玄米、醗酵食などで美と健康を目指す、正しい食の情報メディア

健康人口倍増計画

トラウトサーモンと鮭は違う魚だった?!その違いとは?

      2017/09/17

トラウトサーモンと鮭は違う魚だった?!その違いとは?

食卓でもおなじみの鮭ですが、スーパーに行くと、いろいろな名前の鮭が売られていますね。

鮭・サーモン・トラウトサーモン、これらの違いを説明できる人は少ないと思います。

表示に惑わされないために、違いを学んでおきましょう。

スポンサーリンク

  こんな記事もよく読まれています

基本の味噌汁の作り方!味わい深い「昆布だし」を簡単に作る

味噌汁にはだしが必要不可欠ですが、普段どのようなだし...

カロリーは意外に低い?!ラーメンに含まれる糖質や塩分は?

醤油に味噌、塩といった定番のものから、個性的なラーメ...

ウェイパーを使った簡単鍋レシピ!味噌鍋の味付けはお手の物

野菜や肉、キノコといったたくさんの食材をバランスよく...

味噌は冷蔵より冷凍!気になるおすすめの味噌保存容器とは?

日本の食卓に欠かせない味噌は、どのご家庭にもたいていある...

うどんは炭水化物の中でも低カロリー?ダイエット効果は?

ダイエット中は炭水化物を控える方が多いですよね。 ...

ヨーグルトのホエーは低カロリー&高栄養!有効活用するには

ヨーグルトの上のほうに、分離した水分が溜まっているの...

「醤油チャーハン」の作り方!パラパラにする方法は?

健康に気を遣っていても、たまには香ばしさが食欲をそそ...

味噌の風味を長く楽しむ保存方法とは?常温でも良いの?

味噌は、ほとんどのご家庭で常備されている食品ですよね...

美味しい夏野菜!「ズッキーニ」の味噌汁レシピをご紹介!

「ズッキーニ」は、カリウムやビタミンCを含んでいるの...

食事改善で健康的にダイエット!大切なのは体脂肪率

ダイエットをしている人はどうしても体重に注目しがちだ...

カロリーゼロ甘味料の魅力とは?人気商品の特徴や用途を探る

1973年にお茶の間に初めて登場した、低カロリー甘味料「シュ...

米麹の甘酒はスーパーで買える!手軽な手作り甘酒もご紹介!

アミノ酸を豊富に含み、健康に良い飲み物として、甘酒は近年ブー...

オーガニックや無添加食品はやっぱり安心!おすすめ5選

現代はたくさんの食品に囲まれ食べることに困らない豊かな時代と...

1人暮らし向け電子レンジとオーブンレンジのおすすめ8選!

これから1人暮らしを始める方、1人暮らしで電子レンジやオーブ...

グルテンフリーなパンなら市販のアレルギー除去米粉パンを!

パン屋さんに並ぶさまざまな種類のおいしそうなパン。 そ...

甘酒や麹は市販の健康食品の中でも大人気!おすすめ理由詳細

今の食生活を改めて見つめてみた時に少し不安を感じることはあり...

味噌鍋にご飯を入れて美味しい雑炊を作るレシピをご紹介

味噌鍋を食べた後のスープを使って、うどんや雑炊を作ると美味し...

冬に食べたい味噌煮込み料理のレシピ!人気の食材は?

味噌煮込みの料理というと、恐らく誰もがイメージするのは愛知県...

味噌と豆腐でメインのおかずになる料理の作り方をご紹介

豆腐をそのまま使うだけでなく、より美味しく食べるために、豆腐...

バランスの良い食生活改善はダイエットだけでなく美容効果も

私たちは、食生活改善をすることでダイエットになり美容にも効果...

