玄米、醗酵食などで美と健康を目指す、正しい食の情報メディア

健康人口倍増計画

ショートニングの特徴を再確認!代用できるのはバターだけ?

      2017/09/20

ショートニングの特徴を再確認!代用できるのはバターだけ?

お菓子作りやパン作りが趣味の人にはなじみのある「ショートニング」。
実際、どんなものなのか、同じくお菓子作りに欠かせないバターと、何が違うのかなど知っていますか?

ショートニングをバターで代用するときの注意点や、バター以外の代用品について確認してみましょう。

スポンサーリンク

  こんな記事もよく読まれています

美味しい玄米ご飯のカロリーは炊く前と炊いた後でどう違う?

お米は玄米でも精白米でも、炊く前と炊いた後では、水の量が...

「トランス脂肪酸フリー」のマヨネーズについて知りたいこと

「トランス脂肪酸フリーのマヨネーズ」と聞くと、体にいいマ...

電子レンジでパンを温めるときにアルミホイルは使えるの?

私たちの生活のなかで、もはや電子レンジはなくてはならない...

濃厚とろとろ茶碗蒸しを電子レンジで作る秘訣はチーズにあり

みなさんは、茶碗蒸しは好きですか? お店で出される茶碗...

電子レンジのターンテーブルにケーキ型をのせて手作りケーキ

小さい子どものため、ケーキを焼きたいという人のために、便利...

チューブタイプのバターに含まれるトランス脂肪酸への疑問

チューブタイプのバターと聞くと、いつもは固く感じがちなバ...

自然製法でもトランス脂肪酸フリーのバターは存在しない?

2018年6月にアメリカでは、トランス脂肪酸の使用の規制...

味噌を詰める容器がガラスであるメリットと注意点とは?

味噌というと、スーパーで売られているパック入りの味噌が一...

麦味噌を作ってみよう!試しに2kgを容器に詰めてみよう

麦味噌をご存知ですか? 九州や愛媛県、山口県ではメジャ...

カロリーと脂肪の量がうまく絡む豚肉と部位の深い関係

肉の部位とカロリーは大きく関係します。 多くの人が、精...

カロリーの一日に必要な摂取量はどれくらいなのでしょうか?

飽食の時代と言われて久しい現代、生活習慣病に悩む人々も増...

お茶碗一杯分のカロリー消費にはどんな運動をどれくらい?

秋、食事が美味しくなる季節です。 ついつい箸が進み、食...

枝豆はカロリーが低くてダイエットに最適って本当なの?

夏から秋にかけての旬といえば、枝豆ですよね。 最近は芸能...

おにぎりと大福のカロリーと満足度の比較をしてみた結果…!

お弁当の定番はおにぎりという方も多いのではないでしょうか...

ドライトマトにはどんな栄養がある?カロリーはどれぐらい?

ドライトマトといえば、美容・健康・ダイエットに効果があると...

5kgダイエットするために必要な消費カロリーは?方法は?

年々、付きやすく、落ちにくくなってきました。 これは体...

食事が進まない2歳児!1日に必要とするカロリーの目安は?

かわいい盛りの2歳児は、「魔の2歳児」といわれるぐらいで...

自分のカロリー消費量を知ろう!1日の活動強度ごとに解説

あなたは、自分の体が1日にどれくらいのカロリーを消費して...

玄米の炊き方と、含まれるとされる「毒」との関係性とは?

玄米は健康に良い食品なので注目される分、「毒」を持ってい...

玄米を浸水のために冷蔵庫を使う時の注意点とポイントとは?

冷蔵庫はとても便利な家電で、玄米の保存にも浸水のためにも...

スポンサーリンク


ショートニングの特徴をおさらい

お菓子やパンによく使われているショートニングは、元々ラードの代用品として作り出されました。

大豆油や菜種油などの植物性の油が主な原料で、乳化剤などを添加し作られています。

ショートニングの特徴は、真っ白であることと無味無臭であることです。

例えば、白いパンを焼きたいというとき、バターやマーガリンだと黄色くなってしまいます。
ですが、ショートニングを使えば、色付くことなく焼き上げることができます。

動物性のラードやバターと違い、他の素材の風味を邪魔することなく、油脂の特性だけを食品に与えることができるため、お菓子やパン以外にも幅広く食品に利用されています。

ショートニングの働きのひとつに、お菓子やパンにサクサク感を与える役割があります。

クッキー生地やデニッシュ生地にショートニングを使うと、サクサク・ホロホロとした食感になり、バターよりも安価なので、市販のお菓子にはよく使われています。

また、パンのしっとり感を長持ちさせる効果もあります。

ショートニング自体には味がなく、小麦など素材の味が損なわれません。
そのため、シンプルな配合のパンには、バターよりもショートニングが適している場合もあります。

他にも、揚げ油に使用すると時間が経っても、カラッとした食感を保つ働きもあり、ファストフード店やお弁当屋さんで使われている例もあります。

お菓子やパンだけに留まらず、様々な食品でショートニングは活躍しているのです。

ショートニングの正しい保存方法とは?

