にんじんのみじん切りが苦手な方は意外と多い気がします。
レシピを見ていて「にんじんのみじん切り」が出てくると、作るのをためらってしまいますよね。
もっと簡単にみじん切りができればいいのに・・・という方のために、今回は便利な調理器具をご紹介します
また、レシピも載せましたので、ぜひ参考にしてみてください。
にんじんをみじん切りにする方法をおさらい!
にんじんのみじん切りの仕方は、
1.にんじんの皮をむいて横に切り、縦にして、端を少し切る
2.安定させるために、切った面を下にして置き、端から薄く切る
3.切ったものを重ねて、千切りする
4.千切りにしたら、それを端から切っていけばみじん切りができる
なのですが、なかなかうまくいかない、難しいという方はいらっしゃいませんか?
にんじんは他の野菜と比べて固いので、千切りにする段階で力が入ってしまうことも多いですよね。
にんじんのみじん切りを上手にするコツは、2.の薄く切るときにあります。
このときに、切ったものが全て同じ厚さになるように切ることがポイントなのですよ。
もちろん薄く切れれば、あとが楽なのですが、ここで厚みがバラバラだと千切り・みじん切りにしづらいので、まずは厚さを揃えることを意識して切ってみてください。
これだけで、今まで上手くできなかった方も、楽にできるかもしれませんよ。
また、もっと簡単ににんじんをみじん切りにしたい!という方におすすめなのが、文明の利器フードプロセッサーです。
次は、そのメリットやデメリットなどをご紹介します。
みじん切りが簡単にできるフードプロセッサーのメリット
料理をしていて、「面倒なにんじんのみじん切りが簡単にできればいいのに」と思う方は多いと思います。
また、それにはフードプロセッサー(以下フープロ)が便利なのは知っていても、どういったメリット・デメリットがあるのかはご存知ない方もいらっしゃいますよね。
ですので、ここでは、フープロについてお伝えしたいと思います。
まず基本の機能は、野菜のみじん切りや、すりおろしが楽に早くできるということです。
今では色々な機能の付いたものが売られていますが、はじまりは、みじん切りだけできるものだったようです。
野菜のみじん切りやすりおろしは、やってみるとなかなか大変で、少しの量でも意外と疲れます。
それを楽にしてくれるのは、毎日料理を作る立場からすると、とても嬉しいですよね。
また、フープロが1台あれば、ハンバーグやぎょうざに入れる具を作るのにも便利です。
もちろん、そのあとの「ぎょうざの具を皮に包む作業」は自分でしないといけませんが、具を作る手間が省けるだけでも、少し楽になりますよね。
こうした料理を頻繁に作る人には、フープロはおすすめです。
みじん切りに便利なフープロのデメリットとは?
にんじんなどのみじん切りが簡単にできて、とても便利なフープロですが、メリットがあれば、もちろんデメリットもあります。
例えば、メーカーや機種によっても違いますが、千切りをする場合などに、専用の刃に付け替える必要があったりします。
フープロの刃の付け替えは意外と面倒なので、それが原因で料理を作る気力がなくなることも考えられます。
また、フープロは使ったあとの後片づけも大変です。
きちんとお手入れをしないと故障の原因にもなるので、メンテナンスが苦にならない方でないと、使い続けるのは難しいかもしれません。
また、フープロの容量も問題になります。
大きければ、まとめ作りには便利ですが、その分値段もしますし、保管するのにも場所を取ります。
フープロを選ぶ際には、自分の用途や家の収納に、ちょうど良い大きさを考えることが重要です。
また、あくまで機械なので、これ1台で何でもできると思い過ぎないことですね。
「自分にとって、にんじんやタマネギのみじん切りがあっという間にできることで生まれるメリットが、どれだけあるか」も購入前の判断基準になります。
にんじんのみじん切りがもっと簡単にできる調理器具はないの?
