カロリーオフのお菓子は買う派?手作り派?どっちがお勧め?

食事制限やダイエットしてる方にとって、カロリーオフのお菓子は罪悪感がなく食べられるお菓子だと思います。

食後のデザート・疲れている時・楽しい時、いろんな場面でお菓子は欠かせないですが、カロリーオフのお菓子以外はバターや卵などをたくさん使ってるので、カロリーが高いです。

それなら、カロリーオフのお菓子を手作りして、好きなお菓子を作ってみませんか?

カロリーオフお菓子とは?

お菓子はカロリーが高いので、糖質制限やダイエット中の方は、食べるのを控えてしまいます。

そんな方のために、カロリーオフお菓子がありますが、どれくらいカロリーが抑えられてるのか、ご説明します。

カロリーオフとは、100グラム当たりに40キロカロリー以下(飲料の場合は、100ミリ当たり20キロカロリー以下)である事を表します。

よくカロリー控えめ・ゼロカロリーという表記を目にしますが、意味は一緒なのでしょうか。

実は意味はそれぞれ違い、カロリー控えめはカロリーオフと同じですが、ゼロカロリーは100グラム当たり5キロカロリー未満を表します。

ゼロカロリーなのに、5キロ未満も入ってるの?と思う方もいると思いますが、5キロ未満なら表記してもいいと決められています。

今ご紹介した3種類以外にも、ノンカロリー・低カロリーなどがありますが、ノンカロリーはゼロカロリーと一緒、低カロリーはカロリーオフやカロリー控えめと一緒の意味になります。

手作りお菓子を作る時は、砂糖や油を控えると、ノンカロリー・ゼロカロリーに近づける事が出来ます。

一般的なお菓子とカロリーオフお菓子の違い

カロリーオフのお菓子はよく見かけますが、普通のお菓子とどんな違いがあるのでしょうか?

例として、ポテトチップスで違いを比べてみましょう。

カロリーオフポテトチップス(60グラム)

・カロリー 243キロカロリー
・タンパク質 4.05グラム
・脂質 3.6グラム
・炭水化物 48.4グラム
・ナトリウム 402ミリグラム

一般的なポテトチップス(60グラム)

・カロリー 337キロカロリー
・タンパク質 2.8グラム
・脂質 21.6グラム
・炭水化物 32.8グラム
・ナトリウム 237ミリグラム

2つの違いを比べてみると、一般的なポテトチップスの方が、カロリーと脂質が高く、その他の栄養素はカロリーオフのポテトチップスが高いです。

なぜこんなにも差があるのでしょうか?

それは、作り方に大きな違いがあります。

一般的なものは揚げていますが、カロリーオフは焼いて作られています。

手作りでお菓子を作る時も、揚げるよりも焼いた方が、油を使わないためカロリーを抑える事が出来ます。

カロリーオフお菓子は健康に良い?

カロリーオフのお菓子は、一般的なお菓子に比べると、カロリーと脂質を抑える事が分かりましたが、体に良いのでしょうか?

お菓子には、砂糖や添加物も多く含まれているので、健康に良いのか調べてみましょう。

カロリーオフのお菓子の多くは、砂糖や油を控えめにして、砂糖の代わりにカロリーゼロの甘味料を使って作られています。

甘味料には、大きく分けて天然と人工の2種類あり、人工甘味料は摂りすぎると体に悪いと言われています。

甘味料は、種類によっては砂糖の何百・何千倍の甘さがありますが、甘味料の味に慣れて依存症になってしまうので、摂りすぎには注意しましょう。

甘味料は様々な種類があり、どれが良いのか悪いのかわからない方も多いと思いますので、よく耳にする甘味料の一部をご紹介します。

☆天然甘味料

・ソルビトール
・ステビア

この2つはWHOから安全宣言が出ているため、比較的安全です。

☆人工甘味料

・アスパルテーム
・スクラロース

よく飲料水などに使われていますが、安全性が疑われている部分があるので、なるべく避けた方がいいです。

虫歯予防に効果のあるキシリトールも、アレルギーを起こす事もあるので注意が必要です。

どの甘味料も摂りすぎてしまうと体に悪いので、気をつけましょう。

手作りする時には、甘味料の代わりにハチミツなどで代用すれば、カロリーを抑えながら甘さを出す事が出来ます。

市販と手作りカロリーオフお菓子はどちらがおすすめ?

