冬が旬のどんこ鍋とは?味噌を使ったどんこレシピをご紹介!

どんこ鍋は食べたことありますか?

しいたけの傘が7分開きにならないうちに採取したもののことを『どんこ』と呼ぶので、しいたけ鍋のことと思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

じつはどんこ鍋のどんこは魚で、三陸地方でよく食べられています。

今回は、どんこの栄養やどんこと味噌で作れるレシピをご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

オーガニック野菜は安い?高い?どっち?

最近、オーガニックという言葉を目にする機会が増えたと思いませんか?普通の大型スーパーでも数年...

卵は常温で保存するのが正解?!卵の常識を学ぼう!

卵は毎日の食卓に欠かせない食べ物ですね。常に冷蔵庫の中に入っている食材のひとつだと思います。...

豚肉を使った健康効果のある味噌汁レシピ!厳選6種をご紹介

みなさんは、味噌汁は毎日食べていますか?冬には体が温まり、夏は水分と塩分補給になります。...

バナナ一本の重さはどれくらい?~バナナの種類と栄養~

手軽に手に入れられて、朝食の代わりに、ちょっとしたおやつに便利な食品「バナナ」。多くの人に愛...

もつ鍋に向いているのは、大腸?小腸?食べられる部位は?

暑い夏はビール、寒い冬は熱燗と。ご飯と一緒に食べるもつ鍋も美味しいですが、お酒との相性も抜群...

味噌ラーメンの具といえば、野菜炒め!その作り方をご紹介!

寒い冬に食べたくなるのが、味噌ラーメンですよね。そして、味噌ラーメンによく合う具材といえば、...

オーガニックハーブティーがおすすめ!ハーブの効果とは

最近、注目を集めているオーガニックハーブティーは、体に優しくて誰にでもおすすめできます。今回...

冷凍うどんはカロリー消費がよいので休日の食事におすすめ!

5食パックでおなじみの冷凍うどんは、常備食にマストですね。食欲がない時やカロリーを抑えたい時...

オーガニックの全粒粉で作る美味しいスコーンのレシピ

スコーンは、その昔にスコットランド料理で出されていたパンの一種です。スコーンの歴史は古く、初...

ヨーグルトと牛乳を混ぜるだけ!自家製ヨーグルトとラッシー

ヨーグルトと牛乳の組み合わせ。聞くだけで腸に良さそうなイメージですよね。毎日それぞれを食べた...

男爵イモとメークイン、どちらがポテトサラダに向いている?

ジャガイモ料理の中でも、ポテトサラダは子供にも大人にも人気ですね。同じレシピでも、ジャガイモ...

手作り果物ジュースや濃縮還元ジュースの栄養について調査!

生の果物や野菜で作るフレッシュジュース、とてもおいしいですよね。お店で売っている濃縮還元ジュー...

牛肉を使った味噌炒めを作ろう!簡単なコツやレシピもご紹介

「今日はガッツリと牛肉が食べたいな」なんて思う日もあると思います。牛肉を使う調理法は沢山あり...

牛乳を味噌汁に使ったレシピや牛乳と味噌の相乗効果をご紹介

味噌汁といえば、味噌以外に何を入れているでしょうか。鰹や昆布からダシを取ったり、顆粒ダシを入...

知らなかった!?ヨーグルトを作る生物の役割と効果

ヨーグルトを作るのに、必要な微生物である乳酸菌。普段、ヨーグルトを食べていても、特に気にするこ...

スポンサーリンク

どんことは何を指すのか?どんこの栄養は?

