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日本の不思議な食文化とは?関東と関西に見る地域による違い

      2017/09/15

日本の不思議な食文化とは?関東と関西に見る地域による違い

日本では、関東と関西で食文化が大きく異なります。

関東に住んでいる人が関西に行けば、その文化に驚くことになりますし、その反対もあります。

同じ日本であるのに、地域によって、どうしてこんなにも違いが生まれたのか不思議ですね。

関東、関西の食文化について調べました。

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東日本と西日本では味付けが違う不思議

日本という小さな国の中でも、地域による味付けの違いがあります。

関東と関西の味付けの違いは、よく話題に上りますね。

まず、基本的な違いとして、だしの違いが挙げられます。

関東…かつおだし

関西…昆布だし

このだしが基本となって、料理の味付けにも違いが出てきます。

関東では、つゆは飲むものではなく絡めるものですが、関西ではつゆは「だし」と呼ばれ、最後まで飲み干すものです。

有名なのは、インスタントカップうどんの味付けです。
カップうどんやそばの外装を見てみてください。

容器に(E)や(W)の表示があるんですよ。

(E)はEast(東)のことです。
東日本で販売されており、かつおだしベースの濃いつゆです。

(W)はWest(西)のことですので、西日本です。
昆布だしベースの薄いつゆになっています。

つゆの違いは見た目だけで明確にわかり、味の違いもはっきりしています。

ちなみに、北海道限定の利尻昆布だしも販売しているそうですよ。

添付されている七味にも違いがあります。

東日本では、だしが強いためピリッとした辛み重視、西日本では、だしを引き立たせる香り重視の七味になっています。

このように、だしひとつ取ってみても、日本という国の中で大きな違いがあるというのは不思議ですね。

サンドイッチにも地域性があった

続いては、みなさんにとってもなじみ深い、卵サンドの違いです。

関東で販売されている卵サンドは、マヨネーズで和えた卵サラダが挟まれています。

しかし、関西で卵サンドというと、甘めの厚焼き玉子を挟んだものなのです。

サンドイッチというとパンも必要ですが、パンの厚さも地域による違いがあります。

関東では、6枚切りが主流です。
関西では、5枚切りが主流です。

関西などの西日本の地域では、お好み焼きの粉もん文化が浸透しているので、食パンも、もっちりとした食感が好まれるようです。

サンドイッチというと、カツサンドも思い浮かびますが、不思議なことに、これにも地域による違いがあります。

関東では、豚肉のカツを使うのが普通です。
しかし、関西では、牛肉を使ったビーフカツサンドが売られています。

なぜ、関東は豚肉、関西は牛肉が使われるようになったのでしょうか。

関東では明治時代に洋食文化が広まり、豚肉を食べる習慣が広まっていて、関西では、農作業に牛が使われていたので、牛が身近であったことが由来と言われています。

肉じゃがに使われる肉も、関東では豚肉、関西では牛肉が多いそうですよ。

西日本は粉もん文化

さて、西日本は「粉もん文化」が盛んであると、前項でお話しましたね。

ですので、お好み焼きの食べ方も、もちろん違います。

関東でお好み焼きを食べて、ショックを受けてしまうという関西人は多いようです。

関東でも、もちろんお好み焼きは食べますが、関東人にとってお好み焼きは主食です。
ですが、関西人にとっては、お好み焼きはおかずです。

ですから、お好み焼きとご飯という食べ方になるのです。

それから、切り分け方にも地域性があるようです。

関東ではお好み焼きをお店で食べるとき、いろいろな種類を頼んでシェアすることが多いです。
ですので、ピザのように切り分けて食べます。

関西ですと、お好み焼きは1人1枚食べるものです。
ですので、シェアするという意識はなく、格子切りにして食べることが多いようです。

関西人からすると、1人1枚食べずにシェアする関東人の感覚が不思議に感じるようです。

お好み焼きというと、広島も有名ですね。