スポンサーリンク


鮭やトラウトサーモンは何が違う?ややこしい鮭の種類

スーパーの魚売り場に行くと、全国どこでも鮭が売っていますよね。
塩鮭は食べやすくて、朝ごはんにもお弁当にもぴったりです。

しかし、鮭といっても、塩鮭だけで紅鮭や銀鮭がありますし、お刺身売り場にはサーモン・スモークサーモン・トラウトサーモンがあります。

どのような違いがあるのでしょうか。

まず、鮭について説明します。

鮭は、川で産卵して海に下る、海水魚のことを指します。

もともと、鱒(ます)の1種に過ぎなかったのですが、鱒の中でも大きい種類のものを「鮭」と呼ぶようになりました。

「鱒」は、サクラマス・カラフトマス・ニジマスなどの総称です。

鮭は海に出ていく魚で、鱒は淡水で一生過ごす魚と思われがちですが、カラフトマスは海に出て行って、川に戻ってくるという生態の魚です。

実は、名前は分かれてはいますが、鮭と鱒に生物学的な違いはありません。
つまり、鮭と鱒は同じ種類の魚なのです。

鮭と鱒はどのような違いがある?

鮭も鱒も、分類上違いはありませんが、名前の違いは、何を意味しているのでしょうか。

昔の日本では、川を遡上(そじょう)する魚は、鮭とサクラマスだけでした。

しかし、北海道の開拓が進むと、遡上する魚の種類が増え、北海道など北で採れる鱒を「カラフトマス」と呼ぶようになりました。

遠洋漁業が発達してくると、ベニマスやギンマスという魚の種類も出てきました。

しかし「マス」という名前よりも、「鮭」という名前の方が商品として売り出しやすかったため、「紅鮭」や「銀鮭」という名前に変わりました。

ただの、呼び名の違いというだけなのです。

生物学的には同じと言っても、鮭は育った環境によって種類が異なります。

いくつかご紹介しましょう。

◎白鮭(シロザケ)
日本では、鮭と言うと、この「白鮭」のことを言います。

スーパーで売られている白鮭は、季節によって名前を変えます。
「時鮭」「秋鮭」「鮭児」「秋味」など、見たことがありますよね。

これらは、すべて白鮭です。

◎銀鮭(ギンザケ)

天然物は、ほとんど水揚げされません。
売られている銀鮭は、チリ産の養殖物がほとんどです。

季節を問わず1年中売られていて、塩鮭などでお馴染みの鮭ですね。

◎紅鮭(ベニザケ)

ロシア・アラスカ・カナダからの輸入物がほとんどです。

スモークサーモンの材料として、よく使われています。
塩鮭でも、よく見かけますね。

ところで、スーパーではサーモンやトラウトサーモンという魚も売られていますよね。
こちらも鮭と、何が違うのでしょう。

トラウトサーモンとは何なのか

サーモンとトラウトサーモンの違いは、簡単に言うと「鮭」と「鱒」です。

先ほど、鮭と鱒は同じ魚だとお話したのに、混乱してしまいますよね。

英語では、これらの種類は明確に分けられています。

サーモン(鮭)は、川で生まれ、海に出て回遊し、産卵の時に遡上する種類を意味しています。

一方、トラウト(鱒)は淡水で一生過ごす種類です。

トラウトサーモンは、この鱒の一種であるニジマスを海上養殖したものを言います。

ですので、実は「サーモン」ではありません。
しかし、淡水魚のはずなのに、海上で養殖されています。

なぜかと言いますと、ニジマスの中に、海に生息するニジマスがいるので、その種類を海上養殖しているのです。

サーモン=海で育つ
トラウト=淡水で育つ

を併せ持ったトラウトなので、トラウトサーモンという名前が生み出されたと考えられます。

トラウトサーモンは、直訳すると「鱒鮭」という、よくわからない魚の名前です。
定着してしまうと違和感がありませんが、意味が分かると驚いてしまいますね。

サーモンは海で育つ種類の鮭

サーモンとトラウトサーモンの違いが、お分かりになったでしょうか。

サーモンの種類をまとめておきましょう。
サーモン(海で育つ)は全部で6種類います。

◎ピンク・サーモン(カラフトマス)
◎チャム・サーモン(シロザケ)
◎サッカイ・サーモン(ベニザケ)
◎シルバー・サーモン(ギンザケ)
◎キング・サーモン(マスノスケ)
◎アトランティック・サーモン(タイセイヨウサケ)

