家庭菜園の土づくりで、畑にすき込む堆肥の量はどれくらい?

家庭菜園を始めるには、まず土づくりをすることになります。

土づくりでは堆肥を使うことになりますが、難しいのは、すき込む堆肥の量です。
プランター栽培・畑栽培では、堆肥の量が変わってきます。

今回は、家庭菜園での堆肥についてご紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

そうめんの薬味や、つけつゆは関東と関西では違うものなの?

夏になると、食べる頻度が増えるのは、やはり「そうめん」ではないでしょうか?暑さで食欲が出ない...

韓国と日本の違いは食べ物や食事のマナーにも現れている!

突然ですが、皆さんは韓国の食べ物は好きですか?日本とは違って、とても辛いけれど病みつきになる!...

現代と違う?江戸時代の食生活、庶民はどんな感じだったの?

江戸時代の庶民はどのような食事をしていたのでしょう。なんとなく、質素だったり健康的だったりするイ...

みんなが虜になる組み合わせ!醤油は卵のベストフレンド!

冷蔵庫に何もない日も、卵と醤油があれば何とかなります。卵かけごはんは、困ったときの最強のメニ...

世界各国の有名な伝統料理や美味しい食べ物をまとめて紹介!

世界中には、色々な材料や味付けによる、多種多様の料理がありますよね!世界中を全て旅する事は困...

この電子レンジの料理器具があれば時間もスペースも有効活用

「最近よく聞く電子レンジ料理器具を使いこなしたい」人は必見です。100円ショップやインターネ...

日本人女子の平均身長と他国を比較!日本人も伸びている?

日本人は身長が低いと言われてきましたが、身長は何によって決まるのでしょうか。また、日本人女子の...

2018年にトランス脂肪酸の規制が始まるアメリカの取り組み

トランス脂肪酸は、身体に悪い、心臓病のリスクを高めるという理由で、世界各国で規制されています。...

味噌の作り方を解説!味噌作りに適した重しとはどんなもの?

味噌は、日本の食卓に欠かすことのできない調味料です。市販のものを買って使用するお宅が多いかと...

オーガニック食品の輸入ものと国産はどう違う?安全性は?

食の安全にこだわる方が増えた今日この頃、オーガニックが人気です。オーガニック食品を手に取られ...

醤油の発祥に迫る!醤油は試行錯誤が生んだ日本の文化的遺産

我々の食卓に欠かせない醤油は、日本のみならず海外でも調味料のひとつとして定着しつつあります。...

1人暮らし向け電子レンジとオーブンレンジのおすすめ8選!

これから1人暮らしを始める方、1人暮らしで電子レンジやオーブンレンジの買い替えを予定している方、どれ...

離乳食完了期からスプーンを使う練習を始める。その方法は?

離乳食に慣れてくると、赤ちゃんが自分でご飯を食べたい!と思うようになってきますよね。しかし、...

味噌作りも保存方法もおまかせ!タッパーウエアの密閉容器

手作りの味噌も、市販されている味噌も空気に触れているところから、黒く変色してきます。保存方法...

オーガニック野菜宅配サービスや農産物の世界を比較検証する

オーガニック野菜の宅配サービスが普及した事で、有機栽培への注目度が上昇しています。それに伴い...

