いろいろなダイエット方法があります。
全ての人の夢は、ラクして痩せたいですよね。
最近では、砂糖を制限した糖質制限ダイエットや、炭水化物抜きダイエットなどが話題になっているようですね。
ご飯100gのカロリーや砂糖100gのカロリーってどれくらい?と疑問に思うこともあると思います。
糖質制限ダイエットや炭水化物ダイエットをする際に、参考にしていただけるよう調査しました。
炭水化物とはどういうもの?
よく、糖質制限ダイエットや炭水化物抜きダイエットという言葉を耳にします。
しかし、実際に糖質が何なのか、わかっている人は少ないように感じます。
同様に、炭水化物が何に含まれているのか知っている人も少ないです。
糖質は甘いものや、砂糖のことなのでしょうか。
炭水化物と糖質の違いとは、何なのでしょうか。
まず、炭水化物です。
「炭水化物」とは「糖質」と食物繊維から成り立つ化合物のことを指します。
「炭水化物」=「糖質」+食物繊維
です。
炭水化物は、糖質と表示することが可能です。
その場合は、食物繊維の表示も同時に必要になっています。
ご飯やパン、麺類、イモ類などが代表ですね。
炭水化物のカロリーは高いので、ダイエットをしている人は気を付けていると思います。
ご飯100gで168kcalです。
炭水化物が多い食事ですと、もちろん摂取カロリーも過剰になってしまいます。
ご飯と焼きそばセットやご飯とお好み焼きセットなど、炭水化物+炭水化物の組み合わせは、やはり危険です。
メインを炭水化物にしたら、副菜はサラダや冷ややっこにするなど、バランスを心掛けるだけでもダイエットになりますよ。
砂糖100gのカロリー
糖質+食物繊維が炭水化物であるということが分かりました。
次に、砂糖についてお話したいと思います。
砂糖のカロリーと糖質は、このようになっています。
砂糖100gで、
糖質 99.2g
カロリー 384kcal
となっています。
ご飯1杯で235kcalと考えると、やはりカロリーは高いです。
しかし砂糖100gというのは、カップ1/2程度の量です。
通常の料理では、こんな大量の砂糖を使うことはないでしょう。
砂糖小さじ1杯で、約4gです。
このときの糖質は約4g、カロリー約15.4kcalです。
この程度のカロリーでしたら、あまり気にする必要はないと思います。
砂糖ゼッタイダメ!とピリピリせずに、コーヒーにスプーン1杯程度の砂糖であれば、自分を許してあげましょう。
砂糖はダイエットの敵と思われがちですが、糖分は体にとって、なくてはならない栄養素です。
全く摂らないというのも、体に良くありません。
過剰な摂取に気を付ければ良いわけですから、あまり思いつめたダイエットはおすすめできません。
砂糖と炭水化物を抜いたダイエットは体に良いのか
糖質は、砂糖の「糖」という漢字が名前に入っているので、甘くて血糖値を上昇させてしまうというイメージがありますよね。
しかし、血糖値を上げない糖質も存在します。
糖質の1種である「糖アルコール」です。
消化吸収されにくいので、血糖上昇が少なくなります。
キシリトールなどが該当しますね。
また、エリスリトールという砂糖代わりに使える甘味料もあります。
砂糖は、100gでおよそ400kcalです。
料理に使う砂糖の部分をエリスリトールに変えるだけで、カロリーを抑えることができます。
砂糖より甘みが弱いので、レシピの砂糖より少し多めに入れると、ちょうど良いとのことです。
糖質ダイエットや炭水化物抜きダイエットが、安全な減量法であるのかどうかは、長期的な検証をしてみなければ、わかりません。
糖質を抑えることで、血糖値が改善したり、減量に成功したという話はよく聞きます。
実践している人も多いです。
長期的に見て、糖質を抑えた食事が本当に体に良いのか、まだわかっていないといえます。
いろいろな方法のダイエットが、次から次へと現れては消えていきますよね。
ダイエットは流行りではなく、自分の体やライフスタイルに合うものを行う方が良いと思います。
短期的な結果よりも、健康的な食習慣を身に着ける方が、大切なことと感じます。
砂糖100gの代わりに違う甘味料を使う
先ほど、砂糖の代用甘味料であるエリスリトールについてお話ししましたね。