ショートニングを買ってみたのはいいものの、お菓子作り以外に使い道がなくて、困っている人も多いかもしれません。

せっかく買ったショートニングを無駄にしないように、正しい保存方法を覚えておきましょう。

ショートニングは大きめのスーパーや製菓材料店、通販で買うことができます。

お店では、バター売り場(冷蔵)か製菓材料コーナー(常温)のどちらかに置かれていることが多いです。
バターと同じような箱入りの他、チューブタイプ・カップ入り・缶入りなど様々です。

頻繁にお菓子作りをしない人は、なるべく少ない容量のものを選ぶと良いでしょう。

ショートニングの賞味期限は6ヶ月~約1年と長く設定されています。
しかし、あくまでも未開封の状態での期限のため、封を開けたものは、なるべく早めに使い切ってください。

ショートニングの保存方法欄には『冷暗所で保存』と書かれているものが多いようです。

冷暗所とは低温(15℃以下)で温度変化が少なく、直射日光の当たらない場所を指します。

昔と違って、現在の住宅では冷暖房設備が整っており、1年を通して冷暗所と言える場所が少なくなりつつあります。

心配な場合は、冷蔵庫で保存すると良いでしょう。

ただし、冷えすぎると固まってしまい、作業性が落ちます。
ですので、比較的温度が高めの野菜室で、冷気が当たらないように保存するのがおすすめです。

温度と一緒に気を付けたいのが『酸化』です。

油脂類は空気に触れると酸化し、変色したり、嫌な臭いがしてきます。
使いかけのものは蓋やラップで、できる限り密封に近い状態にしてから保存しましょう。

一度開封したショートニングは、1ヶ月を目安に使い切ると良いですよ。

余ってしまいそうなときは、いつものレシピのバターをショートニングで代用してみて、風味や食感がどう変化するのか試してみると、新たな発見があるかもしれません。

バターの特徴をおさらい

バターは、牛乳(クリーム)の脂肪分だけを集め固めたものです。

市販の生クリームを瓶などに入れ振り続けると、黄色い固体と液体に分かれますが、この塊がバターで家でも作ることができます。

料理に使うバターは食塩を加えた有塩バターが一般的ですが、お菓子作りやパンには、無塩バターが多く使われます。

また、原料であるクリームを乳酸菌で発酵させてから作る発酵バターも、最近よく目にするようになりました。

発酵バターは独特の香りがあり、焼き菓子などに使うと風味が良くなると、じわじわと人気を集めています。

日本にバターが広まり根付いたのは、明治時代以降と言われています。

今では一般家庭でも当たり前のように使われていて、なくてはならないものと言っても過言ではありません。

バターの最大の特徴は、なんと言っても風味の良さです。

料理にほんの少し加えるだけで風味が増し、コクもアップします。

クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子を始め、お菓子作りやパン作りに欠かせない材料のひとつです。

