ダイエットでリバウンドしない!七合食ダイエットのまとめ!

ダイエットについて、誰もが一度は考えてみたことがあると思います。

ダイエットのイメージは、辛くて続かない、リバウンドして失敗しそう・・・といった負のイメージを抱いている方が多いのではないでしょうか?

今回は、キツイ食事制限や、ハードな運動はやりたくないと思っている皆さんに、是非知って頂きたい七合食ダイエットについてまとめて見ました。

では、早速、その内容について見ていきましょう。

七合食ダイエットの七合食の意味は?

そもそも「七号食」って何?という方が多いと思いますので、まず意味を説明します。

食事のとり方を7段階に分けたもので、その7番目が七号食です。

それぞれの段階について簡単に記しておきます。

・七号食…玄米のみ、または玄米と雑穀を半々にブレンドした物のみ。
・六号食…七号食+みそ汁と、少量の漬物
・五号食…六号食+(旬の)野菜のみで作られたおかず
・四号食…五号食+野菜のおかずもう一品
・三号食…ご飯、みそ汁に、素材にこだわらないおかず三品
・二号食…三号食+おかずもう一品
・一号食…好きなものを、好きなだけ

一~三号食までは健康に無頓着な人の食事スタイルと言われ、四~七号食までが、健康な体を保つ為やダイエットに効果が有る食事と言われています。
また七号食の考え方でダイエットをする方が最近増えているのですが、同時にすぐリバウンドしてしまった方も多い様なので注意しましょう。

健康な体作りには、「体に良い物を食べる」のはもちろんですが、「体に良くない物を食べない」方がはるかに大切と言われています。

つまりまとめると、健康の為には余計な物を食べないというのが、七号食の第一歩なんですね。

 

七合食ダイエットとその効果についてのまとめ

現代は飽食の時代と言われ、私たちの周りには様々な美味しい食べ物が溢れています。
それが栄養素や添加物の摂り過ぎに繋がり、健康を害する原因とも考えられています。

そんな現代の食生活に一石を投じる、最近話題の「七号食ダイエット」について説明します。

まずは10日間玄米のみを食べるダイエットとなります。
玄米の持つ力により、栄養素を取り入れるだけでなく、体に良くない物を排除する事が出来ると言われています。
体の中からきれいになっていくわけです。

実際の効果として報告されているのは、体重が落ちるのはもちろん、デトックス効果による便秘やむくみの解消。
また肩こりや血圧の抑制、不眠症の改善なども上がってきています。
もちろん効果には個人差がありますが、特に体重減、便秘解消は多くの方から報告が上がっていますし、女性の方からは肌がきれいになったと美肌効果も言われています。

ただ一つ問題なのは何せ玄米しか食べないので抑圧感が強い分、終わってからのリバウンドが激しいという事です。
次項にリバウンドしにくい、正しい七号食ダイエットのやり方をまとめましたので、紹介していきます。

 

リバウンドしたくない!七合食ダイエットの方法と注意点

それでは七号食ダイエットの具体的な方法をまとめてみましたので、紹介させて頂きます。
リバウンドしたくない方は必見です!

まず「寝かせ玄米」を用意します。
寝かせ玄米とは、玄米に小豆と塩を入れて炊いたものを、炊飯器でそのまま3日間寝かした物です。
水分が抜けてモチモチとした食感になります。

この寝かせ玄米のみを10日間食べます。
その他口にするものは、味に変化を出すための少量のごま塩と、無添加であれば梅干までをOKとします。
あとは水かお茶でお茶はノーカフェイン、ノーカテキンが理想です(麦茶やほうじ茶などの茶色いお茶)
また一口当たり30回程度噛むと効果が上がります。
玄米を食べる量は一日600g程度を目安にしてください。

また同時に、1日40分歩く、夜12時前には寝る、たばこをやめる等をすると効果が増大します。

ただダイエットを始めると最初は良くない効果が出る事が有ります。
だるさや眠気、肌がかさつく、冷える、頭痛やめまい…この様な症状が出たりするかもしれません。
しかしこれは、今までの体から体質が改善され、あたらしい体に生まれ変わる過程で起きる、好転反応の為なので心配する必要はありません。

 

七合食ダイエットで失敗やリバウンドする原因とは?

