畑の肥料に米ぬかって使えるの!?米ぬか肥料の作り方

精米所でたくさん出る、米ぬかですが、実はこの米ぬかって、いろいろなものに有効活用できるのです!

これからご紹介する、畑の肥料に米ぬかは使えるのか?ということですが、使えます!

ですが、そのまま使うのではなく、発酵させて使いましょう。

米ぬか肥料の作り方と、様々な使い方についてご紹介していきます。

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米ぬかは畑の肥料になるの!?

精米して白米にする際に、除去される種皮や胚芽部分が米ぬかと呼ばれる部分ですが、ここには実にたくさんの栄養素が詰まっていて、そのまま捨ててしまうのは正直とてももったいないです。

玄米は胚芽部分などが取り除かれていませんからとても栄養がある食品ですが、私たちの大半は、玄米ではなく米ぬかが完全に取り除かれている白米を毎日食べているのです。

ですから、この米ぬかの部分は昔から米ぬか油などにも利用されてきましたし、今畑の肥料としても再度注目を浴びています。

この栄養たっぷりの米ぬかを肥料にして畑に撒くことで豊かな土壌ができますが、米ぬかをそのまま巻いてしまうと、虫の発生や米ぬかが発酵した際に熱やガスが発生する恐れがあります。

そのため米ぬかは一度発酵させてから畑に撒くようにしなければなりません。

そこで米ぬかを発酵させるのに必要なのがEM菌です。
このEM菌と米ぬかを使ってできた「EMボカシ肥料」は、畑にとって抜群の肥料となるのです。

 

畑に使う、米ぬか肥料にはEMを!その理由は?

そもそも米ぬか肥料を作るのに、このEM菌を使うのが良い理由とはいったいどんなものなのでしょうか?

EMとは、Effective(有効な)Microorganisms(微生物たち)の略で、乳酸菌など私たちの体にとって良い働きをしてくれる”善玉菌”の集まりです。

どの菌も身近な菌ですが、それらの菌が集まることによって、それぞれ各菌の持つ能力以上の能力を出すことができるのです。

EMを生ゴミで発酵させてできた肥料を畑に撒くことによって、野菜は強く育ち、農薬などに頼らなくても害虫から身を守ることができます。

それらの野菜の味自体もとても美味しく、品質の良い野菜ができるのですから嬉しいですよね。

なぜ、このEM菌を使って作られた肥料が野菜を強く育てることができるのかというと、生ゴミ自体にミネラルや抗酸化物質が含まれているので、微生物はまずそこから良い栄養を得て、さらに良い栄養を作り始めます。

そうしてできた土壌には、土の中にいるミミズなどの他の生き物が生き生きと活発に活動し、さらに良い土壌を作ってくれるという好循環が生まれるのです。

 

米ぬかを使って、畑の肥料を作ってみよう!

では、早速米ぬかとEM菌を使って、畑の肥料を作ってみたいと思います。

まず、以下の物を用意してください。

軽量カップ
密封容器
米袋
黒ビニール袋
ジョウロ

【EMボカシ肥料の材料】
米ぬか4kg
油粕1.5kg
魚粉1.5kg
お湯600cc
糖蜜10cc
EM10cc
汲み置きしておいた水

容器に米ぬか、油かす、魚粉を入れてよく混ぜます。

別で水を40℃程度に温め、糖蜜とEMを加えて混ぜ、ジョウロに入れます。

このジョウロを先ほどの容器に注ぎます。

良く混ぜ合わさったところで米袋に詰め、さらに黒ビニール袋に入れて密閉放置します。
日中は太陽の光をあて、夜は家の中に入れるようにします。

冬には、気温が低いですから毛布にくるんだりして温度を少し上げて発酵しやすい環境を作ってあげてください。

このままで1週間ほど放置しておくと完成です。

この「EMボカシ肥料」を堆肥と混ぜることで、より良い肥料ができるでしょう。

材料はあくまでも参考ですから、ご自宅でいろいろな物を配合してみるのもおもしろいかもしれませんね。

 

