白菜とキャベツの違いって?特徴や栄養などに違いはあるの?

白菜やキャベツの違いについて皆さんはご存知ですか?
白菜やキャベツは食卓によくでる食材ですよね!

白菜とキャベツはそれぞれどのような栄養があるのか、お話したいと思います。

また、白菜は部位によって食感などに違いがあるって知っていましたか?
白菜を使う際に参考にしてみてはいかがでしょうか?

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白菜の特徴や用途について

白菜とはアブラナ科のアブラナ属に分類される、二年生の植物です。
原産国は中国ですが、元となる種類は今でもトルコなどで見かける菜の花であると言われています。

なお中国では山東系、北方系、南方系の3つの系統に分けられており、日本では山東系のF1品種が作られています。

一口に白菜と言っても種類や用途は様々です。
例えば日本で最も多く出回っているものは、てっぺんまで葉が重なっている「円筒型」と言われる種類です。
葉が重ならない「砲弾型」や、てっぺんが開く「半結球白菜」は漬物に使われることが多いようです。
下側も開いているものは「不結球型」と言い、見た目は小松菜やほうれん草に似ています。

長い筒のような形をしているものは「タケノコハクサイ」で、1kgほどの大きさに改良したものはそのまま「ミニ白菜」と呼ばれています。
「ヘアレス白菜」は、表面に産毛などがなく、汁が多いのでサラダにすると美味しいようです。

一風変わったところでは「ハクラン」という、キャベツとの雑種が存在します。
これは品種改良の研究中に開発されたもので、味は美味ですが数は少なめです。
キャベツなどとは違い、歯応えは生でも火を通しても柔らかい方に入ります。
あっさりとした味なので、どのような料理にも合います。
日本では加熱することが多めですが、アメリカではサラダの素材として用いられます。
朝鮮半島ではキムチの材料になるようです。

 

キャベツの特徴や用途について

キャベツは白菜同様、アブラナ科に属している多年草ですが、栽培に関しては一年生の植物として扱われるという違いがあります。

一般的に知られているグリーンキャベツは葉が20枚ほどになったところで徐々に丸い形となっていき、螺旋状にてっぺんまで包み込んでいきます。
ただし茎はほとんど育ちません。

真ん中に近い葉ほど内側を向いていますが、これは外側の葉が育った後で内側の葉が育つため、密集しやすくなるのです。
キャベツを重さで判断するのはこのことから来ています。

生で食べる場合は千切りにしてサラダの具材や揚げ物の付け合わせとして使われます。

業務用のものはみずみずしさを維持しつつ、量をかさ増しするために、水に浸しておくことが多いようです。
しかしこうすると水に溶ける性質の栄養素は失われてしまいます。

また生のキャベツは消化が良くないので、食べ過ぎるとお腹を下してしまう可能性があります。

火を通すならスープや鍋の具材として好まれており、登山ではキャベツから出る水分を使用して豚肉を煮込むものがあります。
焼きそばや焼き肉と合わせれば脂っこさを抑えられますし、北海道では鮭の重ね漬けという漬物が存在します。
ドイツにもザワークラウトと呼ばれるキャベツの漬物があります。

キャベツに含まれている酵素を利用した栄養ドリンクやダイエット食品、胃腸薬なども生み出されており、人々の健康を支えています。

 

白菜とキャベツは栄養に違いがあるの?

白菜とキャベツはどちらもアブラナ科のアブラナ属に分類される野菜で、含まれている栄養素も大きな違いはありません。
ただしカロリーはキャベツの方が若干高く、たんぱく質や炭水化物の量も多めです。
つまり栄養素の総合的な量はキャベツが上回っていると言えるでしょう。

それだけではなくビタミンCもキャベツの方が白菜の倍以上も含んでいます。
これは水に溶けやすい性質を持っていますが、成分が溶け出したスープを全て飲み干したり、調理に掛ける時間を短くすれば、摂取する量も増えていきます。

また栄養ドリンクや胃腸薬の成分として馴染みがある「キャベジン」ですが、このキャベジンことビタミンUが豊富に入っているのもキャベツです。
胃酸が分泌されにくくなる効果があるので、アルコールを摂り過ぎた日などに摂取すると良いでしょう。
荒れている胃を落ち着かせてくれます。

白菜にも優秀な栄養素はたくさん含まれているのですが、9割以上が水分となっているので、飛び抜けて優れているものがないのです。

その点から考えると、栄養価が高いのはキャベツであると言わざるを得ないのです。

 

