カロリーが気になる!豚肉100gのカロリーとそのほかの栄養

肉類の中でも脂っこいイメージの豚肉ですが、カロリーが本当に高いのか、どこの部位のカロリーが高いのかご存知でしょうか?

今回は、部位別やほかの肉のカロリーを100g単位で比較します。

又、これから来る夏へ向けた夏バテ防止レシピ等もの紹介もいたしますので試してみて下さい。

豚肉100gの部位別カロリー

豚肉100gのカロリーが気になるとは思うのですが、豚肉にはいろいろな部位があります。

部位によってカロリーが違うため、それぞれ比較していきたいと思います。

すべての部位、脂身付きでの比較となります。

・肩 216キロカロリー
・肩ロース 253キロカロリー
・ロース 263キロカロリー
・バラ 386キロカロリー
・もも 183キロカロリー

バラ肉が想像通り群を抜いてカロリーが高いです。

理由は脂分が多い分、ばら肉はカロリー高めとなっております。

100gで100キロカロリー以上の差をつけて、ほかの部位よりカロリーが高いです。

そして、圧倒的にカロリーが低いのはもも肉です。

カロリーを気にされている方はもも肉>肩>肩ロースの順で選ぶとカロリーを抑えられそうです。

ただし、カロリーが少ない豚肉の部位は固くなりがちなので工夫が必要になってきます。

その点は注意しましょう。

豚肉100gのカロリー以外の栄養

カロリーが気になる豚肉ですが、100gあたりにもビタミンB1がたくさん入っています。

ビタミンB1の効果は、主に疲労回復効果です。

さらに粘膜を正常に保ち、美肌効果があります。

水溶性ビタミンなので、水分を摂取時によくとると体への吸収もよいです。

ビタミンB1は加熱分解されるらしいのですが、ニンニクなどと食べ合わせるとアリチアミンとなり、体内以外で分解されずらくなるとのことです。

このアリチアミンは栄養剤に含まれている物質なので、食べ合わせて天然の栄養剤のような効果になり得ると考えられます。

夏場など、特に暑さで体が疲れてしまい、肌もより熱で弱くなるので代謝を促進する必要があります。

そして、夏場は糖質に食事が偏りがちです。

そんなときは、ビタミンB1豊富な豚肉を摂ると、体の調子を健やかに保てるようになります。

肉別カロリーを100gで比較をしてみました

さて、ほかの肉と比べて豚肉のカロリーはどれほど高いのでしょうか。

脂身ありのもも肉100gで比較してみました。

・牛肉 246キロカロリー
・鶏肉 200キロカロリー
・ラム肉 217キロカロリー
・豚肉 183キロカロリー

意外と豚肉のカロリーは低いです。

では、牛肉のバラ肉100gと、豚肉のバラ肉100gも脂身ありの状態で比較してみましょう。

・豚肉 386キロカロリー
・牛肉 517キロカロリー

やはりカロリーは豚肉の方が低いです。

意外ですが、ダイエットをする方はできれば押さえておきたい情報ないでしょうか。

ただし、牛肉や鶏肉は、脂のある部分が豚肉よりも取り除きやすいです。

脂のある部分を取れば、牛肉や鶏肉の方がカロリーが低くなるので、その点も把握しておきましょう。

豚肉は、脂のある部分を取り除き辛いです。

次項では、脂を取り除く以外で豚肉のカロリーを抑える方法についてお話します。

豚肉のカロリーの抑え方

調理方法で、豚肉100gのカロリーを落すことができます。

その調理法の特徴について、解説していきます。

①茹でる

茹でることによりカロリーを1割削減するといわれています。

一番簡単で手間がかかりません。

②焼き

焼くことにより3割近くカロリー削減になるケースがあるようです。

しかし、フライパンなどで油をひくと台無しになってしまうので、注意しましょう。

油をひくと、3割カロリーが減ったとしても100キロカロリー以上、カロリーを上乗せされてしまいます。

