コップ・カップ・グラス・タンブラーの違いや特徴について!

私達が生きるうえで、水分摂取はしなければなりませんよね。

そこで皆さんは、飲み物を飲む時に何を使って飲みますか!?

飲料容器にはコップ以外にも、カップ、グラス、タンブラーがありますよね。
全て飲み物を入れる容器の名称ですが、違いはあるのでしょうか?

今回は、コップ・カップ・グラス・タンブラーの違いついて、お伝えしたいと思います。
合わせて、健康増進の為にオススメな飲み物についても紹介します。

コップ・グラスに使われる事が多いガラスの種類について

グラスやコップ、カップの違いを知るのに、まずはガラスの種類を知る事です。

種類は数千を超えるほどあるのですが、その中で最も使われているガラスでは、窓ガラスや瓶等に使われているものです。

次に鉛ガラスとも言われていて、高級なガラス製品に使われていたり装飾品にも多く使われているものです。
カットの仕方次第でキラキラと綺麗に輝き、普通のガラスと異なり特殊な作り方により強度を増したガラスになっています。
複数のガラスの間に樹脂等を挟んでくっ付けて作るため、普通のガラスより3から5倍の強度が得られるのです。
衝撃に強いので車のガラスや防犯ガラスとしても使われていて、樹脂によっては防汚音効果や紫外線反射等の機能を付ける事が可能です。

それから実験用ガラス器具や大きな照明器具に使われていて、家庭では電子レンジにかけれられる調理器具として使われています。

ガラスはプラスチックを強化するのに用いられていたり、断熱材やスタッドレスタイヤのひっかき材としても使われる事もあります。

さらには陶芸に使われている粘土の粘りを調整する時に使われますが、それはガラスを結晶化させたものになります。
これを使うことで陶芸品の強度や断熱性が増すことができます。

それからガラスの仲間にアクリル樹脂で作られているガラスもあります。
これは有機ガラスと呼ぶことが多いです。

まだまだ挙げればきりがないほど、種類が存在するのが私たちがイメージするガラスなのです。

ガラスのコップ・グラスで飲み物を飲むと美味しい理由は?

コップやカップとグラスの違いは原料にもあり、ガラスは珪砂と呼ばれる砂から作られていて、珪砂を溶かして液体にして冷やし固めてガラスになっていきます。

歴史とともに色々な作り方が発展してきていて、普通固体の物質は規則的な結晶構造を持っています。
しかしガラスの場合は、網の目が不規則に連なっているだけで結晶構造を持っていないのが特徴で、この状態をガラス状態と呼んでいます。

この状態は液体に近いと考えられていて、ですから熱を加えると液体のようにドロドロになります。
そして冷やすと固まり、窓ガラスやガラス瓶はこの性質を活かして作られているのです。
ガラスは色々な名前で呼ばれていて、日本では瑠璃や玻璃やびいどろやぎんまんと呼ばれています。
オランダ語のガラスが一般的に使用されるようになり、漢字で書くと硝子と書くのは硝石が原料に使われているので、この漢字が使用されているのです。

ガラスコップで飲むと美味しいのは、ガラスが無味無臭で中に入れた飲み物に臭いが移らない構造のためです。

缶ジュースを飲んでいる時には、口元に缶の臭いがする時もあると思いますが、ガラスにはこのような事はないのです。

容器の臭いがなく、飲み物を注ぐ時に心地良い音がして冷やしたグラスに注ぐのも気持ちが良いものです。
水滴がつくのも涼しく、ガラス製のコップやグラスにはこうした臭いや音や見た目等の五感を刺激して美味しく感じるのです。

コップ・カップ・グラスの違いとは?

コップとガラスとグラスの違いは、大人であれば基本的には使い分ける事が出来ると良いです。

コップとはオランダ語のkopが言葉の由来で、元々はガラスや紙等の材質を問わずに取っ手の付いていない容器の事を指しています。
しかし日本では江戸時代に長崎で外国との貿易が行われていた時に、ヨーロッパからガラス製品が輸入されて、その時に飲み物を飲むための器を指す言葉としてコップと言う言葉が日本では定着していました。

そのため現代の日本語としてのコップは材質は問わずに、取っての有無も関係なく飲み物を入れる器全般をコップと呼んでいます。

それからカップは英語のcupが由来で、取っ手の付いた熱い飲み物を飲むために使う器になります。

またグラスは英語のglassが由来で、ガラス製で取っ手の付いていない器をグラスと呼んでいます。
ガラスは熱い飲み物を入れてしまうと、割れてしまう危険性があります。
そのため今ではガラス製のグラスは冷たい飲み物を入れるものになっています。

