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知っておきたい冷凍食品の野菜のこと。栄養がないって本当?

      2017/11/08

知っておきたい冷凍食品の野菜のこと。栄養がないって本当?

冷凍食品は便利で、どこのご家庭の冷凍庫にも入っています。

冷凍食品の野菜は簡単に食卓に出せて、野菜不足を解消してくれます。

しかし、その冷凍食品の野菜、栄養があるの?と思っている人も中にはいますよね。

そんな疑問にお答えします。

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冷凍食品の野菜は栄養がある!

忙しい毎日の中、冷凍食品にお世話になっているという人も多いと思います。

揚げ物から麺類、お菓子まで、最近では冷凍技術が進み、まるでお店で食べるメニューのようなおいしさです。

おいしくて、しかも手間がかからない冷凍食品は、今や、なくてはならない冷凍庫の常備品となっています。
おかずやお菓子だけでなく、毎日食卓に出したい野菜も、冷凍食品となって売られていますね。

手軽に食卓の彩りになりますが、多くの人が冷凍食品の野菜は、生の野菜より栄養が入っていないのではないかと、不安に思うと思います。

野菜は生で食べるほうが、栄養がたくさん摂れると思いますよね。

実は、それは誤解なのです。
冷凍しても、野菜の栄養価は、ほとんど変わらないのです。

冷凍食品の野菜が、どうして栄養価を保てるのか、冷凍食品の野菜のメリットについてお話ししていきます。

新鮮野菜で栄養そのまま

スーパーで売られている野菜は、収穫してから出荷され、市場などを経て、店頭に並びます。
農作物によっては、結構な時間が掛かってしまうこともあります。

時間経過とともに、野菜の栄養価は減っていきます。

しかも、スーパーの野菜は買われた後も、すぐに食べられるわけではなく、そこからまた冷蔵庫で数日間保管されるということもありますよね。

そこで、さらに栄養価は落ちていきます。

しかし、冷凍食品の野菜でしたら、収穫した後にすぐに冷凍されます。
ですので、収穫した直後の栄養を保つことができるのです。

野菜によっては、冷凍したほうが栄養価が高いものもあります。

代表的なのが、ブロッコリーです。

ブロッコリーには様々な栄養素が含まれていますが、特にビタミンCは、実はレモンよりも多く含まれています。

このビタミンCは、収穫してから1週間経ってしまうと、半分以上失われてしまいます。
しかも、ゆでるときにも流れ出てしまうのです。

これが防げるのが、冷凍食品のブロッコリーです。
冷凍食品であれば、瞬間冷凍によって、栄養を閉じ込めることができます。

収穫して1週間経ったブロッコリーは、ビタミンCが50%減少するのに対し、収穫してすぐに冷凍したブロッコリーは、1年経っても10%程度しか減少しなかったという調査結果もあるそうです。

10%程度のビタミンCの減少は、通常の調理時にも起きます。

また、カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄分・食物繊維などの栄養は、冷凍しても栄養価が減少しないことが分かっています。

冷凍技術で栄養を保つ

さらに、冷凍技術の高さも、栄養を保つのに、重要な役割を果たしています。

冷凍食品の野菜は、冷凍する前に「ブランチング」という処理を施されています。

ブランチングとは、冷凍耐性を高めるために、サッと加熱処理することを指します。
ブランチング処理をすると、野菜の変色防止やおいしさ、栄養価が落ちるのを防ぐことができます。