七号食ダイエットには、「物を良く噛んで食べる重要性を再認識する」という目的もあります。
白米と比べ玄米は消化が良くないのでしっかりと咀嚼して食べる必要があります。
最低でも一口30回程度噛むようにしましょう。
しっかりと噛む事で消化が良くなるし、満腹感がでるので食べ過ぎ防止にもなるのです。

さていきなり玄米のみの生活は厳しいなと言う方は、五号食辺りから始めてみましょう。
徐々に体が慣れてきたら六号食へ進み、最終的に七号食にたどり着けばよいのです。
ダイエットは終わった後リバウンドしない事で初めて成功したと言えます。
ですからリバウンドしない為の方法を知っておかなくてはなりません。
リバウンドしない為に最も重要なのは「回復食」を行う事です。
七号食ダイエットを行ったあとに急に通常の食事に戻すと、体がびっくりして大抵の方は下痢をしてしまいます。
また、入ってきた食べ物をまとめてガッツリと吸収するので結果リバウンドしてしまうのです。

回復食のやり方は11~13日目からは玄米とみそ汁にして、14日~16日目は六号食にする…みたいな感じで徐々に身体を慣らしていきましょう。

 

七合食ダイエットに成功&リバウンドしない為のポイントのまとめ

人間は三大栄養素とよばれる「炭水化物、タンパク質、脂質」に加え、「ビタミン、ミネラル、食物繊維」が必要です。
玄米にはそれがバランスよく含まれており、七号食ダイエットの「余計なものを食べない」という考え方は、言い換えれば「玄米さえ食べていればOK」という事なんです。

しかし体に余計な物は味が美味しい物が多いですよね。
糖分たっぷりのお菓子やスイーツ。脂身たっぷりの牛肉、添加物たっぷりのカップラーメンなど…
しかしこれらを際限なくまとめて暴飲暴食していたらどうなるか?
言わずもがなどんどん太って、病気になるのがオチです。
だからこそ体重を減らすだけが目的ではなく、体への負担を減らす為にも七号食ダイエットを推奨してきた訳です。

また回復食の話を前項でしましたが、回復食はリバウンドしない為の方法であると同時に、せっかく改善された体質が一気にリセットされてしまわない様にするための物でもあります。
ですからせっかくのダイエットを水の泡にしない為にも回復食は大変重要なのです。

 

玄米が食べずらい人へ!酵素玄米&発芽玄米ダイエット法のまとめ

ここまで「七号食ダイエット」の方法や効果についてとリバウンドしない為の方策をまとめてきました。
玄米のちからを改めて認識して頂いたと思うのですが、七号食ダイエットの所でお話しした「寝かせ玄米」の他に「発芽玄米」というものがあるのでご紹介します。
ちなみに「酵素玄米」という言葉をお聞きになったことがあるかもしれませんが、これが「寝かせ玄米」の事です。

発芽玄米は玄米を水に1~2日程浸し、1㎜位のひげの様な芽が出てきてから炊き上げます。
発芽の際に眠っていた酵素が活性化して、必要な栄養素を玄米内に増やすので、通常の玄米よりも栄養価が高くなります。
白米に近い柔らかさになるので、「玄米は苦手」という方にも比較的食べやすいかもしれません。

この発芽玄米を使ってのダイエットも流行しているようですが、七号食ダイエットに使う「寝かせ米」に比べ効果が出るのに少し時間が掛かるので、長期間根気よく続ける必要があります。

そして七号食ダイエットの様に、基本玄米しか口にしないという厳しいものではなくても、普段の食事の1食を玄米に変えるだけでも効果が有りますので、そこから始めてみるのも一つの手ですね。

 

七合食でスマートなライフスタイルへ

世の中には、沢山の健康法やダイエット法が溢れていますね。

しかし、続かなかったり、極端な食事制限をして体調を崩してしまう人もいるでしょう。
何も行動しないで、これから先ずっと適正体重を保ち、病気もしないで健康でいられる人はなかなかいないでしょう。

スマートなライフスタイルにチェンジするためにも、「七号食」はとても効果的なのです。

自分の身体と食べ物に向き合う時間を作ってみましょう。