カロリーオフの強い味方!豆乳ダイエットで効果的に痩せる!

気軽に、健康的にダイエットをしたいなら、豆乳を飲むことをおすすめいたします。

味がちょっとニガテというかたもいますが、最近は飲みやすくおいしい豆乳が次々と登場してきています。

しかも、ダイエットに最適なカロリーオフのタイプもあるため、おいしく、かつ効果的に痩せられるのです。

今回はダイエットに効果がある豆乳の種類や、飲みかたなどについてご紹介いたしましょう。

美容と健康に効果を発揮する豆乳の優れた栄養とは?

豆乳の原料である大豆には、イソフラボン、タンパク質、レシチン、ビタミンB1・B2・B6、ビタミンE、サポニン、オリゴ糖、食物繊維など優れた栄養素がたくさん詰まっています。

中でも次の4つは大豆の特徴的な栄養素です。

■タンパク質

体に良く、吸収されやすい良質な植物性タンパク質が多く、引き締まった筋肉を作ります。

■レシチン

レシチンには次のような優れた健康効果があります。

・コレステロールや中性脂肪の低減
・動脈硬化や脳梗塞の防止、生活習慣病の予防
・肝機能の改善
・脳の活性化や脳機能の維持、認知症の予防

■サポニン

大豆サポニンは脂肪燃焼効果が高く、食欲を抑えてくれるので、肥満防止やダイエットにとても効果的です。

■イソフラボン

大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じような働きをするため、次のような女性にとってうれしい効果があります。

・生理痛の軽減
・更年期障害の緩和
・骨粗しょう症の予防
・イライラや自律神経の乱れを防ぐ
・コラーゲンの生成を助けるため、美肌効果がある
・アンチエイジング効果

この他にもオリゴ糖や食物繊維には便秘改善効果がありますし、ビタミンB群には疲労回復や新陳代謝の活性化が、ビタミンEには抗過酸作用があります。

そのため手軽にカロリーオフしながら、痩せやすい体つくりのサポートができるのです。

カロリーオフに効果的な豆乳の種類は?

私たちが豆乳と呼んでいるものには次のような種類があります。

・無調整豆乳
・調製豆乳
・豆乳飲料

無調整豆乳とは、大豆に水を加えてすりつぶし、搾っただけのもので何も加えていません。

純度100%の豆乳です。

しかし味が独特なため嫌いなかたも多く、飲みやすくするために砂糖や油分を加えたのが調製豆乳です。

さらに抹茶や果物などの味を付けておいしくしたのが、豆乳飲料です。

これらは大豆固形分などにより、下記のように規定されています。

・無調整豆乳・・・大豆固形分8%以上、大豆タンパク質3.8%以上
・調製豆乳・・・大豆固形分6%以上、大豆タンパク質3.0%以上
・豆乳飲料(抹茶やココアなどで味付けされたもの)・・・大豆固形分4%以上、大豆タンパク質1.8%以上
・豆乳飲料(果汁5%以上)・・・大豆固形分2%以上、大豆タンパク質0.9%以上

大豆エキスをたっぷり摂取したいなら、断然無調整豆乳がおすすめです。

牛乳より糖質が低くカロリーオフなため、ダイエットに最も効果的です。

一方、調製豆乳や豆乳飲料は甘くて飲みやすいですが、その分糖分や油分が加わるため、糖質やカロリーが増えます。

100ml中の糖質やカロリーを比較すると次のようになります。

         カロリー  糖質
・牛乳      67kcal   5.0g
・無調整豆乳   57.5kcal  1.6g
・調製豆乳    58.5kcal  4.1g

豆乳なら何でもいいというわけではありません。

大豆の栄養をたっぷり含んでいるうえ、カロリーも糖質も低い無調整豆乳が、ダイエットには最も適しているのです。

ところが、近年この常識が覆されたのです。

ダイエットに効果があるカロリーオフタイプの調製豆乳登場!

調製豆乳、豆乳飲料にカロリーオフタイプが登場したおかげで、これまで我慢して無調整豆乳を飲んできたかたも、おいしく効果的にダイエットができるようになりました。

下記、100ml中の糖質量の比較をご覧ください。

バリエーションに富んだ甘い味付けがなされながら、カロリーオフタイプは糖質がグッと抑えられていることがわかります。

           一般的なタイプ  カロリーオフタイプ
・調製豆乳プレーン    2.0g       0.9g
・調製豆乳コーヒー    7.9g       0.9g
・調製豆乳バナナ     10.2g       0.8g
・調製豆乳抹茶      6.5g       1.4g
・調製豆乳紅茶      6.9g       0.9g

100ml中のカロリーも比較するとずいぶん低減されています。

           一般的なタイプ  カロリーオフタイプ
・調製豆乳プレーン    58.5kcal34kcal
・調製豆乳麦芽コーヒー  67.5kcal26kcal

調製豆乳の砂糖の代わりにステビアなど血糖値を上げない甘味料を使い、なおかつ油分をカットしたのがこのカロリーオフタイプです。

控えめな甘さが優しい味わいで十分おいしくいただけます。

無調整豆乳を我慢して飲んできたかたは、味のついたこのカロリーオフタイプに切り替えるといいでしょう。

ただし、どこのスーパーにでも売られているわけではないので、通販で買うことをおすすめします。

カロリ―オフに効果的な豆乳の飲みかたは?

