そんなチリソースは色々な料理に使えてホントに重宝します。

それからタバスコ同士ではありませんが、私が好きなタバスコに混ぜる調味料はケチャップです。
タコスやサルサのデイップとして使っています。
それから豆板醤にケチャップの代わりに、タバスコを入れて砂糖を混ぜてもチリソースになります。
このチリソースは中華料理にとっても合います。

また、マヨネーズにタバスコもとても相性が良いです。
酸味と甘味のバランスが良く、マヨネーズをかける食べ物には全てに合いますから、マヨラーは必見です。

私はタバスコが好きなので、タルタルソースを作るときにもタバスコを少し入れて作っています。
ポテトサラダやマカロニサラダ、スパゲッティサラダにもタバスコをかけて作っています。

タバスコと緑色タバスコはどの料理にかけるのが良いのか

タバスコと言うと、スパゲッティやピザにかけるイメージがありませんか。
しかし、ピザやスパゲッティ以外にかけても美味しいのがタバスコです。

タバスコの辛味がまた食欲をそそります。

ピザにタバスコをかけるのは、日本人だけだというジョークもあるようですが、タバスコをピザだけにかけているのはもったいないと声を大にして言いたいです。

まず緑色のタバスコハラペーニョはサラダに良く合います。
シーフードサラダとの相性が良いですし、マリネを作るときに少し入れても味が締まります。

シーフードに良く合うので、タバスコは寿司にも合うでしょう。
刺身にタバスコをつけたり、いなり寿司を作るときに酢飯に混ぜると本当に美味しいです。
是非試して下さい。

それから餃子を食べる時の酢醤油に、ラー油代わりにタバスコを混ぜたり、ゆで玉子の塩代わりにタバスコもオススメです。
味噌汁やスープにタバスコを一垂らし、またうどんにも意外とタバスコが合います。
釜揚げうどんにタバスコを混ぜるといったように、本当に何でも合うのがタバスコなのです。

これは好みが分かれますが、パイナッブルの缶詰めなどにタバスコをかけてもタイ料理のようで美味しいです。
スイカの塩代わりにタバスコをかけても良いのではないでしょうか。

赤や緑のタバスコを料理に使う

日本では、タバスコと言うとどうしてもピザやスパゲッティにかけるイメージがありますが、タバスコは料理に使っても調味料としても万能です。

手羽元にタバスコとカレー粉とヨーグルトを揉み込んで焼くと、タンドリーチキンになります。
緑タバスコは、ほうれん草カレーのようなグリーンカレーの隠し味に入れると味が引き締まります。

また、アメリカではバーベキューの時などに、タバスコをソースとして使います。
タバスコガーリックは肉料理に合いますが、赤や緑のタバスコでも肉料理に塗るだけで、グッと旨くなりますから、焼き肉にもオススメしたいです。
キノコ類など、塩とタバスコだけで炒めても簡単で美味しいです。

珍しいですが、ブラッディマリーと言うウオッカをトマトジュースで割ったカクテルに、タバスコを一緒に出すお店があるようです。

タバスコはトマト料理にもとても合いますから、トマトソースを作るときの隠し味にタバスコを少し入れて見てください。

赤と緑のタバスコの賞味期限と保存方法を知る

タバスコは三か月を目安に、風味が変わったりしたら、使いきることをオススメしています。

タバスコは唐辛子と塩と酢で出来ているために無添加です。
そのため味噌などの発酵食品と同じように長持ちします。

しかし封を開けてからは、なるべく早目に使い切ることが大切です。
そしてタバスコの口の部分は、常に清潔にしておくことが重要です。

タバスコは、どのお店でも常温で置いてありますが大丈夫なのでしょうか?
私はタバスコを冷蔵庫で保管していましたがこれは誤りです。

タバスコは温度変化の少ない冷暗場所に保管することがもっとも正しいので冷蔵庫に入れている方は直ちに出しましょう。

タバスコは赤も緑も万能調味料!家庭に1本の実力物!

タバスコは、本当に万能調味料です。
最近は地元のコラボレーション商品があり、九州のゆず胡椒とタバスコのコラボで、ゆずスコや梅スコやレモンスコなどもあり、旅行でのお土産にもタバスコは人気があります。
その土地でしか買えないタバスコなので、なおさら人気が出ますよね。

タバスコは意外ですが和食にも合います。
タバスコと醤油のコラボのタバスコ醤油という商品もあるくらいです。

醤油をかけて食べる食材にはタバスコが合うということで、タバスコの世界がとても広がります。

私は卵かけご飯に醤油とタバスコを少しかけるのをオススメします。