チョコレートの種類&カフェインレスとノンカフェインの違い
2017/07/04

チョコレートにも、カフェインが含まれているのをご存知でしたか?
カフェインには、覚醒作用やリラックス効果がありますが、妊娠中や生理中は鉄分の吸収が妨げられてしまうので、あまりおすすめできなく、十分に気をつけていただきたいです。
今回はチョコレートの種類と、チョコレートに含まれているカフェインの含有量について調べてみました。
カフェインレスとノンカフェインの違いについてもお話します。
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チョコレートの代表的な種類について
好きなおやつランキングに、必ずランクインするチョコレート。
カカオの香りと癒される甘さは、小さな子どもから高齢者まで幅広く、グッとつかんで離さない魅力がありますよね。
お店の製菓コーナーに行くと、チョコレートの種類の多さに、どれを選ぼうか悩んでしまいませんか。
まず、チョコレートの代表的な種類をご紹介します。
☆ビターチョコ
乳製品を使っていないカカオマスが40~60%のチョコレートです。
濃い色で、甘みがほぼなく苦いです。
☆スイートチョコ
お菓子作りによく使われている、一番身近なチョコレートです。
カカオマスが50%前後のものをスイート、それ以上のものをビターと区分することもあります。
☆ミルクチョコ
ビターチョコレートに乳製品を含んだものがミルクチョコレートです。
カカオマスは少なく苦味も少なめで、子どもが食べやすいです。
☆ホワイトチョコレート
カカオバター、乳製品、糖分などから作られています。
カカオマス以外では、乳成分を多く含んでいて、苦味はあまりなくて、まろやかな味が特徴です。
ホワイトチョコレートは、ノンカフェインやカフェインレスとまでは言えませんがローカフェインです。
チョコレートに含まれている栄養・効能
ここでは、チョコレートの栄養成分の主なものをご紹介します。
☆ポリフェノール
カカオのポリフェノールは、コレステロールの酸化を防止し、動脈硬化などの生活習慣病予防に効果があると言われています。
☆テオブロミン
テオブロミンは、記憶力や集中力、思考力を高めて、やる気を出させてくれます。
自律神経を上手に調節する作用もあるので、緊張のドキドキを和らげ、気持ちをリラックスさせる効果も期待できます。
カフェインと同じような覚醒作用もありますが、カフェインよりも緩やかに効果を発揮します。
☆食物繊維
驚いたことに、板チョコ1枚に約2グラムもの食物繊維が含まれているのです。
食物繊維は女性の大敵である便秘を改善し、大腸ガンの予防や肥満防止にも効果があると言われています。
☆ブドウ糖
ブドウ糖は、脳にとって一番効率的な栄養です。
神経伝達物質のアセチルコリンの生成や、セロトニンの分泌も促してくれるので、気持ちを安定させることができます。
☆ビタミン、ミネラル
ナイアシンやビタミンEなどのビタミン類や、カルシウム・亜鉛・マグネシウム・リンなどのミネラルも含まれています。
特にカルシウムとマグネシウムのバランスが良いので、心臓病や高血圧予防からも注目されています。
次は、ノンカフェインやカフェインレスが望ましい方にチェックしていただきたい、チョコレートのカフェイン含有量についてお話しますね。
チョコレートに含まれるカフェインの含有量はどのくらいなの?
最初にお話しましたが、チョコレートには色々な種類がありますよね。
チョコレートを食べるうえで、ちょっと気になるのがチョコレートに含まれるカフェインの量です。
カフェイン量は、使用されているカカオ量で決まります。
☆ミルクチョコレート
例えば、明治のミルクチョコの場合は、1枚50gにつき、レギュラーコーヒーの約1/6くらいのカフェインが含まれています。
レギュラーコーヒーには、1杯150ml中にカフェインが約60mg含まれています。
つまり、明治のミルクチョコには、約10mgのカフェインが含まれていることになりますね。
☆ホワイトチョコレート
ホワイトチョコレートの原料はココアバターです。
ココアバターには、カフェインは含まれていないと言われたりしていますが、実際には、ほんのわずかですがカフェインは含まれていて、カフェインレスなのです。
ホワイト板チョコ50gの場合は、だいたい2~2.5mgくらいは、カフェインを含んでいます。
☆ダークチョコレート(ビターチョコ)
カカオが70%や90%などのダークチョコレート(ビターチョコ)のカフェイン量についてお話します。
ダークチョコレート(ビターチョコ)は、通常のチョコレートの約2.3~4倍の量のカフェインが含まれています。
例えば、板チョコ1枚が50gだとして、計算すると約23~40mgのカフェインを含んでいることになります。
この量は、150mlの緑茶を飲んだときと同じになります。
飲むチョコレートみたいなココアは、コーヒーと比べてカフェインレス?