砂糖の代用になるものは、他にもあります。
よく使われるのが、ハチミツとメープルシロップです。
ハチミツ100gあたり
糖質79.7g
カロリー294kcal
メープルシロップ100gあたり
糖質66.3g
カロリー257kcal
甘味料と違って、大幅にカロリーが減るというわけではありませんが、砂糖よりもカロリーが低く、人工甘味料よりも健康的という理由で人気があります。
ハチミツは煮物などの料理によく合うので、砂糖代わりに使うと良いでしょう。
メープルシロップは風味が強いので、料理に使うのには、あまり向いていません。
コーヒーや紅茶に入れたり、お菓子作りに使ったりするのがおすすめですよ。
前項でご紹介したエリスリトールですが、カロリーゼロの甘味料ですが、メロン・ブドウ・梨などの果実や、味噌・しょうゆなどの発酵食品に含まれる天然の糖アルコールです。
天然の甘味料なので、人工甘味料が気になる人は、こちらを使ってみてはいかがでしょう。
甘味料の安全性については、いろいろな意見があります。
それでも気になるという人は、やはり天然のハチミツやメープルシロップを使う方が良いでしょう。
これらの調味料が糖質制限ダイエットや、炭水化物抜きダイエットの味方になってくれることと思います。
栄養ドリンク100gの糖質(炭水化物)がスゴイ
糖質制限ダイエットや炭水化物抜きダイエットをしていると言っている人でも、ペットボトルの飲料を飲んでいると思います。
ペットボトルの飲料は、砂糖が入っているから飲んでいないよ、という人にも落とし穴があります。
あなたがお飲みになっているかもしれない栄養ドリンクやヨーグルトドリンク、あのミネラルウォーターにも意外なカロリーがあるんです。
まずは栄養ドリンクですが、栄養ドリンクの主な成分は糖質です。
栄養ドリンク100gに含まれる糖質(炭水化物)について確認してみましょう。
2つの商品の糖質とカロリーです。
①糖質10.8g カロリー46kcal
②糖質19g カロリー79kcal
炭酸で、あまり甘さを感じないかもしれませんが、かなりの量の砂糖が入っています。
砂糖を摂取すると、体が元気になります。
カフェインも、もちろん入っていますので、砂糖+カフェインで、一時的にパワーが出るようにするのです。
どうしても栄養ドリンクが飲みたいときは、糖質オフの栄養ドリンクを飲みましょう。
糖質オフの栄養ドリンクは甘味料を使っているので、カロリーが低めです。
だた、糖質オフの栄養ドリンクはカロリーが抑えられているので、本来の働きである栄養補給という役割を考えると、少し物足りないかも知れません。
飲み物に含まれている砂糖に注意
おいしいヨーグルトドリンクにも危険が潜んでいます。
ヨーグルトドリンク100gあたり
エネルギー:65kcal
水分:83.3g
タンパク質:2.9g
脂質:0.5g
炭水化物:12.2g
食物繊維:0.0g
です。
ヨーグルトドリンクに含まれる砂糖の量は200mlにつき、スティックシュガー13~14本分とされています。
缶コーヒーの砂糖の量がスティックシュガー6~8本ですので、いかにヨーグルトドリンクの砂糖の量が多いか、お分かりになるかと思います。
たくさんの砂糖が入っていることで有名な炭酸飲料と、同程度の砂糖の量なのです。
そして驚くことに、ナチュラルミネラルウォーターで人気の商品にもカロリーがあるのです。
ナチュラルミネラルウォーターなのに、どうしてカロリーが?と思われるかもしれませんが、ご注意していただきたいのは、フレーバー付きのウォーターです。
最近では、いろいろなフレーバーのミネラルウォーターが発売されていますが、しっかりカロリーがありますので、要注意ですよ。
ちなみに、人気だという「なし」フレーバーの100mlあたりのカロリーは、17kcalです。
バランスの良いダイエットを見つける
炭水化物も砂糖も、食べなければ生きていけない栄養素ですので、どうぞ、ダイエットのやりすぎには注意してくださいね。
食事と運動のバランスを取ることが一番のダイエットと思いますが、誘惑が多い現代社会ですので、うまく自分の生活習慣に合ったダイエット法を見つけられるといいですね。