どんことは、エゾアイナメという魚のことです。

アイナメという名前が付いていますが、アイナメの仲間ではなく、タラ目チゴタラ科チゴダラ属、つまりタラの仲間に分類されています。

『どんこ』という名は、地方によってはハゼ類の総称として使われ、時にはカジカ類も含まれることもありますが、今回ご紹介するどんことは違う種類です。

北日本でどんこ鍋に使われるエゾアイナメは見た目はグロテスクですが、味は淡白で旨みがあり、小骨がなく食べやすい魚です。

旬は秋から冬で、11月から3月が最盛期です。

特に肝が美味しいと評判で、肝は寒い時期に大きくなり味もよいそうで、鍋に入れると濃厚なだしが出ます。

では、栄養はどうでしょうか。

エゾアイナメは、高タンパク、低カロリー、低脂肪で、鉄分やカルシウム、ビタミンAなどを含んでいます。

タンパク質は疲労回復の効果があり、鉄分は貧血や冷え性予防にも役立ちます。

カルシウムが含まれるので、歯や骨を強くしてくれたり、イライラを抑える効果もあるんですよ。

またビタミンAも含まれ、目のビタミンと呼ばれるロドプシンを作るのを助けます。

このように、どんこには健康に役立つ様々な成分が含まれています。

ぜひ旬になったら、食べてみてください。

この記事では、どんこを使った味噌鍋の作り方を中心に、どんこのレシピをご紹介します。

どんこは味噌と合う?鍋以外の使い道もたくさん

どんこは、プリっとした食感や淡白な味わいのため、どんこ汁という味噌汁や、どんこ鍋という鍋に調理されることが多々あります。

どんこはあっさりして、かつ旨みが出ますから、味噌のコクのある味と相性がよいのです。

どんこは肝が絶品で、肝を取り出して、魚の周りに塗って焼く『どんこの逆さ焼き』という変わった料理もあります。

釣ったばかりのどんこなら新鮮なうちに、味噌と一緒に身と肝を叩く『味噌たたき』もおすすめです。

肝の旨み、おいしさが大いに楽しめます。

また、他の魚と同様、煮付けにもできます。

ふっくらと煮付けにすると、白身がたまりません。

このように、どんこはいろいろな料理が楽しめる、魅力たっぷりの魚です。

もし手に入ることがありましたら、ぜひ淡白な白身と旨みたっぷりの肝を味わってみてくださいね。

まずは、どんこ料理代表の、どんこ鍋のレシピをご紹介します。

味噌入りどんこ鍋を作ろう!どんこのさばき方

冬にはどんこ鍋を囲んで、みんなで温まりましょう。

まずは、どんこのさばき方からご説明します。

【材料】(4人分)

・どんこ 2尾
・豆腐 半丁
・ニンジン 半分
・しいたけ 5~6個
・しめじ 1袋
・長ネギ 1本
・ごぼう 20cm
・白菜 5枚
・水 1.5ℓほど(鍋に合わせ適量で)
・ほんだし 小さじ2
・味噌 大さじ3
・酒 大さじ2

【作り方】

①どんこをさばきます。

尾から頭に向かって、包丁で軽くこすりながら、ウロコとヌメリを取っていきます。

頭のウロコもしっかり取りましょう。

②胸びれの下に包丁を入れて、斜めに切ります。

ひっくり返して反対も同じように、胸びれの下から斜めに包丁を入れ、頭をとりやすくします。

頭を引っ張り、内臓を取り出すと、白い部分が見えるはずです。

それが肝ですので、大切にとっておきます。

③内臓を取り除き、きれいに洗ったら、身を好みの厚さに切ります。

頭は半分に切ります。

身と肝に熱湯をかけ、臭みとヌメリを取ります。

④適当な大きさに切った野菜(ネギ以外)と豆腐、どんこの身を鍋にきれいに並べ、水を入れて火にかけます。

アクを取りながら煮ます。

⑤具が煮えたら、味噌、ほんだし、酒、どんこの肝を入れ、火にかけます。

最後にネギを加え、味を整えて出来上がりです。

寒い時にはどんこ汁を作ろう!どんこを使った味噌汁レシピ

どんこ鍋の次にご紹介しますのは、どんこのだしたっぷりの味噌汁です。

どんこ汁は、寒い時期に食べたくなる東北地方の郷土料理です。

どんこは寒くなると旬を迎え、脂がのってきますが、主に三陸地方で漁獲されるどんこを、なべや味噌汁にして食すことで、体を温める効果も期待できます。

鮮度のいいどんこで作りましょう。

【材料】(4人分ほど)

