家庭菜園で育てたジャガイモが小さい原因と対策法をご紹介

ベランダやプランターなどの小さいスペースで、野菜が育てられる家庭菜園は手軽で人気ですね。

簡単に始められる栽培キットなども販売されているので、チャレンジしたことのある人も多いと思います。

しかし、収穫した野菜が思ったより小さい、ということがあります。

こちらでは、家庭菜園でまず挑戦しやすいジャガイモの栽培方法や、大きく育たない原因や対策法を紹介します。

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家庭菜園で育てたジャガイモが小さいのはなぜ?

家庭菜園でジャガイモを育てると小さいままが多く、なかなか大きくなってくれません。
なぜでしょうか。

ジャガイモは、地下の茎が枝分かれして細く伸びた”ストロン”の 先端にデンプンが蓄積して大きくなったものです。

ジャガイモは通常タネイモから栽培します。
タネからも育てられますが、成長が遅く、 あまり大きくなってくれません。
タネイモにはデンプンなどの栄養分が多く含まれ、 株の生育も早く、大きなイモに育つのです。

ジャガイモが小さいままなのはなぜでしょう。
ジャガイモが大きく育たない理由は、発芽後に芽かきをしなかったり、植え付け時期が遅かったりなどにあります。

ジャガイモを大きくする方法の1つを紹介します。

●芽かきをしてイモを大きくする!
ジャガイモのタネイモ1個から、通常5~6本の芽が出ます。
欲張ってこの芽を全て育てると、栄養分が全てに分散して薄くなったり、茎葉が多くなり過ぎて日が当たらず病気になったりで、大きく成長しない原因になります。
そのため、”芽かき”を行います。

芽かきは、勢いのよい芽を1~2本残し、 そのほかの芽は取ってしまうのです。
芽かきは発芽後10日前後に行い、残す芽を傷つけないように注意して、残す芽の根元を押さえて、他をかき取ってください。
芽かきをすることにより、栄養分が行きわたり、日も当たるようになり、大きく育つのです。

手を抜いてしまうと小さいジャガイモになる

家庭菜園で手を抜くと小さいジャガイモになってしまいます。
それでは、先ほどの芽かき以外に、大きいジャガイモを育てるにはどうしたらよいでしょう。

●植え付け時期により肥大に
ジャガイモの適温は15~20℃ですが、 肥大するのに最適な温度は17℃です。
高温では肥大しなくなり、29℃以上では 肥大しなくなります。
植え付け時期が遅いと発芽が遅れて、肥大に必要な日数が不足して、小さなイモになってしまいます。

●土寄せを適切に
土寄せをしないと、ジャガイモは大きくなりません。
土寄せにより土がふんわりと柔らかくなることで、 大きくなるスペースができるため イモが肥大になることができます。
また、イモが地表に出て緑化して、有害なソラニンが含まれることを防止できます。

土寄せの時期は、発芽時と、芽かきをした後草丈が15cm程度になった時に行います。
各回3cm程度の厚さで土をかけるようにしてください。
また、イモが肥大してくると土を押し上げ、土が割れてくる場合があるので、この時も土寄せをしてください。

小さいジャガイモにしないために

家庭菜園でジャガイモを育てても小さいままで、がっかりしている人もいると思います。
引き続き大きく育てる方法を説明します。

●株間を広く
ジャガイモのタネイモの植え付け間隔を狭くすると、生育するスペースが狭くなって、ジャガイモも大きくなれません。
最低株間を15~20㎝程度で植え付けると大きく育ちます。

●よいタネイモを選ぶ
ジャガイモ栽培は、タネイモを選ぶことから始まります。
タネイモは、必ず栽培用の「タネイモ」を購入して植え付けてください。
外見は大きくてぷくっとして傷のないものがよいタネイモです。
食用として購入したイモや自分で栽培したイモをタネイモにすると、ウイルス病に感染していることがあります。

●病害虫対策
無菌のタネイモであれば、病気は予防できますが、栽培していた土にはまだ残っている場合もあるので、連作は避けてください。
収穫期に雨が続くと、株が腐る等病気が発生しやすいので、ダイセン水和剤や、銅水和剤で予防散布してください。

害虫では、茎葉を食べてしまうテントウムシダマシがよく知られ、ジャガイモを食べた後は、ナスやキュウリに移動するため、早めに予防してください。
オルトラン、ダイアジノン、ディプテレックスなどが有効です。

