運動してもだめ、食事を減らしてもだめ、何をしても体重が減らないのです。
ところが、ある人は、食べるものを変えたり、食べる順番を決めることでダイエットが成功したそうです。
そんなことってあるのでしょうか?
食事改善で自分にもできるダイエットは…あります!
自分に合っているダイエットは毎日続けられるものであること
○○○だけ食べれば痩せるダイエット、などと聞いたことはありませんか。
誰でも簡単にできそうで、TVで放送されると一定期間は多くの人達がチャレンジして、「自分はこれでやせました!」と、喜びの声などで評判をえますが、すぐに飽きられて、風化してしまいますよね。
筋トレに関するダイエット器具も、すごくいいプロポーションになれるかと思いきや、ハードな運動や、科学的根拠の低い運動を強いられたりして、最終的には目標に達せず、物置小屋行きになることも少なくないです。
では、どうすれば痩せることができるのでしょうか。
楽で簡単なダイエットなんて存在しません!
そう言われてしまう気がしますね。
しかし、楽で簡単なダイエットがないと、誰もが標準体型を得ることができずじまいではないでしょうか?
そこで、食事改善ダイエットの出番なのです。
少し、食事を変えるだけで、だれでも簡単にダイエットができるのです。
運動や食事制限がだめなら食事改善!
食事改善とは?
つまりは、食事の内容をよりよくすることです。
では、どうしたらいいでしょう?
まずは、自分の普段食べているものを、ノートに棚卸してみましょう。
チョコレートにプリンなど、嗜好食品は特に何時に食べたか、記録しておくと良いです。
昔流行った、記録するだけダイエットみたいですが、これはまさにその通りです。
棚卸をした後、何が太らせる元となったか、気づく人は多いはずです。
しかし、逆に気づきにくい食品もあります。
それは、何が痩せ食材だったか、ということです。
痩せ食材は、存在します。
例えば、オクラなどのねばねば食品、他にもわかめなどもそうですが、これらは、「痩せ食材」です。
ジャガイモや、フルーツジュースは、「太り食材」と言われています。
実際に調べてみると、わかるかもしれません。
野菜や肉、魚に大豆食品は、太りません。
しかし、炭水化物や糖類、油物は取りすぎると太ります。
だからといって、完全ゼロにしていいわけでもないのです。
炭水化物は脳も含むエネルギーになるし、脂質は、細胞壁のもとになったり、肌つやがよくなります。
炭水化物や脂質は、量より質です。
ダイエットに適した食事改善とは?
最初は、何を食べるべきか、食材選びが面倒かもしれません。
どれに何の栄養があるのか、調べなければならないからです。
図書館などで、情報を仕入れると良いでしょう。
ある方によると、人間より体温の高い動物の肉を避けるだけで、体重が減った、という説もあります。
また、緩いベジタリアンになることを推奨する方もいます。
どの方法も何かしら論理はあるのかもしれません。
自分の好きな食べ物で、確実に太るものがあるとしましょう。
完全にやめることはできますか?
ダイエットで出来ないことをやるのは、無理です。
それは食事改善とはいえません。
その場合は、例えば、一週間に1回、量を決めてOKにしてみましょう。
我慢するダイエットは続きません。
我慢しないダイエットが、毎日続けられる秘訣です。
自分にあった食事改善は?
様々なケースがあるので、「絶対にこれで痩せる!」とは、言えませんが、一部例を挙げてみましょう。
例えば、ポテトチップスを毎日食べている人がいます。
自分でノートをつければ、「太る原因はポテトチップスだ!」と、気づくところまでは出来ますよね。
この次は、どう対策を練るかです。
完全に断ち切るのは難しいと思います。
この場合の食事改善ダイエットの一例として、こんなのはいかがでしょうか?
一袋のポテトチップスを小分けにして、保存袋に入れる。
これだけでも、一日の摂取量は変わります。
それから、次の段階として、一日おきに食べる日と食べない日を作る。
そして最終的に、一週間に一度だけ食べる。
なんだか中毒から抜け出すようなやり方ですが、食べ物をいきなりやめるのは、子供から好きなおもちゃを突然取り上げるのと似たようなもので、なかなかうまくいきません。
揚げ物がやめられない、糖質飲料がやめられない方も、似たような方法や、もっとすごい方法でやめることができるかもしれません。
無理をして、突然やめるという意気込みは素晴らしいと思います。
ただ、ダイエットをしている人に良く言われることは、「少しずつ、太る元から遠ざかろうね」ということです。
毎日続けられる食事改善ダイエットが自分にとっての成功の秘訣
ここまでは、やめられない嗜好品をどうすれば、摂取を減らせるのかということをお伝えしてきました。
この次は、どんな食べ物が毎日食べられて、なおかつ痩せるのか、考えてみましょう。
この答えになる食事改善に関しては、一番簡単なのは、自分が日本人であるなら、和食にすることです。
それも、丼ものではなく、ダイエットには定食がお勧めです。
ご飯、お味噌汁、葉物に魚といった、栄養バランスのとれた食事です。
だからといって、ご飯を夕飯にお替りしたら、食べ過ぎですが…。
昼は普通にご飯一杯で良いですが、夕飯にはご飯は軽めの方がいいです。
夕飯を取るのは、寝る4時間前が良いとされています。
もし寝る前に小腹が空いたら、昆布やブロッコリー、キノコ類が良いです。
これらは痩せる成分も含んでいるそうです。
スープにすると更にかさましします。
また、朝、昼、夕の食事に関してなのですが、「ベジファースト」を行ってみるのも良いです。
ベジファーストとは、名前の通り、野菜から最初に箸をつけることです。
血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる食べ方なので、太りにくい痩せ方です。
是非、試してみてください。
食事改善ダイエットの注意点・補足
食事改善ダイエットで、お勧めできないものもあります。
例えば、自分で糖質オフにするのはいいのですが、糖質ゼロはやめておきましょう。
糖質オフは、言いかえれば、糖質を控えるだけなので、体に悪影響は出にくいです。
しかし糖質ゼロは、必要な脳の栄養がなくなったり、肉ばかり食べたりして、体に悪影響を及ぼす可能性があります。
糖質ゼロもまだまだ研究中なので、完全に体に良いとWHO(世界保健機構)も認めていません。
オフくらいにしておくべきです。
一度食事を終えたら、お替りをする前に20分間、休憩しましょう。
満腹中枢に信号が送られ、それでもお腹が空くなら食べてもいいですが、お腹が空かないならやめましょう。
満腹中枢への信号の正常化も、ダイエットへの近道です。
そして、フルーツジュースを控えてみましょう。
実はジュースにすると、大切な水溶性繊維質が壊れてしまい、ダイエット効果が大幅に薄れてしまいます。
果物を摂るならば、生がいいです。
しかも、朝に摂ると、すぐにエネルギーになるので元気になれますよ。
少しの工夫でダイエットは成功する
無理をして食べるのをやめるのではなく、満腹中枢を正常化したり、食べるものを少し変えたり加えたりすると痩せるのです。
嘘みたいで本当の話です。
そうやって痩せていった人の話はよく聞きます。
食べる楽しみを失くしてまで痩せる方が大変ですし、ただちょっとの工夫を加えるだけで、ダイエットの失敗から抜け出せるのです。
なかなか痩せない、という方は、是非一度お試しください。