冷凍食品の野菜は、ブランチングなどの加熱処理や食材に合わせて、切る・すりおろすなどの加工をしてから、冷凍します。

このようにすると、野菜の食感の変化を防ぐことができるのです。

そして、加工した後、急速冷凍します。
急速冷凍することにより、野菜の品質を良い状態で保ったまま、冷凍保存できます。

普通、食品を冷凍すると、ゆっくり凍っていきます。
このゆっくり凍る過程では、氷の結晶が大きくなってしまい、食品の細胞を壊してしまします。

そうなると、食感や味を悪くしてしまい、食品の栄養や品質を保つことができません。

しかし、急速冷凍でしたら、水分が凍る温度を素早く通り過ぎることができますので、氷の結晶が小さいまま凍結します。

これでしたら、食品の細胞を壊さず、冷凍する前と同じ状態で冷凍保存できるので、栄養価やおいしさを保つことができます。

冷凍食品の野菜は栄養だけでなくコスパも良し

野菜は、季節や気候によって値段が変動しやすいです。
悪天候や、台風などにも影響を受けやすいものです。

毎日野菜を食べたいところですが、例えば悪天候の影響で、キャベツ1玉500円になってしまったら、手が出しにくいですよね。

そういったときにも、冷凍食品の野菜は便利な存在です。
1年中、安定した値段で販売され、簡単に手に入れることができます。

また、使われている野菜も、旬のものを使っていることが多いのです。

旬の野菜は、おいしくて栄養価も高くなっています。

例えば、ホウレンソウですと、旬のものと比べると旬でないものは、ビタミンCの量が約1/4程度になってしまいます。

旬でないトマトのカロテンは、旬のトマトの1/2程度なのです。

冷凍食品の野菜は、旬の時期の野菜を瞬間冷凍しているのですから、この栄養価を保つことができます。

そう考えると、旬でない野菜を高い値段で買うより、冷凍食品の野菜を買ったほうが、安くて栄養価が高いということになります。

冷凍食品の食品添加物が心配

冷凍食品の野菜の栄養価が、生の野菜とあまり変わらないとしても、やはり冷凍食品はあまり使いたくないという人もいるでしょう。

気になるのは、食品添加物ですよね。

冷凍食品の保存期間は長期のため、「多くの食品添加物が使われているのでは?」と、不安に思う人もいますよね。

通常、食品に使われる添加物は、大きく2つに分けられます。

▽見た目をよくする添加物
着色料、甘味料など

▽品質を保つ添加物
保存料、酸化防止剤など

このように分けられます。

冷凍食品は、処理された後に、-20℃の温度で保存されます。
この温度ですと、細菌の増殖、食品の酸化を防ぐことができます。

ですから、保存料や酸化防止剤を使う必要がありません。

また、これらの保存料を、全く使っていない冷凍食品もあります。

常温で売られている食品にも、食品添加物は使われています。
それらに比べて、冷凍食品に、特に多く食品添加物が使われているということはありません。

日本の冷凍食品の安全基準や、品質管理は厳しく決められているので、冷凍食品の食品添加物が危険ということはないのです。

バランス良く食事に冷凍食品を取り入れる

冷凍食品の野菜は、上手に使えば、とても便利で栄養も摂れるということがわかりましたね。

もし、どうしても添加物が気になるようでしたら、無添加の冷凍食品もありますよ。

有機栽培・オーガニック・無添加の冷凍食品は、表示もわかりやすくされていますので、気になるようでしたら、スーパーで確認してみてください。

このような冷凍食品でしたら、安心して使えますし、添加物を気にせずに済みます。

冷凍食品は、うまく食卓に取り入れれば、忙しいときや疲れているときに活躍してくれます。

しかし、そんな便利な冷凍食品ですが、毎日使うというのは、やはりおすすめしません。

冷凍食品には、多かれ少なかれ添加物が含まれていますし、味付けも濃いめに仕上がっているものも、多くあります。

あまり頼り過ぎず、適度に取り入れていくのが良いですよ。

栄養バランスの良い食事を摂りつつ、時には冷凍食品に頼るというのは、悪いことではありません。

バランス良く、上手に冷凍食品を使っていきましょう。

冷凍食品を上手に使おう

食事は、バランスが特に大切です。

野菜が全くない食事になるくらいなら、冷凍食品の野菜を使った方が、健康的な食事になる場合もあります。

冷凍食品の野菜には、メリットがあるということが今回のお話で分かりましたね。

食事は毎日のことですから、上手に冷凍食品を使っていきたいですね。

 - 食文化・食生活