コップ・カップ・グラスとタンブラーとの違いは?タンブラーの便利な使い方

タンブラーは、具体的にはハイボールグラスやソフトドリンクやロングカクテルを飲む時に使うグラスの事を言います。
日本では飲み物を入れる容器はコップと呼ぶと説明しましたので、タンブラーもコップと呼んでも間違いではありません。

容量幅は6オンスのものや10オンス等様々で、レストランではタンブラーと言うと水用のグラスの事を指します。

室内だけではなく、外に出かけた時にも持ち歩く事等の様々な使い道があります。

タンブラーの賢い使い方を考えてみましょう。

まず水筒と異なり長時間の保湿や持ち運びは望めない作りです。
しかし問題はなく、基本的には自宅やオフィスでお気に入りのドリンクを入れて温度を保ってくれるのである程度の時間であれば楽しめます。

小さい物は240mlで大きいものは470mlで大きさがあり、直ぐになくなる心配もないでしょう。

長時間の持ち運びは望めませんが、学校や仕事場へ持って行くだけなら十分だと思います。

水筒は重いですし、マグカップでは冷めやすく直ぐに飲んではつぎ足す必要があるので面倒ですが、そんな時に便利であるのがタンブラーだと言えるでしょう。
ドリップしたコーヒーを受け止めてそのまま飲む事にしか使えないカップとは違い、スープジャーの代用品としても使えますよね。
保温性があり耐熱性もあるので、スープを入れて持ち運ぶのに便利です。

マグカップやコーヒーカップの違いとは?体に良い玄米コーヒーを飲もう

コップの中でもマグカップとコーヒーカップの違いは何なのでしょう。

カップの中にはマグカップと呼ばれるものもあり、カップの定義通りに主に温かい飲み物やスープを入れて飲んだりします。
容器の素材も陶器やガラスやステンレス等小さいお子さんが使うものであれば耐熱プラスチック等、素材は色々あります。
マグカップの意味は英語ではなく和製英語で、英語で取っ手付きのカップをマグと呼んでいます。
いつから日本で呼ばれるようになったのかは明確ではありませんが、当時の人はどっちの意味も同じだと思って合体させてしまったようです。

ちなみにコーヒーカップやティーカップ等もありますが、これはそれぞれの飲み物を入れるコップという意味です。
中々混同してしまうでしょうが、ちょっと知ると面白いです。

そんなコーヒーカップやマグカップでただコーヒーを味わうだけではもったいありません。
どうせなら、少しでも体に良いものを飲みませんか?

そこでオススメが玄米コーヒーです。
玄米コーヒーには疲労回復効果のあるビタミンBや丈夫な歯や骨を作るマグネシウム、亜鉛等のミネラルや、解毒作用を促すフィチン酸等と、身体に良いものが豊富に含まれています。

この後作り方を紹介しますので、ぜひお試しください。

玄米コーヒーを作ってステキなカップで飲みましょう

コップとカップの違いは分かったと思いますが、違いが分かった所で玄米コーヒーを飲んでみましょう。

玄米コーヒーの作り方は以下の通りです。

玄米大さじ4杯をフライパンで40分炒って、容器に移して冷まします。

それをコーヒーミルで粉末状にしてください。

その玄米コーヒー粉小さじ1杯を200ml程のお湯を注いて飲むだけです。

玄米コーヒーは酸化しやすいので1日分ずつ作る方が良いでしょう。
40分も炒ると大変なのですが、時間を短縮しようと強火にしてしまうと玄米がはじけて飛ぶ可能性があります。

30杯分をまとめて作りたい人は、玄米を100g用意して、ホームベーカリーのジャムコースにセットしたあと、ミルサーで挽いてみると良いです。

出来上がった玄米コーヒーは小さじ1杯程をお湯200ml程を注ぐのが一般的な飲み方です。ご自身のお好みの分量を見つけられるとより味わえるでしょう。

多めが好みの場合粉っぽさが気になるでしょうが、スプーンでかき混ぜながら飲むと溶けやすいです。
それからアイスで飲む場合は、玄米コーヒー小さじ1杯をお湯50mlを注いて混ぜて、そこに氷と水を加えます。

水の代わりに牛乳や豆乳にしてみるとまた違った味わいになるでしょう。
でも身体を温め免疫力を高めダイエット効果を期待する場合はホットで飲むことをオススメします。

飲み物に適した容器を使おう

いかがでしたか。

飲料容器には、色々な素材や形状のものがあり、分類しづらいですよね。

簡単な分類方法としては、使用飲料の温冷、取っ手の有無を優先して考えるといいでしょう。

毎日使うものだからこそ、飲み物に適した容器を使いたいですね。