・どんこ 1尾
・大根 輪切りで4cmほど
・豆腐 半丁
・ネギ 半分
・出汁 1l
・味噌 大さじ5
・酒 大さじ2
・塩 少々

【作り方】

①前項のどんこ鍋の作り方の方法で、どんこをさばきます。

どんこは輪切りにして、塩少々をふっておきます。

身と肝は別々にしておきます。

②大根はいちょう切りにします。

豆腐は一口大に切り、ネギは斜めに薄切りにします。

③出汁をなべにいれ、大根を入れて、火にかけます。

大根が煮えたら、どんこの身を入れ、アクを取りながら煮ます。

④どんこが煮えたら、火を止めて、豆腐を鍋に加えます。

味噌と酒も加え、もう一度火にかけます。

⑤肝と長ネギを加え、沸騰直前に火を止めます。

出来上がりです。

鍋や汁物以外にもこんな料理も!どんこの味噌たたき

肝を使ったどんこのたたき。

肝と味噌のコクを楽しむことができる料理の一つです。

新鮮などんこが手に入ったら、もちろん鍋もいいですが、ぜひたたきも味わってみてくださいね。

【材料】

・どんこ(下処理済) 1尾
・味噌 小さじ1
・細ネギ 2本
・すりおろし生姜 適量

【作り方】

①どんこを三枚におろします。

背中側の尾の付け根から包丁を入れ、中骨付近まで開きます。

肛門の後ろから包丁を入れ、腹側も開きます。

②中骨を切り離して、片側の身を切り取ります。

中骨を下にして、反対側の身も切り取ります。

背中側の頭の切れ目から包丁を入れていき、尾の方へと開きます。

③腹側も尾の付け根から開き、中骨と半身を切り離します。

左右とも腹骨をそぎ切ります。

皮と小骨も取り除きます。

④肝は熱湯にさっとくぐらせて氷水にとり、水分をペーパタオルでふき取ります。

⑤身と肝を一緒にして包丁で荒くたたきます。

④味噌を③に加え、ネギを刻んだものも加え、包丁で混ぜ合わせます。

⑤美しく器に盛り付けて、好みですりおろし生姜を添えて、出来上がりです。

味噌の味が付いてますが、醤油を少したらして食べるのもおすすめです。

肝を生かした一品!味噌を使ったどんこの逆さ焼き

肝が特別おいしいといわれるどんこ。

鍋以外にもこんな肝の味わい方がありました。

内側にあるべき肝をどんこの外側に塗って焼きあげるため、逆さ焼きという名前になりました。

【材料】

・どんこ 1尾
・卵黄 1個
・生姜 少々
・ネギ 少々
・味噌 (肝の半分くらいの分量)
・酒 適量

【作り方】

①どんこの下処理をします。

どんこを水洗いして、包丁で鱗を取ります。

エラの間から包丁を入れ、エラを取り除き、腹の中に指を入れて、肝を取ります。

②残った内臓を取り出し、流水できれいに洗います。

③肝を包丁でたたき、ペースト状にします。

④卵黄をほぐして、味噌、酒、すりおろした生姜をなめらかになるまで混ぜ合わせます。

⑤ネギを斜めに薄切りにして、④に合わせます。

⑥どんこの表面の上側だけに塗ります。

220度のオーブンで10分ほど焼きます。

魚の大きさによって、焼き時間は調整しましょう。

どんこは必ず肝も食べよう!

いかがでしたか?

住んでおられる地方によっては、どんこを見たことも食べたこともないという方もおられたかもしれません。

しかし今では、ネット上でも購入可能です。

どんこの肝は一度食べてみる価値がありますので、冬になりましたら、ぜひどんこを食べてみてくださいね。