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桃の種から発芽させて栽培したい!発芽を成功させるコツは?

      2017/11/07

桃の種から発芽させて栽培したい!発芽を成功させるコツは?

甘くてジューシーな実をつける桃は、夏が旬の人気の果物ですよね。

日本の桃は沢山の品種があり、その美味しさから、世界でも評価されています。

そんな桃を、自分で栽培してみましょう!
桃の種は市販されていないので、実から取り出したもの発芽させます。

今回は、桃の栽培の仕方と、発芽を成功させるコツについて、ご紹介します。 

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桃を種から発芽させたい!桃の栄養と効能

皆さんは桃を食べていますか?
食べた後、種はどうしていますか?

普通は、生ゴミとして捨ててしまうと思います。

でも、その桃の種、どうにかして発芽させられたら面白いでしょう。

そんな発芽させたい桃について、まずは知ってください。
もっと、育ててみたくなるかもしれませんよ。

まず、桃は分類としてバラ科モモ属に属し、原産地は中国と言われています。
季節としては、夏の7月~9月頃が多く出回る時期です。

夏に食べる桃は、甘くて美味しいですよね。
日本の主な産地は、山梨県(約32%)、福島県(約24%)、長野県(約12%)の順番となっています。
どこも桃の産地として有名ですよね。


★桃の栄養と効能

桃の主な栄養成分は、食べる果肉100gに対して、食物繊維1.3g、カリウム180mg、ナイアシン0.6mgです。

効能として、便秘改善・美容効果・高血圧予防・動脈硬化予防・脳梗塞予防・心筋梗塞予防・冷え性改善・二日酔い予防・がん予防・老化予防等が期待されます。
桃は、表面のうぶ毛を洗い落とし、皮ごと食べると、よりたくさんの栄養が摂ることができるでしょう。


★栄養成分の効果

・食物繊維
桃の食物繊維は、整腸作用のあるペクチンが豊富なので、便秘改善に効果があります。
便秘は、肌荒れやストレスの原因にもなるので、美容にも効果があります。
特に、大腸がんの予防にも効果があるので、オススメです。

・カリウム
カリウムは、血圧を下げる作用があるので、高血圧予防としても効果があります。

・ナイアシン
ナイアシンも比較的多く含まれており、冷え性や二日酔いに効果があります。

・カテキン
ポリフェノールの一種であるカテキン類も含まれ、がん予防や老化予防にも効果がある注目の成分です。

桃の品種について

これほど栄養豊富な桃、少しは自分で種から発芽させて育ててみたくなりましたか?

現在、日本国内では、黄桃や白桃などが多く出回っています。

・黄桃(おうとう)

果肉が黄色で、あまり甘くなく、熟してもそれほど柔らかくならないのが特徴です。
黄桃は、ほとんどが缶詰に使われます。

あまり甘くないため、缶詰の加工がほとんどで、生食は少なかったのですが、だんだん生食用の黄桃が出てきています。
生食用の品種では、『ゴールデンピーチ』や『黄身子』などがあります。

主に、山梨県を中心に栽培されており、まだ農家も少なく、高級品として出回っています。

・白桃(はくとう)

桃の皮と果肉ともに白っぽくて、上品な甘さが特徴です。
有名な品種は、『浅間』(山梨)や『清水』(和歌山)などがあり、『川中島』(長野)も最近、美味しいと知られてきています。

8月上旬から出荷されます。
この他、白桃に属しますが、ピンク色をした品種もあります。

この品種は、袋を使わないで栽培したものです。
白桃は、高級品として市場に出荷されています。


・白鳳(はくほう)

皮の色が赤に近く、果汁がたっぷりで、濃厚な甘さが特徴です。
酸味が少なく、酸っぱさに弱い人には、オススメです。
7月中旬~8月上旬にかけて、市場に出回ります。

桃の種や花は漢方薬に利用されている

桃に限らず、様々な種は発芽するための栄養を豊富に含んでいますので、栄養抜群であるのは間違いありません。

その中でも桃は、種と花が漢方薬としても使用されてきました。


・桃の種

桃の種には、たくさんの栄養が含まれています。
桃の種を割ってみると、さらにいくつかの種が出てきますが、これらは「桃仁(とうにん)」と呼ばれているものです。

脂肪油、アミグダリンなどの成分をあり、漢方薬としてよく知られています。

桃仁は、消炎・鎮痛や血のめぐりを良くする作用・便秘・肩こり・頭痛・高血圧・脳梗塞の予防に効果があります。
さらに、婦人病への効果として、生理不順・生理痛・更年期障害など、女性特有の症状の緩和に効果があることから、注目を浴び人気となっています。

しかし、桃仁はとても効果が強いので、使う際には、必ず専門医のアドバイスを受けるようにしてください。


・桃の花

花にも、効果があります。
漢方では、桃の花は「白桃花(はくとうか)」と呼ばれる生薬として使用されています。
日本では、半開きの花を白桃花と呼びますが、中国では完全に開花した花をそう呼びます。

白桃花には、利尿、緩下の作用があり、利尿剤や下剤に多く用いられています。
また、むくみの解消や便秘改善、生理不順にも効果があります。

桃仁同様、白桃花が含まれる漢方薬を使用する場合は、専門医のアドバイスを必ず受けるようにしてください。

桃の種子の発芽を成功させるには休眠打破が重要!

