味噌漬けの作り方が知りたい!あんな食材も絶品料理に?!

みなさんは、味噌漬けの食材を食べたことがありますか?

市販のものは食べたことがあるという方は多いかもしれませんね。

一見難しそうに見えますが、とてもお手軽に作ることが出来るのです。

今回は、そんな味噌漬けの作り方を徹底的にご紹介します!

そもそも味噌漬けって何?

まず、味噌漬けの作り方をご紹介する前に、味噌漬けとはどのようなものか、食材を味噌漬けにするメリットなどについてお話ししましょう。

味噌漬けとは、簡単に言うと「漬物」です。

普通の漬物と違い、野菜だけでなくお肉やお魚を漬けることもあります。

有名なものだと、京都の伝統料理の「西京漬け」がありますね。

味噌漬けに使用する味噌床は、基本的に「味噌・みりん・酒・砂糖」ですが、その配合や使用する味噌の種類はご家庭によって違うでしょう。

こうして味噌漬けされた野菜やお肉、お魚は塩気だけでなく、味噌の風味も移り、味わい深さが生み出されるのです。

その味噌漬け独特の風味は、長年に渡って愛されているポイントとも言えるでしょう。

ちなみに、漬け終わった野菜はそのまま食べ、お肉やお魚は焼いて食べます。

最近では、野菜・お肉・お魚だけでなく、さまざまな味噌漬けに挑戦している方も多く、意外な食材が味噌漬けにマッチしたといったこともあるようですね。

味噌漬けのメリットって何?

先ほどは、味噌漬けはどのようなものかをご説明しました。

続いては、味噌漬けのメリットについてお話ししましょう。

まず、お肉やお魚が中途半端に余ってしまったという時に、味噌漬けにしておけば保存性が増すので、日持ちする期間が伸びます。

また、味が落ちにくいという点もあり、とても嬉しいですよね。

忙しい時も、味噌を拭って焼くだけという簡単さなので、時間のある時にまとめて味噌漬けにしておけば便利でしょう。

そして、「味噌は医者いらず」と言った言葉があるように、とても高い栄養価を持ち合わせているのが味噌です。

原料は主に、栄養価の高い大豆ですが、麹によって発酵することで、さらに栄養価が上がります。

そのようにして、さらに栄養価の上がった味噌は、健康効果が数多くあると言われています。

身近な例を挙げると、便秘に悩んでいる方のお通じがよくなったり、美肌効果もあるようです。

その他に、生活習慣病を予防する働きもあり、食材を味噌漬けにするだけで、ありがたいこと尽くしということですね。

では、次からは味噌漬けの作り方をご紹介しましょう。

味噌漬けを作ろう!味噌床の作り方は?

では、まずは味噌漬けをする上で一番重要とも言える、味噌床の基本的な作り方をご紹介します。

●必要な材料

・味噌   100g
・みりん  大さじ1
・酒    大さじ1

①みりんと酒を耐熱容器に入れ、レンジで10秒ほど温めます。

②①を味噌にかけて混ぜます。

これで、味噌床の完成です。

味噌床と聞くと、難しそうな印象があるかもしれませんが、とても簡単ですよね。

ここでご紹介した味噌床の作り方は、あくまで基本的なものです。

一度作ってみて、各ご家庭でアレンジをしたいという場合は、砂糖やショウガを入れてみたり、ニンニクを入れてみるのもいいですね。

他のご家庭とは違った、「我が家の味」を作ることが出来るでしょう。

そして、ニオイ移りや食中毒を避けるために、野菜を漬ける味噌床とお肉やお魚を漬ける味噌床を分けることが大切です。

そして、何度か同じ味噌床を使用する場合は、2度までにしましょう。

また、余った味噌床は炒め物などにも使用出来るので、極力無駄にならないようにするといいですね。

野菜の味噌漬けの作り方は?

では、まずは定番とも言える野菜の味噌漬けの作り方をご紹介します。

下準備として、漬ける野菜を切って塩をまぶしておきましょう。

出来るだけ大きい状態で漬けたいので、キュウリの場合はヘタを切るだけでいいでしょう。

小さく漬けた場合、漬かり過ぎてしまって塩辛くなってしまうためです。

しかし、大根などの漬かりにくい野菜は、皮をむいて少し小さめにしてもいいですね。

塩をまぶすのは、余分な水分を抜くためです。

下準備が出来たら、味噌床を塗り、容器に入れて冷蔵庫でお好みの日数だけ漬けます。

多めの量の野菜を漬けるのであれば、漬かった時点で水洗いをして、別の容器で保存しておくと1週間程度は日持ちするでしょう。

もし、野菜が漬かり過ぎてしまったという場合は、水にさらすと多少の塩分を抜くことが出来ます。

美味しく漬かった野菜は、食卓の一品になることはもちろん、お酒のおつまみにもなること間違いなしです。

お肉やお魚の味噌漬けの作り方は?

続いては、お肉やお魚の味噌漬けの作り方をご紹介します。

まずは、お肉の味噌漬けです。

新鮮なお肉を用意し、タッパーなどの容器に味噌床を薄くのばします。

のばした味噌床にガーゼを被せ、お肉をのせましょう。

この時、味噌床が直接お肉に付く部分があると、漬かりにムラが出来てしまうので注意が必要です。

お肉を置いたら、ガーゼを被せて、その上にもう一度味噌床をのばしましょう。

容器に蓋をして、冷蔵庫で保存し、一晩漬けたら完成です。

お魚は、野菜と同じく、下準備として塩をまぶして30分程度おきます。

もし、骨がそのままの場合は、取り除くのを忘れないようにしてください。

下準備が出来たら、要領はお肉と同じになります。

タッパーなどの容器に味噌床を薄くのばし、のばした味噌床にガーゼを被せ、魚をのせましょう。

魚を置いたら、ガーゼを被せて、その上にもう一度味噌床をのばしましょう。

容器に蓋をして、冷蔵庫で保存し、2・3日程度漬けたら完成です。

変わり種食材の味噌漬けの作り方は?

ここまでは、基本的な味噌漬け食材を使ったレシピをご紹介しました。

最後は、あっと驚く変わり種食材の味噌漬けの作り方をご紹介します。

●はんぺんの味噌漬け

「はんぺんを味噌漬け?!」と思う方も多いかもしれませんね。

お肉などと同じく、漬かりムラが出ないようにガーゼに挟んで漬けましょう。

●ウズラの卵の味噌漬け

ウズラの卵の味噌漬けは、おつまみに最適です。

形が丸いため、柔らかめの味噌床にしましょう。

味噌床に入れたら、上からガーゼを被せると漬かりやすいです。

●豆腐の味噌漬け

「豆腐は柔らかいから漬けれられないのでは?」と思いますよね。

実は、しっかりと水切りをすれば漬けることが出来ます。

漬かった豆腐は、チーズのような食感と、味噌の風味をまとい絶品です。

●アボカドの味噌漬け

アボカドも、味噌漬けにすると、とても美味しいおつまみになります。

塩気がアボカドに染みることで、アボカドの甘さが一層際立つと評判です。

驚きの食材ばかりですが、一度試してみてはいかがでしょうか。

味噌漬けにチャレンジしてみよう!

今回は、基本的な味噌漬けの作り方をご紹介しました。

忙しい方や、味噌の風味を味わいたいという方には、ピッタリの調理法ではないでしょうか。

たったこれだけのひと手間で、絶品料理が味わえるのです。

是非、さまざまな食材で試してみてください。