市販のカロリーオフのお菓子は、クッキー・プリン・チョコレート・アイスなど、いろんな種類があります。

市販のお菓子には甘味料や添加物が入っていますが、手軽に好きなお菓子を食べる事が出来ます。

手作りすれば、材料もカロリーも自分で調整する事が出来ますが、手間暇がかかります。

そこで、市販と手作りのメリット・デメリットを見てみましょう。

☆市販

・メリット

手軽に好きなお菓子を食べる事が出来る。

・デメリット

原材料や甘味料がどのくらい入っているかわからない。

☆手作り

・メリット

原材料を選べるため、安心して食べる事が出来る。

・デメリット

手間暇がかかり、お菓子作りに慣れていないと作る事が出来ない。

お菓子作りに慣れていないと、手作りは難しいですが、クッキーやプリンなどの混ぜ合わせれば出来上がるお菓子もたくさんあります。

まずは、簡単なお菓子作りから挑戦してみてはいかがでしょうか?

手作りカロリーオフお菓子でよく使う材料

手作りでカロリーオフお菓子を作れば、好きなお菓子をいつでも食べる事が出来ます。

でも、カロリーオフお菓子はどんな材料を使って作ればいいのでしょうか?

家庭でも手軽に手に入る材料の一部を、種類別にご紹介します。

☆穀物類(100グラム当たり)

・薄力粉 368キロカロリー
・米粉 362キロカロリー
・全粒粉 330キロカロリー

☆乳類(100グラム当たり)

・牛乳 70キロカロリー
・低脂肪牛乳 46キロカロリー
・カッテージチーズ 105キロカロリー

☆卵(100グラム当たり)

・全卵 151キロカロリー
・卵白 47キロカロリー
・卵黄 387キロカロリー

☆海藻類(100グラム当たり)

・寒天 3キロカロリー
・ところてん 2キロカロリー

☆豆類(100グラム当たり)

・豆腐 56~72キロカロリー
・豆乳 46~64キロカロリー

☆果物類(100グラム当たり)

・バナナ 51キロカロリー
・りんご 46キロカロリー
・いちご 33キロカロリー

種類別で分けましたが、種類の中でカロリーの低い・高いはありますが、砂糖・油・ナッツ類に関しては、高カロリーのため、極力控えましょう。

手作りカロリーオフお菓子のレシピ

カロリーオフお菓子でよく使う材料をご紹介しましたので、手作りしてみませんか?

お菓子を作り慣れていない方でも、作りやすいお菓子をご紹介します。

【ヘルシー豆腐プリン】

【材料】

・絹豆腐 200グラム
・牛乳 200グラム
・板ゼラチン 4グラム
・砂糖 30グラム
・メープルシロップ 適量

【作り方】

①板ゼラチンを水に浸けてふやかします。

②絹豆腐を裏ごしして、滑らかにします。

③鍋に②・牛乳・砂糖を入れて、鍋のふちがプツプツするまで温めます。

④火を止めて、水気を切ったゼラチンを入れ混ぜ合わせます。

粗熱が取れたら、カップに注いで、冷蔵庫で冷まします。

冷めたら表面にメープルシロップをかけて、出来上がりです。

ゼラチンを使って固めるため、オーブンの予熱や、蒸し器の準備が必要ないです。

混ぜるだけで作る事が出来て、ココアや抹茶を入れれば、簡単に違う味を楽しめます。

上手にお菓子を取り入れましょう

健康に気を遣ってお菓子を控える方もいると思いますが、無理に控えるとストレスになります。

過度に食べ過ぎるのはよくありませんが、少量食べて落ち着けるなら、食べた方が体に良いです。

また、カロリーが高くても、栄養価が高いものも多くありますので、カロリーだけにこだわり過ぎないようにしましょう。