豆乳は、ただそのまま飲むだけで効果的に痩せられるわけではありません。

飲むことで空腹を解消し、食欲を抑えて少食にすることで痩せるのです。

したがって、食事の前に飲むのが効果的です。

朝食前か夕食前に、コップ1杯200ccを飲んでドカ食いを防ぎましょう。

1日に1杯分200ccを上限にしてください。

豆乳といえど、大量に飲めばやはり太ります。

それより1日に200ccずつ、無調整豆乳かカロリーオフタイプの豆乳を毎日飲むことで、痩せやすい体を作りましょう。

いろんな味のカロリーオフタイプがあるので毎日でも飽きません。

冷たいまま飲んでもいいですが、レンジでチンして温めたほうが吸収が良くなるのでおすすめです。

特に冬場は血流を良くする効果もあるため、温めたほうがいいでしょう。

また豆乳はそのままストレートで飲んでもいいですが、バナナを加えて一緒に飲むとダイエットに効果的です。

バナナの整腸作用と豆乳の便秘解消効果で、よりスッキリするうえ、バナナのカリウムが浮腫みを改善するので、一石二鳥にも三鳥にもなります。

また、バナナの代わりにコーヒーもおすすめです。

コーヒーには脂肪燃焼効果があるため、豆乳と合わせてさらに痩せやすい体になります。

お試しください。

カロリーオフに効果的な豆乳ダイエットの方法は?

豆乳ダイエットとは、食前に豆乳を飲むことで食欲を抑え、食事の量を減らすことで痩せようとするものです。

したがって、毎日コツコツ続けても、効果が現れるのはかなり先です。

もっと即効性のあるダイエットがよければ、ちょっとハードですが、1日のうち一食を豆乳に置き換えるダイエットがおすすめです。

必ずカロリーオフタイプの豆乳か無調整豆乳を選び、朝・昼・夜のうち1食を豆乳と野菜ジュースだけに置き換えます。

辛いですが1~2週間で効果が現れます。

体重が減ったら、少しずつ戻していってください。

リバウンドしないよう、少量の食事にするのが鉄則です。

豆乳に置き換えるのは、できるだけ夜がいいでしょう。

後は寝るだけなので、空腹感が軽減できます。

野菜ジュースは、ミキサーで自分で選んだ野菜をジュースにするのがいいですが、市販の糖質オフ野菜ジュースでも構いません。

スムージーにしたり、冬ならスープにするのもおすすめです。

豆乳の栄養と野菜のビタミンとで、健康にも美容にも良い組み合わせです。

普段の生活に豆乳をとりいれてカロリーオフな習慣をつけよう!

豆乳は牛乳に比べ、糖質もカロリーも低いです。

そこで、普段の食生活で使う牛乳を、無調整豆乳かカロリーオフタイプの豆乳に置き換えてみませんか。

たとえばパンケーキやクッキーなどのスイーツ作り。

牛乳の代わりに無調整豆乳にしたらどうでしょうか。

あっさりとした素朴な味わいになりますよ。

物足りなければ黒蜜やきなこなどと組み合わせると、柔らかなコクが感じられます。

また、グラタンやシチュー、スープなども思い切って豆乳に換えてみてはいかがでしょうか。

隠し味に白味噌を少し入れると、いつもとは違った味わいになります。

豆乳は大豆由来のせいか、和の素材と好相性です。

上述したきなこや味噌も大豆製品。

大豆の栄養がダブルで摂れるうえ、風味も増すのでおすすめです。

普段から牛乳の代わりに豆乳をちょこちょこ使うことで、代謝の良い体つくりの効果が現れます。

ダイエットと構えず、気楽な気持ちで豆乳ライフをはじめてみませんか。

大豆の栄養豊富な豆乳でおいしく健康作りを

豆乳はその独特な味が嫌いというかたも多いのですが、スーパーに行くと飲みやすい調製豆乳や、甘くておいしい豆乳飲料がたくさん並んでいますよね。

しかし、きっちりダイエットしたいなら、カロリーオフなタイプか無調整豆乳を選ばないと、かえって太る結果になります。

豆乳ダイエットを成功させたいなら、食前に飲んで食事を少量にすること、または1食を豆乳に置き換えることがコツです。

おいしく健康的に、効率よく脂肪を燃焼する体になりましょう。