白菜とキャベツの違いは栄養効果にも

白菜とキャベツの違いは栄養素や効果にも現れています。

ここではそれぞれがどのような栄養素を含み、それらがどんな効能を秘めているのかを見ていきたいと思います。

【白菜】

葉酸:貧血を防ぎ、スムーズに血が流れるようにしてくれます。

カロチン:ガンを防ぎ、免疫力を高めることで身体を病気から守ります。

ビタミンA:活性酸素を取り除いてくれます。

ビタミンC:ニキビなどをすぐに消して、肌の美しさを保ちます。
疲れも取りやすくなります。

ビタミンK:止血や骨粗しょう症の予防をしてくれます。

カルシウム:骨を頑丈にするだけではなく、苛つきを抑えてくれます。

カリウム:むくみを取ってくれます。

リン:関節炎を和らげます。

食物繊維:コレステロールを抑え、肥満と便秘を解消させます。

【キャベツ】

ビタミンB2:ダイエット効果が期待出来ます。

ビタミンB6:皮膚や粘膜の強度を保ちます。

ビタミンE:アンチエイジングの効果があります。

ビタミンU:キャベジンとも呼ばれます。
胃潰瘍を防ぎます。

マグネシウム:偏頭痛を抑えてくれます。

ナトリウム:血圧のコントロールと、日射病の予防が行えます。

※この他にもビタミンA・C・K、カルシウム、カリウム、リン、食物繊維がありますが、効果は白菜と同様なので省略します。

 

旨みが違う?!コールスローはキャベツよりも白菜が美味しい!

コールスローには一般的にキャベツが使われていますが、実は白菜で代用することが出来ます。
白菜に変更することで、様々な違いが生まれます。

まず白菜には旨味成分であるグルタミン酸が含まれている上に、生の白菜はとてもしっかりとした歯応えがあるので、噛んでいるうちにどんどん深い味わいを感じ取ることが出来ます。

また白菜は豆腐や大根と並んで「養生三宝」という呼び名が付けられており、昔から中国では健康的な身体を維持するための薬として使われてきたのです。

実際に塩分を身体の外へと出してくれるカリウムや、老化を防いで肌の張りとつやを取り戻すβカロテンなどの栄養素を豊富に含んでいるので、身体にはとても良い食材です。

とくに冬場は旬でもあるので、他の季節よりも安く買うことが出来ます。
鍋の具材として活躍してくれることでしょう。
小売りを利用すれば、必要な量だけを購入することも出来ます。

いろんな調理法がありますが、いつでも手軽に食べようとするなら、やはりコールスローがオススメです。

200gの白菜を、繊維を横切るようにしながら千切りにした後、塩で揉んで5分ほど置きます。
そうしたら水気を切って下さい。

後は酢とレモン汁をそれぞれ小さじ2分の1、砂糖を大さじ4分の1、マヨネーズを大さじ1弱、そしてコーン30gと白菜を混ぜ合わせるだけで出来上がります。

 

白菜は部位によって食感の違いが楽しめる!

白菜は大きく分けると4つの味と食感の違いが存在します。
各部位の特徴とオススメの食べ方は次の通りです。

外側の濃い緑色の葉は繊維が太く、かすかな苦味を感じます。
張りがあるのでパリパリとした歯応えを楽しめます。
油との相性が抜群なので、炒め物が最も味を引き出すことが出来るでしょう。
煮物やグラタンなどにも向いています。

内側の黄緑がかっている部分は甘みと苦さのバランスが良く、柔らかい食感をしています。
煮物や鍋物だけではなく、芯を蒸し物や甘酢に漬けても美味しく食べられます。
千切りにした後、軽く茹でてから酢醤油を付けるのも悪くありません。

真ん中の、葉が閉じている黄色い部分はとても甘く、火を通すとさらに増します。
繊維までもが柔らかくて甘いため、そこまでしっかり火を通す料理にしなくても構いません。
サラダや汁物などに適しています。
八宝菜にしたり、茹でて柑橘系の醤油で味付けしても良いでしょう。

芯は根元をよく水で洗い、オーブンなどでじっくりと加熱してやれば甘みが出てきます。それはまるでステーキと表現しても間違いではありません。

キャベツとは味も栄養素も似ていますが、白菜の方が水分量が多いので、味付けを濃くしなければ水気で味が薄まってしまうかもしれません。
調理の際はその辺りに気を付けて下さい。

 

似ている野菜でも栄養に違いはある

白菜とキャベツはどちらも葉物野菜で、似ていますよね。

しかし今回紹介したように、栄養に違いがあります。

白菜は、鍋に入れる定番の野菜ですが、スープの味によってはキャベツに代えてみるのもいいかもしれません。
反対にキャベツを白菜に代えるのも新しい発見があるかもしれませんね。