桃の種子で発芽させるには、まず果肉をしっかり除去する必要があります。
なぜなら、果肉には発芽の抑制物質があり、種まきする前に取り除く必要があるのです。

果肉はヌメリなどがあり、除去が面倒なのですが、砂など使って揉む感じで擦ると取りやすくなります。

また、種皮を砂などで傷つけることで、発芽時の吸水を促進することにも役立ちます。

桃の種皮は硬く、発芽時に水分が取れるように種皮を傷つけます。
このとき、大事な仁を傷つけないように、くれぐれも注意してください。

桃の種子は、収穫時にまいても、休眠していて発芽しません

そこで、休眠打破といって、休眠から目覚めさせる必要があります。
休眠打破は、低温によって可能になります。
自然に打破するなら冬の寒さで打破し、春に発芽するのが自然です。

種子を保存しておき、春にまくのが自然なのですが、実は種子は乾燥すると発芽力が低下してしまいます。
そこで、人為的に低温処理をして、発芽をさせると良いでしょう。

低温処理の適温が5℃で、期間は2~3月が良いと言われています。
ひとつの方法は、温度が冷蔵庫の温度と同じなので、冷蔵庫で保存しておき、秋にまきます。

もうひとつの方法は、乾燥を防止する方法で、バーミキュライトなどの用土を湿らせて、種子と一緒にビニール袋などに入れておきます。

自然状態で発芽させたい場合は、鉢などを使って、種子が乾燥しないように地面に埋めておけば、簡単に低温処理ができるでしょう。

桃の種から発芽したら行う作業

桃の種から発芽した後の作業について説明します。

☆苗植え
11~3月に植えます。
鉢植えは、10号鉢などに植えます。

地植えは、植え付けの2週間前に、50cm四方の植え穴を掘って土作りをします。
80~90cmの高さで切り、支柱で支えてください。

☆桃の木の土作り、水やり、肥料の与え方

・土作り
鉢植えは、赤玉土(小粒)7~8と、腐葉土3~4の割合で作ります。
地植えは、植える2週間前に苦土石灰を、1週間前に腐葉土や堆肥を2~3割を植え、穴を掘った土に混ぜましょう。

・水やり
鉢植えは、充分水を与えます。
地植えは、根付くまでの2週間は水を与えますが、その後は必要ありません。

・肥料の与え方
植え付けのとき、緩効性化成肥料を施します。
鉢植えは、2~3月と10~12月の2回、地植えは2~3月・5~8月・10~12月の3回、有機質肥料か速効性化成肥料を施します。

☆桃(モモ)の木の受粉~剪定の時期と方法

・ 受粉
人工授粉をします。
3~4月頃に6~7割ほど花が咲いたら、雄花を摘み取り、綿棒などに花粉をつけて雌花につけます。

・ 摘蕾・摘果
摘蕾は、2月下旬~4月中旬に、枝の先端の方の蕾を取ります。
摘果は、5~7月に、1本の枝に1~2個を残し、他の実を取ります。

・ 袋がけ
病害虫から実を守るため、摘果で残した実に袋をかけます。

・ 剪定
12~2月に枝を剪定、樹形がY字になるように仕立て、余計な枝を切り落とします。

桃の収穫のタイミング&美味しい桃の選び方・保存方法

桃の種から発芽した後の作業の最後として、収穫のタイミングは難しいですよね。

品種によって収穫の時期は違いますが、5~8月に赤く熟した実を収穫していきます。

実が少し赤色になり、被せていた袋を外し、1週間程度日光に当てると、実の色がよくなります。
完全に緑色の部分がなくなり、耳たぶほど柔らかくなってきたら、収穫の時期です。


・桃の見分け方(選び方)

桃がふっくらとして、きれいな丸みをした形になり、全体的に紅く色付いているのが、美味しい桃です。

果皮の色が濃いほうが甘味があり、色の濃い部分に白い点々があるのが、より甘味があります。
また、果皮全体にうぶ毛があり、香りの強く出ているものが、美味しい桃です。

・桃の保存方法
桃は室温で保存しておくと、果肉がすぐに柔らかくなり、場合によっては傷んでいきます

室温で保存する場合には、かたい桃は新聞紙などで包んで、風通しの良いところで常温保存しておいてください。
桃は冷やし過ぎると、甘味が落ちていきます
食べる2~3時間前に冷蔵庫の野菜室へ入れて、冷やすのが良いでしょう。

手で軽く触れてみて、柔らかみを感じる程度であれば食べ頃です。
熟した桃は傷みやすいので、早めに食べたほうが良いでしょう。

桃は枝に付いていた部分に比べて、お尻(果頂部)の部分の方が糖度が高くなり、甘くなる傾向にあります。

ナイフで切るときは、縦に切り、枝側のほうから食べていくと、最後まで甘味を感じて食べられます。

桃の栽培をしてみよう

桃は、自分で栽培することができますが、美味しい実を実らせるためには、こまめな管理が必要になります。

せっかく栽培するのなら、美味しい桃の実を食べたいですよね。
桃は、1年を通して花や実など、満喫できるものが多いので、自ら栽培することで、高い満足感が得られるでしょう。

美味しい桃が収穫できるといいですね。

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