この6種類だけが、川で生まれて海で育つ鮭です。

シロザケ・ベニザケ・ギンザケについては、すでにお話しましたので、それ以外の種類のサーモンについてお話します。

◎カラフトマス

一部の地域ではアオマス、セッパリマスとも呼ばれます。
缶詰などに加工されることが多いです。
スジコやマスコとして売られているイクラは、このカラフトマスの卵です。

◎キング・サーモン

鮭の種類の中で、いちばん大きい種類です。
大きいものは、2mに達します。
カナダからの輸入物が多く、養殖がほとんどです。

◎アトランティック・サーモン

キング・サーモンと同じくらい大きい鮭です。
大西洋に生息しているので、和名でもタイセイヨウサケと付けられていますね。
近年、輸入が増加しているようです。

トラウトサーモンと鮭の違いを知っておく

スーパーで売られている鮭は、いろいろな名前がついていて、紛らわしくてよく分からないですよね。

分かりやすくまとめます。

・「時鮭」「秋鮭」「鮭児」「秋味」は、すべて白鮭(シロザケ)
・それぞれのサーモン、鮭は種類の名前
・トラウトサーモンは養殖のニジマス
・塩鮭、スモークサーモンは加工された調理法。(材料に使われている鮭の種類が記載されている)

という違いになります。

加工品にサーモンという名前が付いたり、商品名にサーモンが入っていたりすると、すべてが鮭なのかと思ってしまいますよね。

鮭弁当にも、トラウトサーモンが使われていることがあります。
お寿司のサーモンにも使われています。

実は、サーモンではありませんが、そのように表記されています。

違いは分かりにくいのですが、実は違うものだと理解して買うと、迷うことなく、すっきり買い物できますね。

種類に違いはあるけれど同じ特徴

鮭やトラウトサーモンなどに共通している特徴というと、色の名前にもなっている、サーモンピンク色の身ですよね。

この鮭のピンク色は、アスタキサンチンという色素によるものです。

アスタキサンチンは、エビやカニなどの甲殻類の殻に含まれています。
鯛、・目鯛・金魚が赤いのも、この色素によるものです。

鮭が甲殻類のプランクトンを食べることによって、アスタキサンチンが蓄積され、身がピンク色になります。
イクラの赤い色も、このアスタキサンチン由来です。

実は、鮭は白身魚なのですが、鮭は産卵のため川を遡上すると、エサを食べなくなります。

栄養素が卵(イクラ)に移行し、その身はだんだんと白くなっていきます。

ちなみに、赤身魚は鮭とは違い、その色はアスタキサンチンによるものではありません。

マグロなどの赤身魚は、ミオグロビンという、肉の色素タンパク質によって、赤い色をしています。

このタンパク質は、運動するときに必要な酸素を、筋肉にたくさん蓄えるという役割を持っています。

ですので、泳ぎ続けるマグロやカツオなどの回遊魚は、このミオグロビンをたくさん含んでいます。
マグロですと、1kgあたりに5~6g含まれていますが、白身魚である鯛は0.06gです。

違いは一目瞭然ですね。

鮭の違いを認識する

ひと口に鮭と言っても、鮭の種類やブランド鮭、加工食品の名前などが混在していて、わかりにくいものになっているとは、全く知りませんでした。

鮭と言っても鱒の場合があるし、サーモンと言っても鱒の場合もあるのですね。

これらのことを認識して買い物をすると、迷うことが少なくなると思います。

 - その他食材