ショートニングと同様に、お菓子にサクサク感を与えたり、パンをしっとりさせる働きがあります。
その違いは、なんと言っても、香りと味わいです。

バターの代用としてショートニングを使うことは可能ですが、少々物足りなさを感じるかもしれません。

逆に、小麦や卵の味を前面に出したい場合には、バターよりもショートニングを使うほうが向いていると言えます。

ショートニングは植物性油から作る人工油脂、バターは牛乳から作られるものなので風味だけでなく、栄養価などにも違いがあります。

どちらが優れているということではなく、うまく使い分けができると、よりお菓子作りの幅が広がるでしょう。

ショートニングをバターで代用するときの注意点

ショートニングは植物性、バターは動物性の食品ですが、主成分は脂質で常温で固体という共通点があります。

どちらもお菓子作りやパン作りによく使われる材料で、クッキーをサクサク・ホロホロの食感にしたり、パンに弾力を持たせ、ふくらみをよくするなどの働きがあります。

そのため、お互いに代用することが可能です。

このように、似ている点も多くありますが、違いもあるので注意点をいくつか確認しておきましょう。

まず、ショートニングをバターで代用するときの注意点について説明します。

ショートニングは無味無臭で真っ白ですが、バターは独特の香りがあり、色も黄色っぽいのが特徴です。

そのため、パンのレシピにあるショートニングをバターで代用すると、風味や色に変化が起こります。

基本的にはバターの風味が加わるので、マイナスな印象は受けませんが、レシピによっては、その風味が邪魔をしてしまう可能性もあります。

もうひとつ注意すべきは、食感の変化です。

水分量の違いによって、ショートニングで作るクッキーはサクサク、バターで作るクッキーはしっとりとした食感になると言われています。

これは好みの問題なので、実際に作り、食べ比べてみると良いでしょう。

最後の注意点は塩分です。

ショートニングには塩分が含まれていないので、代用するときは無塩バターを使うことをおすすめします。

有塩バターの塩分は2~3%とメーカーによって違いがあるため、一概に何g減らしたら良いと言うことができません。

お菓子やパンでバターの割合が高めのレシピの場合、変に甘じょっぱくなったり、ふくらみが悪くなったりと影響が出るかもしれないので、できる限り無塩バターを使うことをおすすめします。

バターをショートニングで代用するときの注意点

逆に、バターをショートニングに置き換えて、お菓子やパンを作るときの注意点も確認しましょう。

バターとショートニングの一番の違いは、味や香りの有無です。

バターは牛乳が原料なので、コクがあり香りも豊かです。

一方のショートニングは、植物油を加工した油脂なので、基本的に無味無臭です。
そのため、バターをショートニングで代用し作られたパンやお菓子は、やや物足りなさを感じるかもしれません。

バターの割合が高いパウンドケーキなどは、ショートニングでの代用はあまり向いていません。

風味の物足りなさの解決策として、砂糖をハチミツに換えてみる、ココアや抹茶などで香りをプラスしてみるなど、ちょっと工夫してみると面白いですよ。

他には、焼き色にも若干の影響があるかもしれません。

バターには、タンパク質が含まれているため、加熱すると美味しそうな焼き色がつきます。

しかし、ショートニングは成分のほぼ100%が油脂のため、焼き色がつきにくく、クッキーやパンは白っぽい仕上がりになります。

白っぽいパンを作りたいときはショートニングを使うと、表面だけでなく、生地そのものにも色がつかないのでおすすめです。

この違いを知らずに、焼き色がつかないからと焼く時間を長くしてしまうと、生地中の水分が余計に飛び、固い食感になってしまうので気を付けましょう。

風味の差はあっても、どちらも油脂なので、パン生地の伸びを良くしたり、サクサク感を出す効果は得られます。

用途や求める味によって、使い分けられると良いですね。

ショートニングの代用として他に使えるものは?

ショートニングが手に入らないときや買い置きがない場合、バター以外にも代用できるものが、いくつかあります。

1つめは、ラードです。

そもそもショートニングは、ラードの代用品として生まれたものなので、代用可能です。

実際、スペインの伝統的なクッキー『ポルボロン』は、ラードを使って作ります。

ラードは豚の脂なので、独特のクセが気になることもありますが、レシピによっては使うことができます。

2つめは、オリーブオイル・グレープシードオイルなどの植物油です。

お菓子作りの場合、代用するのは少し難しいですが、パン作りであれば代用しやすいでしょう。

ただし、ショートニングは常温で固体、オリーブオイルは液体という違いがあるので、分量に注意が必要です。

パンの場合、多少ふくらみにくくなるなど影響はありますが、油の風味が加わり、新たな味わいのパンになるでしょう。

3つめは、マーガリンです。

マーガリンは元々バターの代用品として作られたもので、原料はショートニングと同じ植物性の油です。

水分量や香料の有無など違いはありますが、原料や常温で固体であることなど、共通点が多くあります。

マーガリンで代用するときに気を付けたいのが、ケーキ用マーガリンを使うという点です。

パンに塗る用のマーガリンは塩分が入っているので、味わいが変わってしまうので、確認してから使ってください。

代用するものによって、出来上がったお菓子やパンの風味に違いが現れます。

分量の微調整など難しい点もありますが、新たな発見があるかもしれません。

ぜひ、色々な代用品をお試しください。

お菓子作り&パン作りの腕を上げるチャンス!

知ってるようで知らないショートニングとバターのこと、お分かりいただけましたか?

それぞれの特徴を踏まえた上で作ると、スキルアップにつながります。

同じ油脂でも風味や食感に差が出て面白いので、ぜひ作り比べて、自分だけのベストレシピを見つけてみてくださいね。

 - その他食材