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新しい未来化農業が作るオーガニック野菜のメリットを応援

      2018/07/15

新しい未来化農業が作るオーガニック野菜のメリットを応援

野菜は好きですか。

野菜はビタミンやミネラルを摂取するために、なくてはならないものです。

中学生以上の人は、1日に500gの野菜と果物を摂ることが理想と言われています。

野菜や果物が生産効率を上げて季節を問わずに出荷するためには、日本では化学肥料や農薬を使うことが当たり前になっています。

しかし、子どものアレルギーやアトピーに悩む人の中には、野菜不足が気になるけれど野菜に含まれる化学肥料や農薬が、逆にアレルギーの原因となってしまうために、野菜を購入することが難しい人もいます。

そんな人のために、オーガニック野菜、有機野菜と呼ばれるものが生産されています。

ところでオーガニック野菜とはどんな野菜でしょうか。

こちらではオーガニック野菜の特徴やメリットをご紹介しましょう。

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オーガニック野菜とは

オーガニックとは「有機」という言葉の意味で、私たちは農薬や化学肥料を使わず、有機肥料のみで栽培された生産農産物に使っています。

アメリカでは1990年「有機食品生産法」が制定されました。

日本では1930年代の自然農法、そして有機農業という考えが1971年代から始まっていましたが、有機農業の生産農家は採算をとるのが難しく、さらに日本の農業政策が化学肥料や化学合成農薬の使用を前提とする食料増産に向いていたため、日本の農村では有機農業の基盤が徐々に失われてしまっていました。

しかし、有機農業の考案者である一楽照男は、近代農業の農薬や化学肥料の毒性問題や、生活基盤を破壊する自然生態系の危機を懸念し、経済の領域を超える農業本来の姿を目指し続けます。

1980年代の高度成長期からバブル期に入る頃、経済優先主義による環境破壊問題が顕著になり、有機農業者の先駆者と消費者の考えが日本の中でも認められるようになっていきます。

この当時連載されていた「美味しんぼ」という食問題をテーマにした青年誌の人気連載漫画の中で、有機農業の大切さや近代農法による食の危険を取り上げたものが多く、一般の消費者の間にも有機農業への関心が高まっていきます。

1987年には有機米(特別栽培米)が、1991年には有機栽培のガイドラインが日本でも制定されます。

アメリカの「有機食品生産法」のガイドラインでは有機農業による農産物の規定は、「過去3年間に合成化学物質を含め禁止物質を使用した耕地で生産された農産物ではないもの」とされています。

これは日本でも同じで、1992年農林水産省が制定したガイドラインで、3年以上化学合成の農薬,肥料を使用していない土壌で栽培された農産物を「有機農産物」という、となっています。

オーガニック野菜の生産は、アメリカや日本だけでなく、イギリスやドイツをはじめとするEU、アジア諸国と世界中に広がり、今ではほとんどの国で有機農業は法律によって定義付けられています。

オーガニック野菜のメリットは、こうして世界全体が知ることになっていきます。

オーガニック野菜の環境へのメリット

オーガニック野菜のメリットは、一言で言えば安全です。

肥料は堆肥と呼ばれる有機物を微生物によって、完全に分解したものを使います。

自治体によっては、生ごみやその地域特有のごみを埋めたり燃やすのではなく、集めて堆肥を作って生産農家や家庭菜園をしている人に格安で提供したり配布している地域もあります。

今までは生ごみを廃棄するための償却費用や埋め立てる場所の費用、燃やすことによる環境破壊が問題になっていましたが、再利用することで問題を回避することができた地域もあります。

ある地域では、マグロを解体する時に出るマグロの削りくずを埋め立てていたものを分解して堆肥にし、農家に利用してもらったところ、今までよりも作物の生産効率が上がったという事例もあります。

他にも、神奈川県の自治体で生ごみを一切回収せずに、各家庭にコンポストを置いてもらい、家庭で堆肥を作ってもらうという取り組みを行っているところもあります。

このように自然に作られた堆肥を利用して野菜や果物を作ると、オーガニック野菜のメリットはただ安全なだけでなく、自治体が回収をしている生ごみを減らすというメリットもあります。

オーガニックの野菜はこんな点でも大きなメリットがあるため、自治体だけでなく、環境の研究をする人や農学部・理学部の生物や植物を研究する大学の研究者たちの間でも注目されています。