スポンサーリンク

家庭菜園の基本・土づくり

家庭菜園で野菜や花を育てることは、生長をこの目で見られることや成果が実り、野菜や果実を収穫できること、美しい花を愛でられることなど喜びがたくさんあります。

園芸店やホームセンターに行けば、手軽に種や苗を買うことができますし、家庭菜園を楽しんでいる人も増えています。

家庭菜園の初心者が、まず悩むのは、土づくりの部分です。

土づくりは、畑を作るうえで、大切な要素のひとつです。
家庭菜園を始めるために、土づくりや堆肥についてお話していきます。

植物は、土の中に根を這わせることで体を支え、その根から水分や養分を吸収して生長します。

植物によって、それぞれ合うタイプの土が違いますので、植物に合った土で育てることが大切です。
植物に合う土で育てれば、病気や害虫の被害にも合いにくくなります。

始めに、あなたが育てる植物に合う条件の土を知っておきましょう。

しかし、まだ初心者であれば、どのくらいの堆肥の量が必要かわかりませんよね。
まずは、基本の土づくりを学んでおきましょう。

家庭菜園で難しいのは堆肥の量

土づくりは、家庭菜園での野菜づくりには、とても大切な要素です。

野菜づくりをするために必要なのは、

・土づくり
・日光
・水やりと肥料

の3点です。

植え付け前には、熟成した堆肥を土にすきこみ、しっかりと耕しておきます。

基本的に、植物は根から酸素も取り込んでいます。

ですから、土にある程度の隙間がないと呼吸できなくなり、酸素不足になってしまいます。

土を充分に耕して土の中に空気を送り込み、腐葉土などを混ぜ込んで、土を粒の塊のような状態にしておくことが大切です。

同様に、植物に必要なのが肥料です。

土壌の水はけや保水性を良くし、養分を効果的に、長く効かせるために堆肥による土づくりがおすすめです。

バーク堆肥や牛糞堆肥は、有用微生物を多く含むので適しています。

堆肥を投入する量は、次の通りです。

▽畑
1㎡につき2kg

▽プランター
土の容量に対して20%程度

上記を目安として、投入してください。

家庭菜園で使う堆肥について

家庭菜園での土づくりに堆肥は欠かせないものですが、この堆肥についてお話します。

堆肥には2種類あります。
それぞれ施し方が違いますので、ご説明します。

▽植物性堆肥

わら・もみがら・おがくず・樹皮・落ち葉など、植物の繊維分を堆積または攪拌し、腐熟させて作ったものが植物性堆肥です。

腐熟を促進させるために、米糠・油粕・鶏糞・牛糞などが加えられることもあります。

窒素分が含まれていないため、肥料としての効果は見込めません。

ただ、土をフカフカにする効果は、とても高いことが特徴です。

動物性堆肥を含まない完熟植物性堆肥であれば、窒素分を含まないため、堆肥を施す量をあまり気にする必要はありません。

施す量は、1年に1度、1㎡につき2~3kg程度でOKです。

注意点としては、窒素分を含まないため、野菜を植え付ける際には、元肥として窒素肥料が必要になります。

また、完全な植物性堆肥であれば、石灰と混ぜてもアンモニアガスが発生しません。

▽動物性堆肥

動物性堆肥は牛糞や鶏糞、豚糞などの家畜糞から作られる堆肥です。

バーク・籾殻・おがくずなどを加えて腐熟させたものが主流ですが、100%家畜糞だけのものもあります。

動物性堆肥には、いくつか注意点があります。

・肥料効果が高いので、畑に大量に投入しすぎると、肥料やけなどになってしまうので注意してください。

・動物性堆肥は、窒素が豊富なので、石灰と一緒に畑にすき込むことはできません。

・窒素・カリを多く含むため、葉やつるばかりが茂ってしまう「つるぼけ」という状態になってしまいます。

・窒素・カリは雨に流されやすい成分なので、雨天時は避け、施したらすぐに耕しましょう。

・暑い時期になると、アンモニアガスや、有機酸などの有害物質が発生し、ガス障害などの被害を受けることがあります。

2種類の堆肥の特徴を知り、うまく使い分けられるようになるのが理想です。

プランターで栽培!堆肥の量が難しいときは培養土を使う

家庭菜園というと、プランター栽培か、庭で畑栽培かですよね。

最近では、貸し農園なども多く見かけるようになりましたので、たくさん育てたい場合は、貸し農園を借りるという手もあります。

しかし、一般的には自宅で育てる人がほとんどでしょう。

まずは、手を出しやすいプランター栽培についてご説明します。

プランターのサイズは、育てる野菜の大きさや、根を張る深さによって決めましょう。

自分で作った土を使って育てるのが理想ですが、堆肥の量などが難しいため、市販の野菜用培養土を使っても良いですよ。

市販の培養土を使う場合は、含まれている肥料に注意してください。

野菜によっては、多肥になりすぎてしまいます。

例えば、トマトは多肥になると、つるぼけになってしまいます。
こうなると、実が小さくなってしまうか、実らない可能性もあります。

野菜用培養土であれば、どんな野菜でも大丈夫というわけではありませんので、気を付けてください。

培養土を選ぶ際は、堆肥や発酵の進んだ有機質肥料を、多く含んだものを選ぶと良いですよ。

畑の土壌改良!堆肥をすき込む

自宅の庭に畑を作って家庭菜園をやる場合、土壌改良が必要になります。

普通の庭の硬く踏みしめられた土では、野菜は育ちません。

植え付ける前に、土壌改良と、耕して土をフカフカにしておくことが必要になります。

できるだけ有機質肥料や、堆肥を使って野菜を作り続けると、土中の菌が活性化して、土壌がどんどん改良されていきます。

初めて家庭菜園を作るのであれば、雑草や、小石などを取り除いておきます。
それが終わったら、次に天地返しという作業を行います。

天地返しとは、土の表層と深層を入れ替えることです。

スコップ・くわを使い、畑の土を30cmほど掘り起こして、地下にあった土を表に出します。
表に出すことで、地中の害虫、病原菌や雑草の根を寒さに晒して、退治することができます。

次に、堆肥のすき込みを行います。

野菜を植え付ける2~3週間前に、行いましょう。

量は、1㎡につき2~3kgです。

この堆肥の量は、植え付ける予定の野菜や、土の状態によって調節してください。
野菜を作る場合、初めて植え付ける土の場合は、多めにすき込みます。

畑の土壌改良!石灰を少量すき込む

家庭菜園の畑に、石灰の散布とすき込みを行う際には注意点があります。

日本では、酸性の雨が降るので、ほとんどの土は酸性に傾きがちです。
野菜によって違いはあるものの、多くの野菜は、アルカリ性の土を好みます。

そのため、土に石灰を施して、中性~アルカリ性に傾けておくことが大切です。

反応が強い消石灰や生石灰は使わず、穏やかな効き目の苦土石灰を使います。

1㎡あたり、100~120g程度の量の石灰を加えます。

石灰をすき込む際に気を付けなければいけないのが、アンモニアガスです。

石灰は、堆肥の窒素成分と反応して、アンモニアガスを発生させます。

アンモニアガスは、野菜に悪影響を及ぼしてしまいますし、せっかくの窒素成分が消滅してしまいます。

石灰を施す場合は、畑に先に石灰を混ぜ、1週間~10日ほど寝かして土になじんだら、堆肥を混ぜ込んでいきます。

最後に、うねを立てます。
植え付ける野菜の大きさによって、うねを作っていきます。

うねがなくても野菜は育ちますが、うねがあると根の周りに空気が入りやすくなるので、野菜の生育が良くなります。

くわを使って、うねを立てていきましょう。

これで、家庭菜園の畑づくりができました。

堆肥を使って土づくり

家庭菜園での土づくりは、最も大切な部分です。

フカフカになり、適した量の堆肥がすき込まれた土であれば、野菜は元気に育ちやすくなります。

少し注意しなければいけない部分もありますが、堆肥の性質を理解できれば、いろいろな野菜を育てていくうえで、役に立つことでしょう。