家庭菜園でジャガイモ作りに挑戦しよう

家庭菜園で初心者がジャガイモを育てても小さいままだという人が多いのではないでしょうか。

ここでは、初心者でもできるプランターでの育て方について説明します。

ジャガイモは、寒冷地以外では、年に2回栽培が可能です。
東京を基準で、以下になります。
・秋植え(8~9月)で収穫(11~12月)
・春植え(2~5月)で収穫(5~7月)

プランターでのジャガイモ栽培の手順

【用土】
野菜栽培用の培養土(ばいようど)を購入します。
培養土は肥料がバランス良く配合されているので、初心者でも簡単に栽培することができます。

【プランター】
深さ30㎝以上、容量20L以上の深くて大きなプランターを準備してください。
ジャガイモは1株にの5~6個なるので、たくさん作りたいなら長方形がよいでしょう。

【種イモ】
種イモ(タネイモ)とは親になるイモのことで、収穫するのはこのタネイモから出来る子イモです。
いろんな種類の種イモがありますので、好みの種類を選んで下さい。

・種イモの切り方
芽を切らないように避けて2~4等分にします。
種イモの大きさが2Lサイズ(260g~190g)なら4等分、Mサイズ(120g~60g)なら2等分、それより小さければそのまま使います。
切った切り口が腐らないように草木灰(そうもくばい)または「じゃがいもシリカ」を切り口に押します。
無い場合は2~3日切り口を乾かしてください。

家庭菜園でのジャガイモの植え付け方法

家庭菜園でジャガイモを育ててもいつも小さいのに、大きく育てられたら楽しいですね。
ここでは、ジャガイモを大きく育てるための植え付けから収穫までの方法について説明します。

・植え付け
プランターに上から2~3㎝残して土を入れます。
種イモを15~20cmの間隔で位置確認のための仮置きをしましょう。
種イモの位置の土を15~20cm土掘り、必ず芽を上にして種イモを置き、土をかぶせます。
全て終えたら、全体の土を平にして、水をやります。
これから後は水は控えめにし、土が乾いたようなら与える程度にしてください。

・芽かき(=わき芽取り)
植え付け後1か月程度で草丈が15㎝ぐらいになり茎が出てきますの、最も太い茎を1本残して他は取り除きます。。
全ての茎をそのままにすると、十分の栄養が行きわたらず大きく育ちません。

・土寄せ
わき芽を取ると同時に茎の根元に土を寄せます。
これはイモが土の表面に出ず、土の中にいるようにするものです。
ジャガイモが日に当たると緑色になり有害成分を含むようになるからです。

・追肥
生育途中に与える追加の肥料です。
葉の色に精彩がなくなってきたら追肥してください。
初心者であれば追肥の簡単にできる肥料がよいでしょう。

・収穫
花が咲き、葉と茎が黄色く枯れてきたら収穫の時期です。
植え付けから2か月半(75日程度)ぐらいで収穫できます。
収穫10日前ぐらいから水は控えて乾燥気味にしておいてください。

家庭菜園で作ったジャガイモで注意すること

育てたジャガイモが小さいとがっかりしますが、大きく育つとうれしいですね。

最後にジャガイモの注意点について説明します。

・ジャガイモの注意点
ジャガイモの芽や、日に当たって緑色になった部分は、天然毒素のソラニンやチャコニンが含まれるので、この部分を十分除去することが大事です。
家庭菜園で作った小さなジャガイモは、この毒素を含んでいることも多く、注意してください。
口にすると吐き気・下痢・おう吐・腹痛などの食中毒になります。
数分後から数日後に発症するようです。

・ソラニン・チャコニンの含まれる部分
芽、芽の根元、緑色の皮、未熟で小さいジャガイモ等に含まれています。

・ジャガイモの食中毒の予防方法
芽や芽の根元はきちんと除去し、緑色をしているジャガイモは避けましょう。
皮は厚めに切り、皮を付けたままで食べるのは禁物です。
日に当たると緑色になるので、保存する時は日の当たらないところにしてください。

ソラニン・チャコニンはなかなか分解されないので、本当に注意が必要です。
小学校で栽培したジャガイモを食べたら、食中毒になったということもあります。
家庭菜園などで栽培する時には十分気をつけてください。

収穫の感動を味わおう

丹精込めてお世話をした野菜が、大きく育って収穫できるときの喜びは言い表せないほど大きいものです。
反対に、途中で枯れてしまったり、収穫物が小さかったときは、とても残念な気持ちになりますよね。

少し手間をかけることになりますが、手をかければ野菜は応えてくれます。
自分で育てた野菜は美味しいですよ。

大きく育てて収穫の喜びを味わいましょう!