オーガニック野菜のメリット

化学肥料や農薬を使った野菜や米、小麦を使った食品を食べ続けていることで、アレルギーやアトピーを発症する子どもや大人が増えています。

彼らの多くは、その原因が不明と言われていますが、オーガニック野菜に変えたところ、アレルギーが緩和された、アトピーの症状が減ったと言う人もいます。

同じ米や小麦でもスーパーで売っているものはダメなのに、オーガニック野菜を取り扱っているお店のものなら食べることができた、という話もあります。

確かに、アレルギーやアトピー性皮膚炎は、戦前には少ない病気で、戦後、しかもバブル期の後半から増え続けてきた病気です。

小麦アレルギーや卵アレルギー、ナッツアレルギーと、今の子どもたちの中では珍しい病気ではなくなっています。

成長に従ってほとんどの子どもたちが、症状が緩和されていきますが、そのために家庭ではオーガニック野菜などの利用を率先しています。

オーガニック野菜を取り扱っている宅配業や、生協などを利用している人もいます。

家庭菜園や近くの農家が販売している、地元野菜コーナーを利用している人もいます。

オーガニック野菜は、普通のスーパーの野菜と比べると値段が高く、季節によっては手に入らないものもあります。

しかし、その分自然で味もしっかりとついていて、栄養価も高くなります。

農薬を使っていな分、水でさっと汚れを落とす程度で食べることができますので、ビタミンCの流出も防ぐことができます。

農家から直接購入することで、他では手に入らない野菜を分けてもらえるというメリットもあります。

野菜のレシピを教えてもらうこともあり、オーガニック野菜の利用は色々なメリットがあります。

オーガニックで作られる農産物

オーガニックで作られるものは野菜のように、人の口に入るものだけではありません。

オーガニックコットン、オーガニック化粧品という言葉もありますね。

私たちはオーガニック野菜のように、口にするものだけを安全にすれば良いということではありません。

身に着ける衣類や、肌に触れる布団やタオルの繊維に、オーガニックの植物繊維を使ったものがあります。

麻や綿といった植物繊維は、野菜と同じ植物です。

オーガニックコットンのタオルや衣類は、石油を原料にした合成繊維は使いません。

同じ麻や綿でもオーガニックコットンと呼ばれているものは、綿花を育てる土壌に化学肥料を一切使っていません。

しかし、オーガニックコットンを利用していても染料に化学染料を使っていては無意味になりますので、本当のオーガニックコットンの衣類やタオルは、染料も自然なものを使っています。

オーガニックの化粧品も同じです。

化粧品の原料となるローズマリーやホホバオイルも、すべて自然な形で栽培しているものになります。

アレルギー体質の人にとって、口にするものだけでなく身に着けるものでもアレルギーを起こしてしまうことがあります。

また、アレルギーのない人でも、オーガニックの植物由来のものを使うことで、安心に使えるというメリットがあります。

オーガニックではない野菜のメリット

オーガニックではない野菜のメリットですが、オーガニックではない野菜にもメリットはあります。

普通にスーパーに並ぶニンジンやキュウリ、ナスはほとんどが形がそろっていて虫食いがないのが当たり前です。

確かに、虫食いがあったり、傷んでいたり変色していると、ちょっと購入するのをためらってしまうことがありますね。

オーガニックではないことのメリットは季節を問わずに、色々な野菜が手に入ることと、野菜に虫食いや傷みが少ないことです。

虫食いくらいいいじゃないか、と思われる人がいらっしゃるかと思いますが、やはり虫は怖いこともあります。

生産農家が地元のお店で売っている、オーガニック野菜や無農薬野菜のキャベツや白菜に、時々青虫のようなものがいる時もあります。

トマトは虫食いで食べられないこともあります。

ブロッコリーはアブラムシがたくさんいるため、一度水にさらしたり、他のものと別に茹でる必要があります。

しかし、これは洗う時にしっかりと落とすことができます。

昔は寄生虫の蟯虫や回虫が問題になっていましたが、今は生産農家は衛生管理をしっかりとしています。

オーガニックではない野菜のメリットは、こういったことはほとんどないところですね。

以前、オーガニック野菜の宅配をしている会社で、こういった食材が多すぎてお客様からのクレームが多く、無農薬ではなく低農薬に変えた野菜もありました。

オーガニック野菜にもデメリットはあるということですね。

オーガニック野菜を購入するために

オーガニック野菜は「有機JASマーク」がついているかどうかを見ると一番わかりやすいです。

有機JASマークは、農林水産省が認める有機野菜に認められている認定マークです。

スーパーの野菜売り場で「有機野菜」「有機栽培」「有機農産物」「オーガニック」と表示しても良いものは有機JAS野菜のため、この言葉がついていたらオーガニック野菜と言っていいです。

お店においてあるオーガニック野菜を選ぶときは、このマークや言葉を見ると選ぶのがとても簡単です。

有機栽培の野菜は化学肥料が利用できないため、虫食いや形がそろわないなどの点で、消費者にとってはとても安全でメリットがあっても、生産者にとっては手間がかかる割に採算の取れないもの、というイメージが強くありました。

しかし近年の第一次産業では、昔ながらの農家だけでなく大学や大学院で農学や生物学を研究した人たちが、種の品種や肥料、土壌などの研究をしてオーガニック野菜を作るための研究に携わっています。

オーガニック野菜を手に入れる時は、自然食材の専門店や通販サイト、生協が有名ですが、こういった会社も生まれています。

中には畜産牛に、オーガニックの餌を与えるための研究をしている企業もあります。

農業が企業化することは、安全で安心なものが安定供給されて、しかも国内で自給自足が可能になるというメリットにつながっていきますね。

企業が野菜を作っていると聞くと、化学肥料や農薬を使っているのではと思われるかもしれませんが、すでにその先を考えている企業もあります。

新しい未来化農業が作るオーガニック野菜

世界の農業がオーガニックに向かっていますが、それは昔ながらの農業に戻っているだけではありません。

若い人たちが昔ながらの休みのない、不安定な農家に従事するのではありません。

オーガニックの野菜を作りながら、環境を考えたり野菜の質を高めたり、そして働く人たちにもしっかりと休みと安定した収入が得られる、そんな新しい形の農業に向かっています。

今話題のふるさと納税は、こういった企業で働く若い人たちを支えるためにも活用されています。

消費者にもメリットのあるオーガニック野菜の未来を、若い人が生産し支えられる、そんな時代が来るような応援ができたら良いですね。

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