③蒸し

水に油が溶けるわけでもなく、あまりカロリー減少効果がないとされています。

ただし、栄養素の損失は水に溶けださない分だけ少ないです。

比較してみると、油を引かなくてもよいコーティングのしてあるフライパンを使えば、一番カロリーを抑えられそうです。

しかし、カロリーを気にするようであれば、総合的に考えると茹でるのが一番手間もかからず、カロリーを抑えられると考えられます。

用途や目的によって、調理の方法を変えていきましょう。

豚肉100gを使った夏の健康に良い組み合わせ

夏は気温が高く夏バテになりがちです。

豚肉100gを使って、効果的に健康に必要な栄養を摂取していきたい所です。

その方法をご紹介いたします。

①クエン酸と一緒に摂取

夏は塩分がたくさん汗で流れ、ストレスが体にたまって疲れがちです。。

そこで、梅干しやレモンなど酸っぱい食べ物を摂取して、疲れづらい体を作りましょう。

さらに、豚肉と天然由来の酸っぱいものは味的にも合い、脂が舌に乗った時にコクを感じやすくするので、美味しいです。

そして、酸味があると、香りによって夏バテをしている人が食事しやすくなりますよ。

レモンに関してはビタミンCが入っているので、より疲れが回復しやすい効果があります。

②ニンニク・ネギ・玉ねぎなどと一緒に摂取

ニンニク・ネギ・玉ねぎ等の香りはアリシンといいます。

これは、豚肉のビタミンB1とくっついてアリチアミンという物質になり、疲れをとりやすくする効果があるのでおすすめです。

刺激があるため、夏バテしていても食べやすくなります。

さらに、豚肉を柔らかくする酵素が入っていることから、調理法的にも肉を柔らかくする効果がありおすすめです。

では、以上の方法の一部を使いながら、カロリーを抑えた夏バテ防止レシピを次でご紹介します。

豚肉の100gを使った健康に良い夏の低カロリーレシピ

さいごに、豚肉100gを使ったカロリー抑えめの夏バテ防止になる料理をご紹介します。

健康的であって、なおかつ低カロリーな一品です。

<夏バテ防止!柔らかレモン豚しゃぶ>

【材料 1人前】

・豚肉 100g
・キャベツ 100g
・ミニトマト 2個
・レモン 半分
・バジル 1枚
<A>
・玉ねぎみじん切り 50g
・酒 30g
<B>
・塩 3g
・酒 30g
・胡椒 少々
・砂糖5g

【作り方】

①豚肉を袋などに入れて、<A>と一緒に冷蔵庫で1時間漬け込みます。

1時間たったら豚肉だけ取り出しましょう。

②<B>に漬け込みが終わった①を入れて、混ぜてから火にかけて、小深鍋で一煮立ちさせてから弱火で3分加熱します。

③ ②の粗熱を取ってから、冷蔵庫で30分くらい冷やしましょう。

アレンジとして、冷凍庫に入れて、少し凍らせてもおいしいです。

その際は、冷凍庫から出したらかき氷状態のタレにするために袋を揉みましょう。

④洗ったレモンを絞り、果汁と③を混ぜます。

混ぜたものがタレになりますよ。

⑤洗ったキャベツを千切りして、洗ったミニトマトと共に皿に乗せます。

⑥氷水をボールに用意してから、豚肉を中まで火が通るように広げてしっかり茹でます。

豚肉に火が通ったら氷水の入ったボールに入れて冷やし、ざるで豚肉の余分な水分をきったら皿へ盛り付けましょう。

⑦皿へ盛り付けた豚肉の上に、④のタレをかけます。

さらに、その上にバジルを手でちぎって豚肉にかけたタレの上で散らして完成です。

豚肉を有効に使い暑い夏を乗り切りましょう

夏バテしがちな夏も、豚肉100gを使えば夏バテ防止策にもなります。

カロリーが気になりますが、牛肉ほどカロリーは高くなく、工夫次第でカロリーが抑えられます。

また、酸味との相性も抜群です。

ぜひ、有効活用してみてください。