広島のお好み焼きも、関西のお好み焼きと、まったく違った形に発展しています。

このように、日本の地域には、それぞれ独自に発達した食文化が根付いています。

東日本と西日本で逆転する不思議

誰しも、お母さんに握ってもらったことがあるはずのおにぎり。
おにぎりの形にも、地域による違いがあります。

まずは、関東を見てみましょう。

おにぎりの基本形、三角型です。

コンビニで売られているおにぎりも、この形をしているので、全国的にも一般的なおにぎりの形です。

関西のおにぎりは俵型です。

幕の内弁当によく入っている、おにぎりの形ですね。

芝居見物の際に、お箸で取りやすくするよう、この形になったと言われています。

さらに、東日本から甲信越の辺りでは、まん丸(球体)のおにぎりも握られています。

東北では、平べったい丸形のおにぎりもポピュラーです。

また、おにぎりに巻く海苔にも違いがあります。

関東では焼きのりを使いますが、関西では味付け海苔を使います。

ところが面白いことに、お稲荷さんの形は東西で反対になるのです。

お稲荷さんになると、関東では俵型。
関西では三角型になるのです。

関東のお稲荷さんは白い酢飯が入っていますが、関西では具材を使った、ちらし寿司が詰められています。

なぜ、おにぎりとお稲荷さんで形が逆転しているのか不思議ですね。

同じ料理でも地域によって調理法が変わる不思議

なぜ、このように東日本と西日本で食文化に大きな違いができたのかは、いろいろな要素が絡み合っているようです。

気候の違いや、食料調達のルートなどです。

それから、関東は武士文化であったことも挙げられます。

関東と関西では、うなぎの開き方にも違いがあります。

土用の丑の日や、スタミナをつけたいとき、特別な日に食べたいうなぎですが、蒲焼きで食べるのが普通ですよね。

実は、このうなぎの開き方が、関東と関西で違うのです。

関東では、背中に包丁を入れる「背開き」。
関西では、腹に包丁を入れる「腹開き」で、うなぎを開きます。

関東と関西で開き方が違うのか不思議ですが、由来を聞けば納得するでしょう。

関東で背開きが主流なのは、江戸時代の武士文化の影響と言われています。
「腹を切る」=「切腹」をイメージさせるため、避けられていたのです。

一方、関西は商人の文化です。
「腹を割って話す」という気持ちが強く、腹開きが主流になった、なんていう説もあります。

調理法も少し違いがあります。

関東では、素焼きにした後、蒸し器で蒸し、たれをつけて焼きます。
関西では、開いたらすぐにたれをつけて焼きます。

同じように見えるうなぎの蒲焼きでも、地域によってこんなに違いがあったとは驚きです。

まだある地域による食文化の違い

同じ日本であるのに、こんなにも違いがあるなんて、不思議としか言いようがありません。

関東と関西の食文化の違いは、まだまだあるのです。

◎ソース

関東では、ソースと言えば中濃ソースのことです。
コロッケにもとんかつにも、焼きそばにもお好み焼きにも使えます。

関西はソース文化の地域ですから、ソースにはこだわりがあります。
ウスターソース・とんかつソース・お好みソース・焼きそばソース、全て別々のソースを使います。

さすが、粉もん文化と言われるだけあります。

◎おせんべい

関東では、おせんべいは丸くて硬くて醤油味のものです。
歯が悪い人は食べられません。

ところが関西では、おせんべいといったら揚げせんべいのことです。
サクッとして食べやすいので、お年寄りでも食べられます。

◎お雑煮

関東では、醬油仕立ての汁に焼いた四角いお餅を入れます。

関西では、白味噌ベースの汁に、丸餅を入れます。

あまりの違いに、関東人と関西人のご夫婦では、味付けで喧嘩になってしまうなんてこともありそうです。

食文化の違いを体験しよう

日本の食文化の奥深さが、少しわかったような気がしますね。

不思議なことに、食文化が違うと、その地方へ旅行に行ってみたくなるものです。

もし、旅行に行ったとしたら、その土地の味付けのものを食べてみましょう。

日本には、魅力的な食文化がたくさんあります。
ぜひ、違う食文化を体験しに、旅行に出かけましょう。

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