苦手なにんじんのみじん切り、最初の方法を試したけれどやっぱりうまくできなかった、フープロも検討したけれど、値段のわりに使う頻度がなさそうだったり、大きさや収納場所の確保がネックで諦めた・・・
そんな「みじん切りするのが苦手だけど頑張ってやるしかないの?」という方にこそおすすめしたいのが、手動のフードチョッパーです。
Swizzz Prozzz(スウィッツプロッツ)のフードチョッパービュンビュンスライサー(チョッパー)という便利なみじん切り器がネットで売られています。
このスライサーの特徴は、刻む・混ぜる・泡立てる・水切りの4役を1台で担ってくれるところです。
また、フープロと違って電源が要らないので、地球にも家計にもやさしいです。
使い方は、食材を入れたらレバーを引き、あとはビュンビュンするだけです。
驚くほど簡単で、小さくて場所も取らない、使いやすいフードスライサーです。
泡立て機能もあるので、お菓子に使う生クリームの泡立てにも使えます。
また、洗ったレタス、水に浸しておいた玉ねぎなども、水切りバスケットに入れてびゅんびゅんするだけで、すぐに水切りが完了します。
これなら面倒に感じるにんじんのみじん切りも、本当に楽にできますね。
にんじんのみじん切りを使った簡単レシピ①リゾット
フードチョッパーを使って、にんじんのみじん切りが簡単にできれば、普段の料理のレパートリーも広がりますよね。
そこで、ここからは、にんじんなどの野菜のみじん切りを使ったレシピをご紹介していきます。
1つめは、「ほっこりミルクリゾット」です。
材料(4人分)
ご飯茶碗 3~4杯
粉チーズ、黒胡椒 お好みで
《スープ》
牛乳、水 各200cc
コンソメ(固形) 1個
塩1つまみ
《野菜》
玉ねぎ 1/4玉
人参 3cm
小松菜 1株
1.野菜をみじん切りにする
2.フライパンにスープの材料と1の野菜、ご飯を入れる
3.弱火でコトコト15分煮る
4.汁気が減ってとろみが出てくれば完成
野菜をみじん切りして煮るだけなので、忙しい朝でも簡単にできる、優しい味のレシピです。
ご飯は、温かくても冷めていても、どちらでも大丈夫なのも嬉しいですね。
また、ご飯はスープを吸うと増えるので、少なめの量で始めてください。
粉チーズや黒胡椒をかける場合は器に盛ってから、かけると美味しいです。
人数分のご飯もおかずも足りないというときにも、さっと作れるので、おすすめですよ。
にんじんのみじん切りを使った簡単レシピ②混ぜごはん
続いてご紹介するのは、夏バテ対策になり、作るのも簡単な「スパイシー混ぜごはん」です。
材料(2人分)
★豚ひき肉 150g
★にんじん(みじん切り)1/4本
★にんにくチューブ 3センチ
★しょうがチューブ3センチ
☆焼肉のタレ大さじ1.5
☆オイスターソース大さじ1/2
混ぜタレ
◯めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1
◯水 大さじ1.5
◯ごま油 大さじ1/2
◯醤油少々
◯豆板醤(あれば) 適量
トッピング
きゅうり 1/2本
レタス 3枚
ご飯 2杯
1.フライパンに油を入れ、★の材料を炒めたら、☆のタレ・ソースで味付けをしてそぼろを作る
2.◯のついている材料を全て合わせて混ぜタレを作っておく
3.きゅうりは細切りにして、レタスは手でちぎって、ひとくち大にする
4.丼にご飯を平らに敷く
5.ご飯の上にレタスを乗せてきゅうりを散らす
6.真ん中に肉を乗せて完成
これだけでもピリ辛で濃い味つけなので、充分ご飯が進みますが、中央をスプーンで少しくぼませて卵の黄身を乗せると、さらに美味しくなります。
また、野菜に◯のタレを行き渡らせたほうが、肉とタレの2つの味が楽しめます。
苦手なみじん切りは調理器具に任せてレパートリーを広げよう!
にんじんのみじん切りが苦手な方に向けて、そのコツや便利な調理器具をご紹介しました。
フードプロセッサーでもできますが、片付けを手軽にしたいという方にとっては、ご紹介したフードチョッパーが救世主になりますね。
また、みじん切りにしたにんじんを使ったレシピもご紹介しました。
他の野菜をみじん切りにして作る料理も沢山あるので、これを機に作ってみてはいかがでしょうか。