肥料だけではもったいない!驚くべき栄養成分を持った米ぬか

畑に撒く肥料にするだけではやはりもったいない、米ぬかはすばらしい栄養の宝庫です。
とくに、パワーの源と言われているビタミンB1は米ぬかに豊富に含まれていますし、食物繊維も成人女性が1日に摂取しなければいけない食物繊維の半分の量も米ぬかには含まれているのです。

どれだけ米ぬかが栄養豊富かということが分かっていただけると思います。

米ぬかは栄養満点だけでなく、美容にも良く、抗酸化作用もあります。
これはビタミンEがなせる技なのですが、ビタミンEには紫外線を吸収してシミを作ってしまう元になるメラニンの生成を抑えてくれます。
これで、美肌を保ってくれるのですね。

また、血糖値やコレステロールを抑える働き、便秘や冷え症を改善してくれる働きもあります。
これらの働きは結果的に生活習慣病である動脈硬化の予防にもつながるのです。

このように女性にはうれしいことづくめの米ぬかですので、やはり肥料にしてしまうのは勿体ないといわざるを得ませんね。

 

米ぬかを食事に取り入れてみよう!

この栄養満点な米ぬかを畑の肥料とはせず、普段の食事に取り入れることはできないものでしょうか?

そんな方法を紹介いたします。

米ぬかをまずフライパンで油をひかずに火にかけ、煎っていきます。

火はあくまでも強火ではなく中火で7~8分かけてあせらず煎ってください。

その際に、木べらなどで絶えず米ぬかを動かしておかないと焦げてきてしまいますから要注意です。
まんべんなく鍋の底から混ぜてくださいね。

このように煎っていくと水分がどんどんと飛んでいき、米ぬかは乾燥していきます。
そして香ばしい良いにおいが部屋中に広がってきます。

この際、煎る時間が長すぎると、だんだんと苦くなってくるので気をつけてくださいね。
煎った米ぬかは煎る前に比べて、ちょっと茶色がかっているはずです。

それをふりかけのように大さじ2杯ほど炒め物やご飯の上にかけたりして食べるのです。

このように、普段は密閉容器などに入れて、食べる分だけその都度から煎りするのが良いのでしょう。

もし2週間ほどで食べきれないと思う方は、最初から冷凍保存するようにしましょう。

 

食事に米ぬかを取り入れるなら、安心で新鮮なものを!

畑の肥料以外に普段の食事にも取り入れる方法を紹介いたしましたが、食事に米ぬかを取り入れるならば、良い米ぬかを使うように気をつけたいものです。

良い米ぬかというのは、3日以内に精米されたばかりの新鮮なものです。
精米された後の米ぬかは、どんどんと劣化が進んでいきます。
しかも米ぬかの劣化はお米に比べてさらに早く、酸化がどんどんと進んでいってしまうのです。

その速さは、1日で2倍、3日で4倍、10日で10倍となっていきます。
ですから、精米から1週間も経ってしまった米ぬかは酸化が進んでおり食用には適しません。

酸化が進むと、どんどんと米ぬか独特のにおいがきつくなってくるので、そのにおいがあるかどうかでも、新鮮かどうかが分かるでしょう。

また新鮮以上に安全性も大事で、残留農薬の検査がされ、基準値が超えていないものが食用に適しています。

国内で取れた米産地のお米に関しては、まず基準値は超えていないと見て良さそうです。

 

米ぬかは肥料だけではもったいない!

米ぬかの肥料について紹介しました。

米ぬかは、いらないものだとして捨ててしまう方も多いと思いますが、実は米ぬかは素晴らしい効能を持っています。

肥料としてはもちろん、食事に取り入れれば、健康にもいいことが分かりましたね。

食事に米ぬかを取り入れるときは、ぜひ安全で新鮮なものを使用してくださいね。