冬になるとホットで飲む方も多いココア。
ココアとは、カカオマスから決まった割合のココアバターを分離した固形分や、粉末ココアパウダーのことをいいます。
ココアの注目すべき栄養成分は、ポリフェノールや食物繊維が多く含まれています。
☆ココアの効能
・精神を安定させてくれます
・胃潰瘍予防に効果的です
・生活習慣病予防に効果的です
・高血圧・心臓病予防に効果的です
・動脈硬化予防に効果的です
ココアは、飲むチョコレートのようなものですよね。
気になるココアのカフェインの含有量についても調べてみました。
普通のココアに含まれるカフェイン量は、レギュラーコーヒーのおよそ1/16が含まれています。
例えば、150mlの普通のココアを飲むとして計算すると、3.75mgのカフェインが含まれていることになります。
次に、純ココアについて見ていきましょう。
純ココアは、コーヒーや紅茶のおよそ1/10のカフェインが含まれています。
150mlの純ココアに含まれているカフェインの量は、およそ6mgとなります。
結果、ココアはコーヒーなどに比べるとカフェインレスとなります。
ノンカフェインとカフェインレスの違いとは?
ここで、ちょっと分かりにくい「ノンカフェイン」と「カフェインレス」の違いについて確認しておきましょう。
身近なチョコレートにも含まれているカフェインは、摂り過ぎると体に良くないと聞いたことがあると思います。
特に、妊娠中・授乳中の方は、カフェインの摂取を控える必要があります。
そこで、注目されているのがノンカフェインやカフェインレスの飲み物です。
代表的なのがインスタントコーヒーで、ノンカフェインのものやカフェインレスのものが売られていますよね。
一瞬、どちらも同じじゃない!?って思ってしまいますが、ノンカフェインとカフェインレスには確かな違いがあるのです。
カフェインレスというのは、カフェインが、ほぼほぼ入っていなくて、含有量が限りなくゼロに近いものをいいます。
ノンカフェインというのは、カフェインが完全に含まれていないものをいいます。
カフェインを絶対に摂取したくないならば、カフェインレスではなくノンカフェインを選択しなければいけませんね。
妊娠中や授乳中でカフェイン摂取に注意しなければならない場合は、カフェイン飲料を飲みたいのをグッと我慢して、ノンカフェインのものを選んで飲むようにしましょう。
☆ノンカフェインの飲み物
・麦茶
・はと麦茶
・黒豆茶
・杜仲茶
・コーン茶
・ルイボスティー
・ハーブティー
カフェインレスコーヒーを飲むならノンカフェインの玄米コーヒーがオススメ
チョコレートを使ったスイーツとも相性が良いコーヒー。
皆さんもご存知のようにカフェインも含まれていますが、コーヒーのタンニンには鉄の吸収を阻害してしまう作用があります。
特に、妊婦さんや生理で貧血になりやすい女性は、たとえカフェインレスコーヒーでもオススメできません。
そんなときに、試してもらいたいコーヒーが「玄米コーヒー」です。
玄米コーヒーってあまり聞き慣れないと思いますが、玄米を炒って粉末にして、お湯で溶かした飲み物のことをいいます。
玄米は白米よりも栄養価が高く、美容にも効果的といわれています。
健康志向の高まりとともに、毎日の主食に玄米を食べている方も増えてきました。
しかし、玄米のデメリットとして食べにくいことがあげられます。
玄米コーヒーは、玄米を炒ることで消化や栄養の吸収も良くなり、玄米の栄養をあますことなく摂取することができます。
玄米コーヒーを飲むことで、デトックス効果・冷え性改善効果・便秘解消効果も期待できます。
☆玄米コーヒーがブラックだと飲みにくい場合に美味しく飲むためには?
・ブラックの苦味が苦手な場合は、太陽の恵みの黒砂糖や天然のハチミツなどを入れて、甘みをプラスしてみましょう。
・カフェオレ好きな方は、玄米コーヒーに温めた豆乳を入れてみましょう。
以上のように、体に優しい玄米コーヒーはインスタントコーヒーのように手軽に飲むことができ、ノンカフェインなので、妊婦さんやお子さんも安心して飲むことができます。
カフェインの摂取は適量を!
チョコレートは、小さいときから親しんできた根強い人気のあるお菓子ですよね。
適量を摂取すれば、チョコレートに含まれる栄養効果によって健康増進が期待できるでしょう。
カフェインを控えている方は、ぜひ、栄養満点の玄米を使った玄米コーヒーを飲んでみてください。